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04 喧嘩友達
「小門ォ! てめえなに人の顔にラクガキしてんだ!」
「へーんだ、グースカ寝てるほうが悪いんだよバーカ」
身長の高い二人の女子生徒が、言い争いをしている。
一人は柿崎憂。額に肉と書かれ、憤怒していた。
もう一人は小門泊。柿崎にラクガキをした張本人である。
「小テストの勝負に負けてるお前のほうが馬鹿だ、このバーカ!」
「ちげーし! あれはちょっと調子が悪かっただけだし!」
「ギャハハハ! 五回連続で負けてて調子が悪かっただあ? 何言ってやがる」
「~~~~ッ! 柿崎ィ!」
「ぁあ!? やんのかぁ!?」
お互いに罵声を浴びせながら、ごく自然と殴り合いに発展していった。
いつもの光景である。




