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第三十七話 モテモテ?

第三十七話 モテモテ?



 「あっ、久ちゃんだ」


 昼時(ひるどき)、いつものファーストフード店。冬美と話していた優乃が驚いた。


 通りを歩く人たちをガラス越しに見ながら、「あぁいう服はちょっと」とか「あの人、いいスタイルしてるね」など言い合いながら「あの子、格好いいね」と言ったのが、久だったからだ。


 「久ちゃん、いつもセンスいいよね」


と、優乃はほめたが、


 「何だ、久君か」


と、冬美は一気に熱を冷ました。


 パッと見、格好いいと思ったのは確かだが、相手が久と分かればテンションも下がる。冬美は視線を外そうとしたが、久の隣を歩く子に別な興味を惹かれた。


 「あれ?」


 「あの子って」


 二人は同時に短く声を上げた。


 男友達かと思ったが、そうではない。同じクラスの清水さんだ。つややかに光る真っ直ぐな長い髪が、久の体に沿うように歩いている。


 「買い物かな?」


 優乃の感情を殺した無機質な響き。久の反対側の手には二つの紙袋が握られていた。


 冬美は、少しだけ久のことを心配した。


 二人は楽しそうに話しながら遠ざかっていく。興味津々に黙って見送ると、優乃がポソリと呟いた。


 「腕、組んでたね」


 確かに清水は、久の腕にしっかりと抱きついていた。


 冬美は何と言っていいか分からず、黙って頷いた。


 「あの二人、付き合ってるのかな…」


 無表情な優乃に、何故か冬美の胸がどきどきする。


 一転して優乃は心底嬉しそうに言った。


 「久ちゃんにも、春来てたんだぁ」


 今時その表現?


 冬美は心の中でツッコミを入れた。


 「久ちゃん人気あるのに、どうして誰とも付き合っていないのか不思議だったんだけど、そう言うことだったんだ。うふふ。今度どこまで進んだのか聞いてみよっ」


 優乃は楽しそうに意地悪く笑った。


 冬美は秘かに久に同情した。


 いつもながら、バカね。



 その日の夜。


 「ごめんね、話し込んじゃって」


 電話の向こうから、可愛い声の主が謝ってきた。


 久はこの相手と、かれこれ二時間くらい話していた。


 「いや、ぼくも暇してたから気にしないで」


 久は読もうと思っていた本に目を移した。


 「久ちゃん、優しいから」


 その声には少しの不安が隠されていたが、久は気付かなかった。


 「ホントだよ。またかけてよ」


 どちらかと言えば社交辞令であったが、相手の声は嬉しそうな響きに変わった。


 「ホント?ありがと。またかけるね。おやすみ」


 久の気が変わらない内に、とでも言うように、相手は電話を切った。


 同じ演劇学校の違うクラスの女の子だった。お昼の清水ではない。授業の前後などに、みんなと一緒に話す友達の一人だ。夏休みに入って、こうしてちょくちょく電話がかかってくるようになったのだが、久としては気が合う友達くらいに思っていた。


