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狼退治  作者: 麻蓮蒔 藍
プロローグ
1/12

少年二人

山のふもとに農業が盛んな村がありました。

山に近い、村はずれの農家がひとつありました。

その農家は家族で営んでいました。

今は夫婦の息子が野原で羊に餌を食べさせていました。

息子の名はめぐみと言います。

そこへ、商業屋の息子が走って来ました。

「おーい、恵ーー!!」

大声とともに走って来ます。

そして、とても笑顔で輝いています。

商業屋の息子の名は秋兎あきとと言います。

「なんだ…秋兎か…」

恵は秋兎だと分かるととても嫌そうな顔になりました。

「え~、つれないな~」

「うぜえ、かかわるな…」

そう、恵にとって秋兎は嫌なやつだけでした。

「ね~聞いてー!!今期のアニメのレイスクがたまんねー!」

秋兎は二次元に染まっていました。

恵は無視し、羊の様子を見ていました。

ところで、レイスクとは妖精と悪魔の戦うハチャメチャストーリーです。

恵と秋兎はいつも通り、毎日こうして遊んだりおしゃべりしていました。

ほとんどは秋兎が無理やりに遊んでいました。

恵はいつも、親の手伝いができなくなるので、申しわけなさそうになります。

しかし、親は違っていました。

本当は遊んで欲しいと願っており、生真面目な息子が遊ぶことは大歓迎でした。

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