表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!  作者: 犬丸 大福
打倒、物語の強制力

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
107/146

真っ当な感覚が育ってない

「こっちの方から来たよね?進んでみようか」

お兄様が指揮を取ります。


「では、俺が先行します」

ライ様が露払いをしてくれるようですわ。


少し進むと、ホネがわらわら出てきます。

ライ様が縦横無尽に駆け回ると、バキバキと聞こえて、ホネが塵になっていきます。

たまに、ドンと地面に穴ができてます。


「ワサビ、ライ様が走るとホネが消えるの?」

「あれは、走りながら殴ってるっす。所詮ホネなんで、一発で終わりっす。

たまに勢い余って地面に当たってるっす」


「なんで、あんなに脆いのに、軍の皆さんは一旦引こう、と言ったの?」

ホネ、骨粗鬆症なの?


「魔法の攻撃やセンバの殴打と、一般兵の攻撃力を同じと思っちゃダメっす。

それに、普通の兵士はあんなに早く走れないっす。

しかも、お嬢様が殴ったってわからない位早く、殴りながら走れなんて、普通の兵士に求めるモノが高すぎるっす」


「ディ、僕達センバを見すぎて、感覚がおかしいからね?」


「じゃぁ、普通の兵士の皆さんが魔物を倒すとしたら、どんな風に倒しますの?」


「俺達が軍の訓練に参加して、見せてもらった時は、数人で囲んで足止めをしている時に、後ろからグサリっす。

なんせ、魔物から傷を受けたら、その時点でそいつは戦線離脱なんで、陣形が崩れるっす。

だから、前で魔物を引き付けながら、攻撃を受けないように仲間との連携を大事にしてたっす。

そんで、後ろからグサリ。

なので、あの精鋭達で1体に3人かけてるっす」


「なるほど。それじゃぁ、引こう、と言いますわね」


「だから、本来、僕達高位貴族が討伐に参加して魔法で加勢して、義務を果たすことで敬ってもらえるのに、クズどもめ、ひとっつも義務を果たしやがらねぇ!!」


「あ、お兄様がお金がないって言ってましたわ」


「クズ侯爵には言ってある。金はもうない、屋敷にあるもの売って金にしろって。

そしたら、それを聞いたクソ親父、使用人達の給料減らそうとしたらしい。

そしたら、みんな辞めるって言い出して、快適空間をもたらしてるのは使用人達ってわかってる侯爵が、そこは止めたらしい。

でも金がないのは本当だからね。さて、どうするんだろうね?」


「お二人とも気をつけて下さい!多分、そろそろ大元に着きます」


「あ。そうでしたわ。

ライ様は、大丈夫ですの?疲れてませんの?」


「天使が「リアですわ!」りりりりリア嬢が俺を心配してくれた…」


「え?だって、全部倒してくれましたもの。大丈夫かな?って思って」


「りりりりリア嬢が天使!お望みなら、これから王都まででも走ります!」


「「やめて!」」

お兄様と全力阻止しますわ。




そして、たどり着いたのは、高さ2メートルぐらい、幅3メートル位の大きな岩が鎮座し、


辺りにはイヤな気配が満ちた場所だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