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第四十九話 清水の台本 前編

第四十九話 清水の台本 前編



 「後輩がさ、学校のスタジオ借りられないかって相談に来たの」


 「無理じゃない」


 「今日、稽古どうするー」


 「コンビニでジュース買って、カクテルしようぜー」


 「またかよー」


 授業も終わったざわめきの中で、清水はテキストをカバンにしまって帰り支度をしていた。


 教室には、一週間ほど前に終わった学校祭の余韻がまだ残っていた。


 清水は少しだけ、学校祭のことを思い出した。


 クラスの出し物は、ノンアルコールカクテルバー「チャイナマスター」と言うものだった。


 チャイナドレスのウエイトレスと、濃いサングラスに白シャツ、黒エプロン、黒パンツ姿のマスター。


 ウエイトレスは全員「アルヨ」調で話し、マスターは何があっても無表情で、「イエス、ジェントルメン」「イエス、レディ」の二言しか言わない組み合わせ。


 メニューは「青き竜巻」、「北京時計」「サンシャインは海の味」など意味不明なメニューばかり。それでも全種類を制覇しに来る者などがいて、ずっと忙しかった。


 そんな中みんなで交代しながらも、清水は久がマスターをやっている時を狙ってチャイナドレスを着たのだが、久はさっぱり気がついていないようだった。


 『何もなかったけど…、気付かれなくてよかったのかも…』


 清水は、小さなため息をついた。


 久に気があることはあるが、自分から告白してOKされると思うほど自信過剰ではない。以前、アニメショップで偶然出会い、たまたまの体調不良で久に助けてもらった時は、神サマっているんだと何度感謝したことか。

 あの後、思い切って久をアニメショップの巡礼に誘ったが、それに行ったきりあとは何もなかった。


 『神サマの気まぐれだったのかな』


 「清水、帰ろー」


 後ろから有田と瀬戸が声をかけてきた。


 清水はさっと笑顔を作り、振り向いて「うん」と頷いた。



 「さっきのスタジオ借りたい後輩って、ホントは彼氏とか?」


 瀬戸が有田に聞いた。


 有田はまさかと笑う。


 「違うって。今の私は久ちゃんひとすじ」


 「なーんだ、ライバルが一人減ったかと思ったのになー。でも、抜けがけは禁止ね」


 「するかもよー。瀬戸より久ちゃん取るかも」


 「じゃ、私も抜けがけしよー」


 冗談のように言い合い、笑って久のことを話す二人。


 三人での帰り道、清水は二人を羨ましく思った。


 『どうして有田も瀬戸もそんな風に話せるんだろ。私も自分に自信があれば…。顔もスタイルも悪くはないと思うけど…。演技だって久ちゃんの方が上手いし、いいトコないから。…何かあればなぁ』


 清水は、二人みたいになれたらと思った。


 「でも男子って、変なの好きだよねー。まだあのカクテルやってるんだから」


 「久ちゃんのマスター姿、カッコ良かった」


 話はいつの間にか、学校祭の話に変わっていた。


 「またみんなで何か一緒にやりたいよね、清水」


 「うん、ホント」


 清水はとっさに愛想笑いをして頷いた。


 確かに久と一緒に何か出来たらいいが、今はもう半分諦めている。それならいっそ、とも考えていた。


 清水は交差点に着くと、二人に手を降った。


 「あれ、清水どこいくの?」


 「ごめん。今日、用があって」


 「ふーん。また明日ね」


 有田と瀬戸は信号が変わると、清水に手を降って歩いて行った。


 「後輩はバンドやってて、スタジオ借りるのが何かバカ高らしいんだ」


 「へー」


 二人の背中を見送って、清水はいつもとは違う道へ足を向けた。



 普段は学校の誰も来ないファーストフード店。


 清水は遠回りになるこの店で、ノートを広げていた。


 今、お話を書いているのだ。高校生の女の子が落とし物を探す話だ。


 主人公は高校生の女の子。ある日、いつもカバンにつけていたマスコットをどこかで失くしてしまった。それは中学生の時、初めて行ったデートで今は引越して行った彼が買ってくれたものだった。翌日、自分が通った道を探すが見つからない。一生懸命探す主人公を見て、友達二人が一緒になって探してくれる。しかし結局、それは見つからない。と言う話だった。


