運用目標と利回りを見比べてみよう(上)
今回は「運用目標と利回りを見比べてみよう」について語っていこうと思います。
自分が保有する商品の利回りは計算した方の中には、次のような感想を抱いたかもしれません。
「保有する株式ファンドの利回りが3.5%だったから、とっとと売却してやったぜ」
「俺なんか、バランス型ファンドの利回りが2.0%だったんだぜ? なんだよ、くそファンド! これ売りつけた奴らは手数料ハンターじゃねぇか!!」
気持ちはわかりますが、一旦立ちとまってた方がいいと僕は思う。
本当に、その評価は妥当なのでしょうか?
貴方が期待すべき利回りは、最初に設定した運用目標によって決まります。
大前提なので、忘れないでください。
株式ファンド一点集中なら、利回り8~15%狙えます!
とか
手数料がバカ高いバランス型ファンドを購入するとか、ナンセンスですよ
とか、情報誌とかネットでみかけるでしょうけど、そんなコメントは無視しましょう。利回りは投資の世界において絶対的な数字ですが、個人投資家にとって最も重要なのは、そこじゃない。
個人投資家が絶対に忘れていけないのは、最初に設定した運用目標!
これ尽きます。
仮に運用目標2%――ミドルリスク・ミドルリターンに設定したのであれば、保有する株式ファンドの利回りが3.5%だったとして妥当な結果なのです。
運用目標より、1.5%も成果が出ているのですよ?
文句を言うなど筋違いです。
株式ファンドなら5~10%程度の利回りは得られるでしょうし、僕なら利回り3.5%という成果を良しとしません。ですが、それは僕の運用目標が3.5%を超えているから。もっというなら僕のポートフォリオは債権重視の構成であり、債権は低利回りなので、高利回りは株式ファンドは獲得しなければいけません。僕の場合、株式ファンドに5~12%くらいの数字を要求しています。
運用目標とそれを実現する手段によって、要求される利回りは異なるのです。
運用目標や投資スタイルは千差万別ですから、他者がどうこう言う筋合いではありません。
情報誌とかネットでみかけるコメントを無視しよう、と主張した意味がご理解いただけたと思います。
おい!
2.0%しか利回りを叩き出さないバランス型ファンドとかいう、くそファンドの話しはどうした?
その話題は少し長くなるので、次回にしますね。
今回のところは、この辺で。




