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……そうだ、投資を始めよう!  作者: 大本営
投資の準備をしてみよう
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幕間5 コロナショックの渦中から~その四~2020年9月3日時点

 コロナウィルスの第二波らしき流行はありますが、どうにか峠を乗り越えつつ今日この頃。

 コロナショックの渦中にある一人として、再び記録を残そうと思う。


 2020年9月3日時点とコロナショック直前を比較すると、1~2割の利益を取り戻せていません。

 新興国債権やREITあるいはバランス型ファンドの一部は、未だ足を引っ張っていますが、それでも利益率100%以上を確保しました。おかげで保有する全てのファンドで、利益率100%以上です。

 この点だけは、コロナショック前の状態に戻りました。


 ふう、やっと一息つける。

 

 ところで新規購入した株式ファンドの方ですが、こちらの利益率は、現在115~120%。

 購入4カ月としては悪くない数字です。


 利益率を全てで100%確保し、新規投資も順調ですが、コロナショック時の対応で残念だったのがひとつあります。

 実のところ購入予定だったファンドは、一つではありませんでした。

 当時選考したファンドは二つ。

 より安定収益を期待できるファンド(今回購入)と、より成長が期待できるファンド。

 両方を同じ金額ずつ購入すればいいのですが、コロナショックで荒れ狂う相場に僕は迷いました。


 政府や中央銀行が大規模介入しても、この混乱が収まるのか?

 コロナウィルスが収まらんとどうにもならんが、これで金融政策が有効と言えるのか?


 誰も答えを知りませんから、一人で悩むしかありません。

 

 僕はヒットかホームランかを選択しなければいけないとき、僕は手堅くヒットを狙う人間です。このスタイルの人間が選択を迫られたとき、比較的安定収益を期待できると思われるファンドのみを選択したのは、ある意味必然だったのでしょう。

 ちなみに選択しなかったファンドなら利益率180~200%を狙えました。

 

 ……惜しい、実に惜しい。


 僕はファンド選択に十分時間をかけて調べ、妥当と思われる基準価額になるまでひたすら待ちます。

 何カ月でも、何年でも。

 スナイパーのようにただ只管に。

 慎重に対象を選択するタイプなので外れを掴みにくいのですが、狙いすぎて逆に当たりを逃すこともしばしば。ぶっちゃけ、機会損失が多いと言えば多い。

 僕のスタイルの弊害だと、半ば諦めています。



 ◇



 話しは変わりますが、現在保有しているのは日本国債権、米国債権、先進国債権、新興国債権、REIT、株式、REIT。

 これにバランス型ファンドも加わりますから、結構あちことに手を出していたり。

 それでも全てで利益率100%維持できている一因は、恐らくテーマ型と呼ばれるファンドに手を出していないからだと思う。



 テーマ型が悪いと言わないし時流に乗ればデカいけど、テーマ限定なのでファンドは投資先が限定されるため柔軟性に欠けるのは事実。

 テーマ型は避けた方が良い、が僕の持論。

 テーマ型は消費者に理解しやすいので、業者が売り込みやすい商品という面があるのです。



 例を挙げましょう。


 奥さんは悩んでした。

 投資の必要をニュースや番組で学んだけど、なにを購入すればいいか分かりません。相談相手になる筈の旦那は、面倒なので任せたの一言。

 仕方ないので、投資に詳しい業者Aへ相談に行きました。


 業者A「投資の王道はインデックスですよ、奥さん」

 奥さん「でも、インデックスでよく分からないのよ。貴方は私にそんな不明確なものを振り付けるの?」 

 業者A「インデックス、あれです。要はごった煮ですよ。色々混ぜて平均値を狙うので、中身が分からないのは当然」

 奥さん「でもでも、よく分からないものは買うなと投資の本にも書いてあるし……」

 業者A「投資で買いはインデックス。これ鉄則みたいなものですよ~」

 奥さん「そうかしらー」


 悩める奥さんに、業者Bが近づきます。


 業者B「eスポーツって、知ってます?」

 奥さん「eスポーツってあれでしょ、ゲームよね」

 業者B「そう、ゲームです。コロナウィルスのおかげでリアルスポーツは散々ですが、eスポーツなら制限はありません。オリンピック競技にもなるとかならないとか言われていますし、これから伸びる商品に投資されては?」

 奥さん「そうねぇ。どうせ購入するなら理解できるものが良いわよね」

 業者B「ありがとうございます」


 僕個人はeスポーツが悪い投資先だとは思いませんが、中長期に渡って安定した投資先なのかは何とも言えませんな。

 

 一時期流行ったベトナムやブラジル投資も良い例でしょう。

 メディアでわーと騒ぎ立てて盛り上げ、特集組んだりして、ムードを作り上げてましたよね。

 

 あれです。


 ムードが良いから乗り遅れまいと、マネーがどっと押し寄せますが、そもそも投資先が溢れかえっているわけではありません。良いのもあるけど、どうしても偏りが生じがち。ムードなんて時期が来れば、あっという間に次の注目先へ移動するもの。ベトナムやブラジル投資は、正にそうした一例でした。


 この現象をマネートレインと言うらしい。


 かくいう僕も、実は当時ブラジル債権に投資していた一人だったり。

 ニュースとか市場の動きを十分見ていたので、変化を事前察知し、マネートレインから上手く途中下車。

 幸いそこそこ稼がせてもらいましたが、その怖さを知っているので、正直同じことは二度としたくないですね。

 

 テーマ型には、それに似た印象を感じるのです。


 あくまで個人の印象というだけなので、止めた方が良いとまでは言いませんよ。



 僕みたいな投資手法でも、全てで利益率100%を超えることが可能。

 そこが投資の面白みでしょうね。


 ではまた次回、お会いましょう。 

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[気になる点] ん? マネートレインを二度したい?
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