 どうしてこんな話を書く気になったのかと言えば、自分の気持ちにケリをつけるためだった。


 告白できない自分。最近、悩んでいるような久に声もかけられない自分。そんな弱気な自分ならすっぱり諦めたい。


 この話の主人公は、こうなりたいと思っている清水自身であった。だからこの話を書き上げれば、きっと気持ちに整理が着くと信じていた。


 初めて書く話。文章はつたなく、会話のみで進行する脚本のようなものだったが、清水は毎日少しずつそれを書き進めていた。


 いつしかジュースのコップには、大きな水滴がびっしりとついていた。


 「清水さん」


 背中から声をかけられて、清水はビクッとして振り向いた。


 後ろにはニッコリと笑う久がいた。


 突然現れた久はジュースを机に置き、回り込んで清水の向かいに座った。


 「何書いてたの?脚本?」


 いきなり久と向かい合い、清水の胸はとんでもなく早く動き出した。


 清水はノートを手で隠しながら


 「うん、そう」


と、ごまかした。


 自分のために書いている話である。まさか久に知られる訳にも行かない。


 清水は話を変えようと、あわててノートを閉じた。


 だが久は話題を変えない。


 「清水さん、すごいね。どんな話書いてるの?」


 久に見つめられて、胸どころか頭まで混乱してくるようだ。


 久を諦めようと思ってはいるが、こうして二人で話せることなんてない。少しでもその時間を伸ばしたっていいんじゃないか。清水は小さく心をときめかせて大筋だけ話すことにした。


 「う、うん…。そんなドキドキとかわくわくする話しじゃないの。ある女の子が、引っ越して行った彼氏からもらったマスコットを失くしちゃって、それを友達と探すって話…」


 言いながら声がだんだん小さくなっていく。


 「でも、もう書くのやめようかと思って。なんか自分が思ってたように面白くないし…」


 清水は口を閉じた。


 自分のために書いている話だったが、久に話してみると取るに足りない、つまらない話に思えてきた。


 しばらくの沈黙の後、久が勢いよく言った。


 「そんな事ないよっ」


 久はノートに落としていた目線を上げた。


 「その話はいいよ。いなくなった恋人の思い出を失くし、それを探す主人公とその友達。細くなった恋の思い出と、友情の話。これは清水さんが女の子の目線で書いているフラレンジャーだと言ってもいいよ。。いや、いいテーマだよ。ホント」


 久は冗談やなぐさめではなく、本気で言っているようだった。その証拠に是非読ませて欲しいと強く言ってきた。


 「清水さん、ちょっと読ませて。いや、そうかもしれないけど清水さんが思っている以上に面白いかも知れないじゃない。違うよ。平凡でちょっとした出来事に、実は深い真実が隠されているんだよ。うん、まだ完成してなくて嫌かも知れないけどー」


 清水は久の強い押しに根負けして、ノートを渡した。


 久は読みながらウンウンと頷き、「そうかぁ、その視点か…」などつぶやいたりもした。


 清水の書いた話は、久のツボにハマったようだった。


 もう会えない彼氏を思う心。失くしてしまった唯一のつながりに込められた揺れる思い。

 フラれた心の痛みと成長の物語りを『フラレンジャー』だとすれば、これは去られた心の痛みと成長を表す違う視点の『フラレンジャー』だよと、久は変に深読みをして熱っぽく語り、興味津々に聞いてきた。


 「で、この後はどうなるの?」


 「う、うん。結局マスコットは見つからなくって、主人公は諦めるって言うか、彼氏から卒業するって言うかー」


 清水が一番言いたくないところだったが、久の真っ直ぐな目に見とれながら答えると、久は「そう、それなんだよ」とさらに語り出した。


 「ここで報われたら普通の話になっちゃうから、主人公が彼氏から離れる辛さを秘めながらも、心の中で別れを言う。それはフラレピンクが言っていた『フラれちゃったけど、あの人との出会いもときめきもずっとアタイの一部なんだよ』に通じるものがあるよ。いいよ、この話。続きはもう書かないの?それだったらこの話、ぼくにくれない?ここまで書いておいて未完に終わるのはもったいないよ。ぼく、完成させるよ。あ、いやそうだ。共著にしようよ。続きをぼくが書くから、清水さん、後で直してよ。これはねー、フラレンジャー外伝としてもイケる話だよ」


 「久ちゃん待って。そんな事、突然言われてもそんな人に見せられるものじゃないし、そんなつもりで書いた訳でも…」


 清水は久の提案に待ったをかけた。もう一度読み込まれたら、久が何か気付くかもしれない。


 久と心の別れをするつもりが、逆に接近する事態になっている。


 『だめっ。これ以上、久ちゃんと仲良くなっちゃったらー』


 頭はそう止めるのだが、心はそれに「うん」とは言わない。


 清水が口ごもっていると、久は


 「大丈夫、任せて。一日だけでいいよ、明日返すから。今から帰って明日までに上げてくるよ。お願い。このテーマはフラレンジャーで資料揃ってるから」


 何だか分からないが、久は相当ハマっている。


 清水が「明日も二人で会えるのなら」と小さく頷くと、久は「ありがとう」とノートを手に店を飛び出して行った。


 清水の心は複雑だった。


 「久ちゃんのフラレ戦隊好きは知ってたけど…。そんな話になっちゃうのかな…」



 二・三日、学校が終わっては例の店で読み合い、意見を言い合いながら交互に書き進め、お話はもう出来上がったと言ってもいいようになっていた。


 『もうおしまいかな。戦隊モノの話にはならなくてすんだけど』


 清水は自分の部屋で、諦めと納得の入り混じった気持ちでノートを開いた。


 明日、これを久ちゃんに見ればおしまいか…。最初は見せるつもりなんてなくて書き始めたけど、久ちゃんと二人でお話を書くなんて思いもしなかったな。短い間でも久ちゃんと一緒に出来て良かった。


 清水は、久と一緒にこの話を書けたことで、自分を納得させようとしていた。



 翌日、清水は


 「これで完成にしようと思うの」


 そう言って久にノートを見せた。


 久は「そっかー」と満足そうに頷いてノートを開いた。


 何度も読み返しているはずなのに、久は最初から丁寧に読んでいった。そして最後のページで納得するように一度大きく頷くと


 「出来たね」


と、嬉しそうに言った。


 「これに挿絵入れようよ。ぼく知ってる人がいるんだ」


 「や、やだ、やめて。挿し絵なんてなくてもいいー」


 思ってもみない久の提案に、清水はノートを取り返そうと手を出した。


 だが久は、清水の手をキュッと握り止めて言った。


 「いや、仮にこのまま終わらせるにしても、これでお終いはもったいないよ。挿絵の一枚でも入れて形にすべきだよ。そうすれば二人の思い出になるよ」


 『二人の思い出』?


 その一言が清水の心に引っかかった。


 『そうか、終わったらこの話は思い出になっちゃうんだ』


 終わらせようと思っていた気持ちが、久を前にして大きく揺れた。


 「誰に頼むの?」と聞くと、久は「知り合いのマンガ家さん」と答えた。


 「メジャーじゃないけどね。その人に一度、感想聞いてみてもいいんじゃないかって思うんだ。どっちにしてもダメもとで頼んでみるよ」


 久の手が清水の手を優しく放した。


 久の手の感触。それが清水の心を決めた。


 「あのっ、久ちゃん。じゃ、挿し絵描いてもらってもいいよ。でもその代わり…」


 胸がドキドキ鳴っている。頭では待ったをかけているのに、心が言うことを聞かない。


 口が無性に乾いた。


 清水は口を二・三度パクパクさせた。


 「その代わり?」


 久の目が、何でも言ってと待っているようだ。


 「私、私の事…」


 清水は心臓が止まるほどの勇気を出した。


 「私、久ちゃんのそばにいてもいい?」


 久は一瞬聞き返しそうな顔をしたが、すぐに大きく頷いた。


 「もちろん。助かってるよぉ。ありがとう。清水さんとこの話が書けて良かったって思ってる。ありがとう」


 久はノートをカバンにしまうと、「今から挿し絵、頼んでくるよ」と席を立った。


 嬉しそうな足取りでドアに向かう久の背中に、清水は


 『バカーッ』


と、声にならない声を思いっきりぶつけた。


 が、次の瞬間、ハッと手を口に当てた。


 「あれー、久ちゃん」


 有田と瀬戸が店に入ってきたのだ。


 「あ、清水もいるんだ」


 瀬戸が店内をくるっと見回して言った。


 「二人で秘密の話?」


 有田が冗談っぽく、目を細めて聞いた。


 久は


 「実はそうなんだ」


と、これまたわざとらしく言ってノートを見せた。


 「清水さんがね、脚本を書いたんだよ。ぼくも少し手伝わせてもらったけど。それで今から知り合いに、挿し絵を頼みに行く所」


 久は清水が青ざめるのも知らずに話し始めた。


 有田と瀬戸は「へーっ、どんな話」と興味を持ったようで、久と一緒に清水の所に来た。


 清水が止める間もなく席に座ると、久はノートを有田に渡してあらすじを説明した。


 有田はページをめくりながら「何か、いい話っぽいね」と、言った。


 隣の瀬戸はそれをのぞき見る。


 清水は凍りつきそうだった。


 お話を書いたのがバレただけでも逃げ出したいのに、久は自分も手伝ったと言ったのだ。


 さっきから二人とも、話しかけてこない。


 二人がどう思っているのか、想像に難くない。


 明日からの学校が憂鬱になる。


 『久ちゃんのバカッ。こんな思いさせるなら、私の気持ち返してよっ』


 清水は久をにらんだ。


 だが当の久は、清水の視線に全く気が付かない。


 有田と瀬戸がページをめくる度に、どんな反応をするのかと興味津々だ。


 やっと有田がノートを閉じ、清水は凍りついたまま二人がどう言うかを待った。


 「いいお話じゃん。で、この話どうするの?」


 有田はノートを久に返しながら聞いた。


 「うん、挿し絵描いてもらって本にしようかなって思ってるんだけどー」


 久がさっきも言った話を繰り返すと、瀬戸が横から「それなら」と提案してきた。


 「これ、ドラマCDにしようよ」


 「えぇっ?」「ドラマCD?」と清水も一緒になって瀬戸を見た。


