はじまり
転移して来たが今は魔力に集中している。魔力だが今はいろんなことができるんじゃ無いかと期待している。火は出せた。今は街道沿いに歩いている。時刻は早朝。朝から魔法タイムだ。水も出せた。飲めるのは確認した。危険だがしょうがない。ふざけてビーフジャーキーを思い浮かべて見ると出て来た。まじか!食糧危機が!なくなった。これで大丈夫かな。美味いし最高だった。噛みしめながら歩いた。何やかんや試しながら歩いていると村に着いた。人だ!寂しく無いなこれで。まあまあ大きな村で500人くらいが暮らしていた一面はたけだ。俺はベーコンを大きな袋にいれて持って歩く大量に。それを村の中心で交換して貰った。お金が手に入った。村の外れに一軒家を建てた。魔力で。トイレ、キッチン、洗面所、寝室、食堂付きで建てたかなり居心地がいい。控えめに言って最高だ。昼飯を考える。何がいいかな?サンドイッチでいいか。照れ焼きチキンサンドだ。うまうまだ。あ!住人に見つかった!
「なんだそれ、美味いのか?」
「まあ、俺は好きですけど?」
「一口くれよ」
「まあ、いいですけど」
「うまっ!何だこれ!まじか!パンもやらけー!」
「いや、一口って言ったのに、、、、」
「まだあるんだろ?!」
「有るけどあげませんよ」
「何!?」
「明日作ってあげますからお金準備して下さいね」
「分かった!今日の夜だな!?」
「ちゃんと聞いて下さい」
「夜がいいんだ。勿論明日もな!」
「ハァわかりました。一食銅貨3枚ですから3人前位で良いですか?」
「あ!ちょい待ちっ!30人前で!」
「ハイハイ三十人ね、30!?」
「頼んだ!」
「ハァ、、、、」
その後はお祭り騒ぎだった。意外と楽しかった。酒も振る舞ってくれた。旨し。侮れん。俺の売ったベーコンも出て来た。最初にサンドイッチ食べた村人ジークが広めてサンドイッチを明日大量に作ることになった。俺のベーコンは美味かった。
「朝だぞ!!」
「おいおい早くないか?」
「待ちきれなかった」
「おいおいゆっくりさせてくれよ」
「それよりサンドイッチだ!」
「分かった分かった材料揃えたか?」
「勿論だ」
「分かった今行く」
「早くこいよ、取り分なくなるぞ?」
「分かった分かった、俺の分あるんだな、、、、」
イースト菌とか醤油とか砂糖とか色々準備した。小麦は村で準備した様だ。パンを焼く窯も作った。食パンを焼く型も作った大量に500人分の肉は村持ちだ。鶏を飼ってるのでそれをしめてくれた。パンは耳がついたままだけどな。イヤイヤやっぱり切らないと。切った。みみはラスクにした。砂糖は高級品だ。村人は盛り上がってる。砂糖!砂糖!ってなかんじで。朝から大試食会になった。美味かった。最高。ただ一食では足りなかった人が続出した。美味いがいかんせん量がない。俺は近くにある商業都市に足を運ぶ事にした。朝飯食ったら出発だ。
俺は魔力で自転車を作る。そしてアイテムボックスを作る。魔力を出しまくる。出来た。自転車に乗り先を急ぐ。今日中に着きたいな。魔力で身体強化だ!万能万能!まじでスゲー。夜にはついた。やった。宿屋に泊まる。小銀貨一枚からだった。ベッドが有る。まあ自分で作ればいいんだけど忘れてた。まあいい。敷布団を敷いて寝た。飯はカツサンドだ。美味かった。紅茶を飲んだ。旨し。
おはよう今日は朝から元気だ。宿屋は素泊まりだ。厨房を借りて豚汁を作る。そしてシャケおにぎりも。熊みたいな料理人が味見させてくれって言って来た。
「どうぞ熱いですよ?」
「分かった、匂いは嫌いじゃないが、、、、味はどう、ふぅ、ふぅ、美味い、もう一杯!」
「イヤイヤ、七味を加えて、どうぞ」
「おおー!美味い!まじか!この味噌って言う奴は作れるのか!?」
「ええ、味噌作りキットです大豆が必要です、後塩。紙に書いてますから」
「イヤイヤ読めないんだ俺!」
「わかりました。午前中だけ付き合いますよ」
「おおー!やったぜ!」
「先ずは大豆を茹でて下さい」
「おおい!ちょい待ち!先ずは茹でるんだな。それで?」
「ーーーって感じです。」
「ふぅ、待ち遠しいな」
「じゃあ、頑張って下さい!」
「おう!」
俺は近所で焼き鳥の屋台を出した。ねぎまと鶏皮とタレだ。屋台はいい匂いを漂わせている。人が集まって来た。ただ皆一歩引いて見ている。意を決した様に1人の男が集団の中からやって来た。全種類一本ずつだった。
「まじでいい匂いだ。特にこの茶色いの、はぐ、ウマっ!もう一本!いや2本、あ、イヤイヤ5本頼む!」
「5本な毎度あり」
「ヤベー、皮もうめぇー!ねぎまも!」
「特別に砂肝もお付けしますよ。毎度どうも!」
「俺も!」
「わしも買う!」
「私も」
「俺も!」
「まいどー」
「カァー!エールが欲しい!」
「うめぇなこりゃあ、砂糖が使われてるのか?!」
大繁盛だった。宿屋の熊さんも来てくれた。うれしい。名前はダナンさん。夜には売り切れになった。宿屋に帰る。そしてジャガイモを蒸してバター醤油で食べた、旨い、、、、、、、、最高。ビールをキンキンに冷やしてグビグビ。おいダナンの旦那手が止まってますぜ?スタスタと近づいて来て芋をかっぱらって行った。表情が緩んでいた。強面なのに。笑笑。にへらってかんじで表情が否応なく緩む。どうだ?美味いでしょう?笑っていると睨まれた。怖や怖や。
蒸かし芋は栄養が逃げないので最高に美味いのだ。むふふふ。ダナンの大将もそう思うでしょう?ふふふ。分かればいいのだ。最高でしょう?ここで塩辛の出番です!ウマウマ。ウマウマ。最高。ヒャッホウ!