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風のグラスゴー 風雲編  作者: 玲於奈
第一部 北の大地
74/77

アイヌ語のピーク

なし

ウッドチップのない

針葉樹が適度に生える尾根道

ちょっとした

高原の散策のよう

軽やかに道をすすむ


行く途中に階段があり

山の山頂が

ボードがある

山の名前が、アイヌ語か

そして、三角点があった

なんも登ってないのに

ピークをふめた

ラッキーって感じ。

氣が付けば

「なんも」が自然に

道産子にちかづいているのか


道の脇には

これまたよくある

茶色のさくが

ロッジまで

尾根づたいに

つづいている


もうここまで来たら

追っ手も

大丈夫だろう

ほっと安堵する

左手の

朝焼けの湖を見ながら

ゆっくり

朝の散歩を楽しむ

心なしか

空氣もおいしいような氣がする

さすがに

都会とは違う

北海道


ロッジの建物が

だんだん近づいてくる

かなり大きいものだったんだ

そして

山小屋風の休憩所かと

思いきや

遊覧ロープウエイの

乗り場であった

冬はスキー場だもんね


もう一つ

それで思い出した


ポケットをまさぐって

群青のカードを出す。

きれいなカードだ。

万能カード。

ドラえもんかい。



なし

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