表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/41

03 傭兵がつらいよ

「あら、どうも躾のなってないのがいるようね」

「む、これは失礼を。……貴様ら、宿舎で訓練待機を命ずる。俺が戻るまで訓練メニュー反復」


 お義姉様の言葉にすぐさまビルさんが反応、兵の皆さんから絶望めいたうめき声が上がります。中にはきっかけを作った若い兵員のお尻を蹴り飛ばす人もいました。……無駄に禍根を生んだ気がするのです。


「あの……お手柔らかにお願いします、です」

「お気遣いありがとうございますネミア様。しかし我が傭兵団の矜持として雇い主のご親族様に無礼を働いてそのまま、とはまいりませんのでな」

「ふぇ、ビルさんたちは傭兵団だったのですか」

「ええ、我が家が懇意にしている傭兵団の『切り裂きの剣』よ」


 領内の戦力かと思っていたらまさかの外部委託でした。しかし懇意にってことはそこそこ付き合いも長いのでしょうか。


「はっはっは、懇意にというかもはや領兵のようなものですがな」

「そうね……貴方の傭兵団がいなかったら我が領は防衛戦力だけになってしまいますわ」

「」





























































評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