表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
……そうだ、投資を始めよう!  作者: 大本営
長期投資あれこそ
57/68

投資は入金力で決まる、について③ 支出抑制 車(下)~金食い虫との付き合い方~

 こんにちは、大本営です。


 前回は車保有の現状について触れたので、今回から本来の支出抑制について語っていきます。

 抑制と書いていますが大層なことではありません。

 期待された方がいたとした申し訳ないくらいです。

 構成としては前半が今までどのように対応してきたかを、後半は最近始めた対策になりますのでお付き合いいただけたら幸いです。



 ◇


 車関連の支出を最も簡単に抑える方法は車を保有しないことですが、その次に簡単な方法は車を一台しか保有しないでしょう。

 正確には夫婦で一台です。

 僕が結婚したての頃、嫁さんは独身時代から保有していた軽自動車があったのですが、僕も普通車を保有していたので夫婦で二台体制でした。

 維持費がかかること、かかること。


 当たり前ですね。

 単純に維持費が二倍になるのですから。


 次の車検では嫁さんの軽自動車は更新せず、夫婦1台体制にすると結婚する前に決めていたから良かったですが、そうでなければかなりの資金を消費していたでしょう。車の利便性に慣れてしまうと手放すことは容易ではありませんが、夫婦で二台所有している方は1台体制に切り替えることをお勧めします。

 この手法は有効ですが必要に応じて車の運転を入れ替えるので、夫婦の理解と協力がないと成立しません。


 天候に応じて自転車通勤に切り替えるとか、夫婦で一緒にマイカー通勤するとかが必要になります。



 同意してくれた嫁さんには、ほんと感謝の言葉しかありません。

 


 ◇

 

 維持費の削減方法というか捻出方法ですが、僕は車の維持費を毎月積み立てています。

 車検代や自動車税などの維持費の支払いは、積み立てた貯金でほぼすべて賄っていますね。



 詳細に移りますね。



 車の維持費専用の口座を用意して、貯蓄とは完全に別管理にします。

 口座を別にする理由は、他目的で使用することを物理的に不可能とするためです。



 複数口座を持つなんて面倒じゃね?

 一括管理した方が手間がかからないし、端数が無駄にならないぜ!



 ご指摘はもっとですが、残念ながら人の意志や管理能力はそこまで高くありません。

 物理的に口座をわけない限り、少し足りないから借りればいいと思うものなのですよ。


 実例が僕の奥さんです。

 独身時代の彼女は先取り貯蓄をしていましたが、口座を目的ごとに分けていませんでした。結果、車検などで必要になると引き出していたので、思うように貯蓄できず、先取り貯蓄って意味あるの? と感じたそうです。彼女は浪費家ではないですが、その彼女でも先取り貯蓄を使いこなせませんでした。



 貯蓄と使用目的が明確な貯金は、明確に分けることが必要なのです。



 貯蓄用口座は貯めるだけのために使用するべきで、引き出しが必要な車の維持管理費や通信費などとは別にするのが無難です。

 ただし、投資資金は貯蓄用口座から移動させていますね。

 増やすという意味で、貯蓄と投資は同じですから。

 注意が必要なのは、銀行はこのような行為を近年嫌っている点。目的別の口座を複数用意することが困難な場合は、マネーフォワードのようなアプリを使用することで管理が可能かもしれません。ただし僕は使用していないので詳細については触れませんが。



 口座を用意したら入金です。

 毎月5,000円と年2回のボーナスの度に50,000円を口座に入金します。

 ガソリン代については、毎月の小遣いから8,000円差し引きしています。


 一年に用意される維持費は、次のようになります。

(5,000+8,000)×12+(50,000×2)=256,000円


 これで自動車税や車検など諸々をすべて賄っています。



 おいおい、前回年間の維持費は1年間の維持費 428,700円って言ってたろが!!



 ご指摘はもっともですが、僕は自宅+駐車場付きの人なので駐車場代120,000円が不要な人なのです。

 車検・メンテナンス費用 80,000円は2年ごとですし、燃費を考慮してガソリン代を修正して、前回公開した維持費を再計算します。



 コンパクトカー:(総排気量1~1.5L)


 自動車税(種別割) 30,500円

 自動車重量税     12,300円

 自賠責保険料     11,500円

 自動車保険の保険料   73,000円

 燃料代         96,000円

 車検・メンテナンス費用(2年おき) 40,000円

 駐車場代(自宅兼なので不要) 0円

 1年間の維持費 263,300円



 差し引き7,300円が不足しますが、僕が保有するのは軽自動車なのです。

 自動車税(種別割)は平成27年4月1日以降で10,800円ですから19,700円削減されます。保険も調整していますが、こちらは保険会社によって異なるので今回は触れません。

 不足分に削減分を加味すると毎年12,400円が余る計算です。

 最初の年は余る金額が12,400円だけですが、10年で124,000円になるのでタイヤ代もここから捻出できるでしょう。



 車種によって積立金額の必要ですが、維持費に関してはこの手法で対応可能ですね。




 ◇



 維持管理費は積立で解決しますが、車の購入はこうはいきません。


 所謂、現金 or ローン問題です。

 リースという選択もありますが、こちらは詳しないので今回は話題にしません。


 現金派を支持される方の主張は、金利分だけ余計な出費をするじゃん という点でしょう。

 もっとも指摘です。


 ある金融機関のシミュレーションを元に、どのようになるか計算してみますね。

 借入金額を200万円と想定していますが、2023年4月~2024年4月の期間に一番売れた車種の価格帯が200万前後だからです。

 借入期間を7年と想定していますが、全保有車の保有期間が7年だからです。

 ローン金利は、とある地方銀行の銀行を元にしています。



 借入金額:200万円

 ボーナス返済:20%

 ローン金利:3.35%

 借入期間:7年


 計算結果

 毎月返済金額:21,394円

 ボーナス月の加算額:32,289円

 ボーナス月の返済額:53,683円

 総額:2,249,142円

 金利分:249,142円


 249,142円を高いとみるか安いとみるかは人それぞれですが、余計な金額を支払う点は間違いないです。



 ローン派の主張を色々確認したところ、現金で支払うとそれだけの金額が消えてしまうという点です。

 他には一度でもローンを組む事で、金融機関に信用履歴が残るという点もあります。




 ローン派が主張される信用履歴云々の問題は置いておくとして、現金で支払うとそれだけの金額が消えてしまうという指摘は尤です。僕も車を購入した時に現金で購入した時、それだけの資産が減少したときに感じました。現金派の方は皆同じような感覚を味わったと思います。ドライバーは生涯に車を5台乗りかえるので、200万×5台=1,000万を現金派用意しなければいけません。一方でローン派は1,000万を一括で用意する必要する必要がありませんが、約25万×5台=100万を追加出費しなければいけません。


 生涯年収がおおよそ決まっている以上、100万の追加出費は安いとは言えないでしょう。



 尚、今回使用したローン金利:3.35%という数字は銀行のマイカーローンを元にしているので、ディーラーなどで勧められる独自のローンではもっと高い金利になるようで、銀行のマイカーローンの2倍以上になるところもあるとか。銀行は金利が安い代わりに審査に時間がかかるらしいですが、ディーラーは審査が簡単なので審査が通りやすい代わりに金利が高いようです。

 詳細は省きますが、生涯銀行のマイカーローンを使用しないとしたら、追加出費は200万以上となるかもしれません。





 僕は現金派でしたが最近少し考えを変えました――といってもローン派というわけでもありません。

 所謂、第三の選択というやつ。



 わざわざローンで金利を支払わなくとも、新車購入資金を用意して、その金から働いてもらえばよくない?



 自己資金でマイカーファンドを立ち上げることを思いつきました。

 新NISAの成長投資委枠を活用すれば無税ですので、余計なコストを払う必要はありません。問題があるとしたら運用期間が次の新車購入までと限られる点でしょう。期間が定められるのでお勧めしませんが、リスクを冒す価値があると考えて今年から運用開始しました。




 現在進行形の計画はこうです。


 ①次回購入資金を用意していたので、この資金の半分を新NISAの成長投資枠に回す。

 →全額を成長投資に回すと、本年の成長投資枠を使い切るので止めました。


 ②現在保有車の運用期間を12年とすると次の購入まで7年程度ですが、現在保有する車の保有期間を3年程度延長させる。

 →投資運用期間を10年程度確保する。


 ③②により投資期間が10年になるので、比較的無理が少ない運用が可能になる。


 ④株式100%の運用にすることで、年平均5%程度のリターンが期待できる。

 →リスクは増加しますが、運用期間が10年程度とそこまで長くないのでリターンを優先する。


 ⑤新車購入資金は、ファンドの分配金を充てる。

 →理由は⑥で説明


 ⑥⑤の前提から投資対象はeMAXIS Slim S&P500のような配当がないファンドを避ける。

 →売却益ではなく分配金を選択する理由は、新車購入時期に相場が暴落する可能性があるからです。分配金を個人で積み立てる手法ならば、購入時の基準価額に左右されないはず。その意味では配当がないインデックスファンドは僕の要求する条件をクリアできません。 


 ⑦新車購入が一回だけならばeMAXIS Slim S&P500は有効ですが、マイカーファンドは今後購入する代金も賄うことを目的にしているので口数を減らしたくない。


 ⑧望まれるファンドは10年以上の運用実績があり、比較的安定的に分配金が確保できて且つ純資産額が減少せず、基準価額は比較的安定しているファンド。



 ①~⑧の計画に従って、いままのでような単純に資産を増やす目的とは別に、新たにマイカーファンドのようなものを立ち上げました。



 直近の投資期間は10年と決まっているので、比較的リスクがある挑戦です。

 ですが、現金派とローン派の良いとこどりをするには、この計画しかないように思ってます。

 欲をいえば新車購入だけでなく維持費も賄いたいですが、新NISAの成長投資枠をマイカーファンドで全て使用するわけにもいかないので悩ましいところですね。


 いずれにしてもリスクがあるので、人には勧めないですけどね。



 今回のところは、この辺で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