 「うん。この話、丁度女の子三人出るでしょ。男の子もチョイ役で出るし。このメンバーでバッチリ。いいでしょ」


 確かに役の人数は瀬戸の言う通りだったが、清水はもちろん反対だ。


 今だってすぐにでもノートを取り戻して、久と「二人の思い出」にしたいのだ。


 「無理だって」と言う清水の声は「やってみようよ」と言う声にかき消され、ノリノリで話が進んでいった。


 「CDなんて安いから、ドラマ化したらみんなに配ろうか。あっ、学校にバレたら叱られちゃうかな」


 「その前に録音だよ」


 「録音スタジオどうする?さすがに学校のスタジオは使えないでしょ」


 「あ、それなら任せて。この前、後輩のためにスタジオ探したんだ。そしたら貸しスタジオがちゃんとあって結構安いの。あ、録音スタジオはバカ高いんだけど。でもノートパソコンにマイクつないで録音すれば普通のスタジオで何とかなるんじゃない。パソコン詳しくないから分からないけど」


 「それなら、イケるね。ぼくパソコン持ってるから。それで行こう」


 「えっ、えっ、えっ?」


 久とだけだったお話が一気に膨らんで、清水は目が点だ。


 「今からコンビニ行って(これ)のコピー取ってくるよ」


 久は清水に「面白くなってきたね」と、ノートを片手に小走りに店を出て行った。


 ポカンとして久を見送っていると、有田が肩を寄せてきた。


 「で、どうして久ちゃんと本なんて書いてたの?」


 ちょっと刺のある調子に、現実に引き戻された清水はやっぱり聞かれちゃったと、有田を見た。


 有田は目を細めて、分かってるとでも言っているようだ。


 嘘つくなら根性入れなきゃバレそうだが、根性入れても有田なら久から本当のことを聞き出しそうだ。


 清水は隣の瀬戸の様子も見た。


 有田とは反対に、裏の話を探ろうという気はなさそうだった。


 瀬戸の様子にちょっと助けられた気になって、清水は仕方ないと力なく笑った。


 『ゴマ化してもしょうがないか』


 清水はいきさつを話した。


 演劇の本に脚本募集とあったから試しに書き始めたが、上手くまとまらないまま、ここで書いていたら久が来て一緒に書くことになった、と。


 「そんなつもりなかったけど、久ちゃんが乗り気でこうなったの」


 全てが本当ではなかったが、嘘ではなかった。久に聞いてもそんなに違ったことは言わない筈だ。


 「それが今、急にCDドラマ化でしょ。どうしようかと思って」


 「清水一人にいい思いはさせないって事」


 有田が片目をつぶったように見えた。


 「いいじゃない。学校祭じゃないけど、久ちゃん入れてまたみんなで一緒に出来るんだし。四人のヒミツの思い出作るって思えば」


 「そうだねー、有田」


 瀬戸が嬉しそうに頷いた。


 「ねぇ、どうして今日ここに来たの?」


 清水は気になっていた事を聞いた。


 有田が来なければ、久と二人のヒミツの思い出になった筈だ。


 「ここんとこ、清水の帰り道がいつもと違うなーって、思ってたの。んで、今日瀬戸と一緒につけて来たのよ。まさか久ちゃんと本書いてるなんて思わなかったけど」


 有田はふふっと笑った。


 本気かどうか分からないが、イジワルをしようと思っている訳ではないらしい。


 清水はようやく緊張を解いた。


 「そうか、そうだよね」


 ふふふと、有田と同じように笑った。


 「ところであの話、正直どう思う?」


 ようやく打ち解けた気になって、清水は口を開いた。



★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★



次回予告



 こら、清水ー

 私たちを置いて、一人で予告するなんてどういう事?


 抜けがけだー


 だって、急に私に話を振られて、相談する暇なんてなくって


 ごめん、冗談

 でも、今回は私たちも入れてね


 はい、有田です


 瀬戸です


 次は録音の話ですよ

 緊張してる?瀬戸


 それよりも準備とか勉強とかが大変で、それどころじゃないの


 そうだよねー、私も

 だけど久ちゃんと一緒に録音だよ

 上手く行ったら上手くいくかも

 ほら、清水も何か言わなきゃ



 次回第五十話 清水の台本 後編



 あ、あの、よろしくお願いします


 そんな一言じゃ、つまらないでしょ

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