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狼退治  作者: 麻蓮蒔 藍
狼たちとの出会い
3/12

お買い物

恵と秋兎は狼に会っていました。

数日前、秋兎が遠出しようと恵を連れ出しました。

遠出の理由は新しいゲームが村には売ってなく、隣街なら売ってるかもしれないからでした。

秋兎はさっさと恵の手首を掴み、ズンズンと隣街の商店街を進みます。

アゲーオというお店に着き、秋兎はさっさと中に入り込みます。

アゲーオとは雑貨、日用品、文房具、衣服、食品など売るお店です。

特にアニメ、ゲーム、本を中心に売っています。

品揃えが良く最新のものや中古まであり、老若男女、オタクなどにとってありがたいお店なのです。

一言でいえば、百貨店です。

恵は隣街に、行きたくありませんでした。

親の手伝いができないことと、振り回されるのは御免でした。

しかし、親がアゲーオに行くと知ると、いろいろと頼まれました。

仕方なく秋兎と共に目的は違えど、一緒に行くことにしたのです。

「あっ俺、親にいろいろと頼まれたから…。後で落ち合おう場所は…」

恵は掴まれた手を振り払いました。

「うん、後であの喫茶店で落ち合うってことで」

秋兎は喫茶店を指差す。

「了解」

二人はそれぞれ買い物をしに別れることになりました。

恵はさっさと買い物のすませ落ち合う喫茶店で、ココアを頼み本屋で買った小説を読んでいました。

しかし5時間以上たっても、一向に現れない秋兎を探しに喫茶店を出ることにしました。

数分後、恵は秋兎を見つけました。

「秋兎!何やってんだ」

「あっ恵だ!迷った」

秋兎は何処でも惑う一級品の迷子でした。


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