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ジャムのステータス


 ◇◇◇◇◇


【ステータス】


種族:人族

性別:男

年齢:15


体力値  :53(有効使用率48.0%)

魔力値  :6798(有効仕様率0.003%)

物理攻撃値:91(有効使用率72.1%)


魔法属性 :火属性+++

      水属性+

      風属性

      土属性+

      雷属性+

      光属性++

      闇属性


 ◇◇◇◇◇


 『ステータスオープン』に手を置くと、硝子板に様々な文字が浮かび、下の黒い紙に転写された。


「おお〜。素晴らしくアンバランスな数字だね〜」

「に、しても…………やっぱり」

「「「「「「十五なんだ」」」」」」


 みんな、何なんだよ。

 初めから十五って言ってるよね。まさか、本当に信じてなかったの?

 アンナさんまで参加する?

 ほら、牛獣人の人も遠目から見てるじゃん。


「中性的なショタ…………。あっ!いえいえ、ジャム様は、年齢制限をクリアされておりましたので、書類上の審査は受けることができます。こちらの用紙に記入をお願いします。もし、文字が書けない場合は、代筆をいたしますが」

「大丈夫です。自分で書けます」


 って、今、ショタとか言った?

 お姉さん、そっち属性の人?


 と、まぁ、色々考えながら書類に記入をしていると、横では、僕のステータスの話で盛り上がっていた。


「なぁなぁ、体力値の有効使用率、高すぎない?普通、二十くらいだろ」

「でも、そもそもの数字が低すぎるやんか」

「いや、それ言うたら物理攻撃値の有効使用率のほ方が異様だって、ほぼクリティカルや」

「いや、それもそもそもの数字が低すぎるし」

「でも、魔力値は、やっぱりって有効使用率だな」

「有効使用率に0.00なんて数字があったんじゃな」

「普通は、六十くらいだろ?」

「いや、儂は七十超えとるぞ。確か、ラチェアもそのくらいじゃろ」

「七九。八十手前だよ」

「それより、魔法属性、全属性持ちって何?」

「それに、ほとんどが+付きって……」

「この魔力値と属性なら、大魔法使いだよな」

「ウチらで一番高いの、やっぱりラチェア様?」

「二千九百くらい」

「儂が二千丁度じゃ」

「字が書けて、中性的な幼顔に童顔。ギルド職員に欲しいわぁ。お姉さんが─」


 なんか、変なコメントも入っていたけど、概ね僕のステータスは変らしい。


 詳しい説明とすると、体力値は耐久性。これがゼロになる程のダメージを受けると死んじゃう。

 でも、人間、死ぬ寸前まで動けるって事はない。

 そこで、有効使用率。

 この%分までは、何とか戦闘を続けれるけど、これを越えると、動けない、瀕死って状態になるみたい。

 まあ、怪我した部位にも寄るみたいだから、あくまでも目安。


 次に魔力値。

 これは、身体に巡る魔力の量。

 有効使用率は、その魔力をどれだけ無駄なく使用出来るかという率。

 当然、魔法が発現しない僕の有効使用率が低いのは分かるけど、かつてない低い数字を出したみたい。


 物理攻撃値。

 素手での攻撃力。武器を持つと、武器によって攻撃力が変わるから、素手。それに、同じ刀を持つにしても、剣道五段の人と素人では、同じくらいの筋肉でも攻撃力が変わるから。

 で、ここでの有効使用率。

 筋肉が凄くても、上手に動かせない人っているよね。戦闘向きの筋肉って言うんだろう。ボディービルダーと柔道家の違い、みたいな。

 でも、前世の記憶では、ボディービルダーっていう筋肉LOVEな人がいたらしいけど、この世界でもいるのかな?無駄な筋肉を自慢する必要なんてないと思うんだけど……ナルシストは、どこでもいるから、いる?

 分かんない。


 最後に、魔法属性。

 文字通り、属性魔法の種類。

 属性が無ければ、✕。属性があれば、属性名だけ。

 属性が強く出ていれば、+。もっと強く出ていれば、++。もっとで、+++。

 本当は、七属性以外にも、時やら空間やら花やら、色んな属性があるらしいけど、この『ステータスオープン』で調べられるのは、この七属性だけ。

 ちなみに、この『ステータスオープン』を考えた転生者の人は、凄い財産を残したんだって。転生者にも、素晴らしい人がいて、良かったよ。

 こんな人ばかりなら、僕も『転生者です』って、自慢できるのに…………。

【昊ノ燈です】


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