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15 押しに弱い


 筋肉痛の足を引っさげながら、多田羽鷹ただ はねたかは学校にいた。

 昨日の夜に出来なかった分を取り戻そうと、朝早くから登校し、教室でノートを開いている。

 そこへ現れたのは、筋肉痛を作った人物、石黒真琴いしぐろ まことであった。


「こんにちは! 多田さん!」

「……こんにちは」


 この学校はある程度緩いため、教室間の移動などは特に制限されていない。そのため石黒がいることは問題ないのだが、それでも何人かの注目は集るのだった。


「昨日は急に走らせてごめんね! でもそれで、多田さんがまずすべきトレーニングが分かったよ!」

「え、えぇ……?」

「どうかな? 今日の放課後も空いてるなら、一緒にトレーニングしたいんだけど」

「えぇ……えっとぉ、その……大丈夫、かな……?」

「よかった! それじゃあまたね!」


 去っていく石黒の後姿を見て、内心で自身を罵る多田。押しの弱さは、今まで人間関係の経験が少なさからきている。

 しかし昨日いろいろあったが、石黒に対して苦手意識を持つことは無かった。

 それはきっと、一緒にいて楽しかったからだろう。


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