 女の子の言葉に気を止めるでもなく、久はベッドに転がりやっと本を手にした。


 日付が変わるまでにはまだ間があった。


 今日の間だけでも読もう。


 久は『戦国策』という古代中国の故事を集めた本を開いた。


 ♪♪♪…


 電話が再び鳴った。


 「はい、田辺です」


 「あっ、久ちゃん?寝てた?」


 電話が鳴ってすぐに出たのだから寝ていたは思えないのだが、電話の主はそう言った。今度は清水だった。


 「あ、いや、まだ起きてたよ」


 久はチラと手にしていた本を見た。


 「今日、ありがとう。急に体調が悪くなっちゃって、久ちゃんがいてくれてホントに助かったの」


 その響きには申し訳なさと同時に、感謝があった。


 久はちょっぴり心をくすぐられる思いがして答えた。


 「いや、そんな大したことした訳じゃないよ。あのぐらいならいつでも言ってよ」


 「ありがと。じゃあまた今度困ったら、久ちゃんに助けてもらうね」


 ほんのりと色付くように言った後に、清水は


 「今日のお礼に今度一緒に、アニメショップの巡礼しない?」


と、ためらいがちに声の調子を一転させた。


 「巡礼?いいねっ。一緒に行こうよ」


 やったことのないアニメショップ巡りに、久は胸が小さく踊った。


 「うんっ。日にち決めたら電話するね」


 久が話に乗って来てくれたのが嬉しかったのか、声が弾んでいる。


 「楽しみだな。待ってるよ」


 「今日、ありがとう。それが言いたかったの。またね、おやすみなさい」


 「こちらこそ、ありがと。おやすみ」


 久は電話を切ると、巡礼にひとしきり思いをめぐらせた。


 「巡礼かぁ」


 ニヤニヤしながら再び本を手に取った。


 ところが頁を開く間もなく、また電話が鳴った。


 「はい、田辺です」


 「あ、もしもし、有田ですー」


 相手は同じクラスの、やはり女の子だった。有田もみんなと公園で稽古したり話したりする子の一人だった。


 「あ、久しぶり、元気?」


 夏休み以来、顔を合わせていない。久は本をベッドに置き、コロコロと笑う有田の顔を思い浮かべた。


 「うん。久ちゃんも元気そうだね。あの、急なんだけど、明日空いてる?」


 「明日?」


 「明日一緒に演技の稽古出来ないかなって思って」


 有田はためらうように聞いてきた。


 「えっ、稽古?」


 稽古だったら時間が合えばやりたい。久はちょっと考えた。


 有田はその沈黙を拒否と取ったのか、久との距離を測るように、微妙に声の調子を変えた。


 「あ、私だけじゃなくってみんなと。…お昼前に集まってって思ってるんだ…」


 「うん、お昼ぐらいなら空いてるからいいよ。どこに集合?」


 久は何も考えず返事をした。


 「久ちゃん、どこなら分かるかなー」


 待ち合わせ場所を決めた後、芝居の話やアニメの話、最近あったことなど電話は続いた。


 本はその日、久の手に取られることなく、次の日を迎えたのだった。



 次の日の昼。


 山川は駅前のちょこっとしゃれた喫茶店で、一人昼食後のコーヒーを飲んでいた。


 山川が好んで入るような店ではない。むしろ今時(いまどき)の店である。客層も山川よりも若い。もちろん山川もそんな客層から浮かない程度の格好をしている。店内の話しに聞き耳を立てれば、TV、芸能人、おいしい店、友達の話など当人達にとっては重要な話なのだろうが、山川にとっては軽すぎて面白くも興味も湧かない話ばかりだ。それでも山川は考え事や外を眺めるフリをしながら、あちこち聞き耳を立てていた。


 今日も下見のつもりで入ったこの店で、向かいのテーブルに耳を向ける。


 流行の文房具、キャラクターペンの話しだ。


 昔で言えば端渓(たんけい)の硯、いやいやペンだから熊野筆の話と言ったところか。


 山川は一人頷いた。


 そこに山川の見知った顔が、離れたテーブルに席を取った。二人のうち一人は久で、もう一人は女の子だ。女の子は久と同じくらいの年に見えたが、山川にはまったく見覚えがない。しかし山川の好みは別にしても、ショートカットがよく似合うなかなかかわいい子だ。


 …、久君やるなぁ。


 山川は感心した。見てしまった以上、詮索(センサク)するのはヤボと言うものーなんて考えは山川にはなかった。相手が安や雪だったらそう思ったかも知れないが、年下の久相手にそんな遠慮はなかった。山川は耳を思いっきり大きくした。


 「久ちゃんー、間違えてー、ーまだあるから、ーいいかな」


 「ー、気にしてないよ。ー、お腹へってー、一緒にー嬉しいよ」


 ちょっと席が遠いので、二人の会話がハッキリと聞きとれない。あいだの客の話し声も時々邪魔をする。


 しかし聞き取れるだけの会話と、二人の雰囲気から察するに、女の子の方が積極的だ。コロコロと笑う姿がとても可愛らしい。こちらまで笑顔になってしまう。


 山川はそれから二人の食事が運ばれてくるまで聞き耳を立てていたが、そこまで分かったのは、二人が同じクラスらしいということまでだった。


 面白い話は出てきそうにないな。修羅場くらいが面白いんだけど。今日の所は、これくらいにしておくか。


 山川は、久達が食事を食べているスキに静かに席を立った。



 その日の夕方。


 冬美は山川と、で愛の荘に向かって歩いていた。山川ととりとめもない話をしながら上り坂にさしかかった時、突然後ろから声をかけられた。


 「こんにちは」


 冬美は驚いて振り返った。


 自転車に乗った久が、ご機嫌にニコニコと笑っている。


 山川が振り向いてた久を認めると


 「やぁ、久君か」


と、返事を返した。


 「こんな方来るなんて、珍しいね。これからどこかに行くの?」


 「こっちって言ったら、で愛の荘しかありませんよ。安さんにちょっと渡したい物があるんです。それよりも山川さんと冬美ちゃんがお二人で、の方が珍しいくないですか。ひょっとして、おデェートでした?」


 久はわざとらしいアクセントをつけて聞いてきた。


 冬美は冷たい眼差しを、久に向けた。久は山川のいつもよりちょっと格好いい服を見て、もしかしたらと思ったのかも知れない。


 山川の顔に苦笑いが浮かんだ。


 「そんな風に見えるか?」


 久は一転して笑った。


 「全然そんな風に見えませんね。変なこと言ってすみませんでした。そうですね、山川さんはどっちかって言うと冬美ちゃんみたいに我のキツい子より、男を立ててくれるお姉さんタイプか、反対に慕ってくれる妹タイプが好きそうですからね」


 「ふーん、そうなんだぁ」


 冬美はわざとトゲトゲしく言った。


 久がしまったと首をすくめたが、冬美は久ではなく山川に視線を向けた。


 「私みたいなタイプは、好きじゃないんだ」


 「え、あ、いや、それは久君、そう、久君の考えだろ」


 山川は目を泳がせた。


 そんな山川を冬美は逃がさない。


 「私って、男の人を困らせるほどそんなに我が強いのかな」


 視線を落とし、悲しそうに言う。これに山川が弱いことを冬美は知っている。


 『分かってて、引っかかるのよね』


 弱っている山川は、ちょっぴり可愛い。冬美はそんな山川を秘かに楽しむ。


 だが冬美の楽しみを無視して、久が冬美の搦め手からの攻撃にわざわざ引っかかってきた。


 「そんな事ないよっ。冬美ちゃんは我が強く見えるだけであって、我は強くないよ。さっき言ったのは一般論であって、ぼくが言いたかったのは我が強いか否かって言うのは、本来ー」


 「久君には聞いてないっ」


 スバァンッ


 つまらない横槍に冬美は、か弱い女の子を一瞬にして脱ぎ捨て、言葉という刃物で久を切り捨てる。


 「山川さんはどんなタイプの女の子が好き?」


 久の屍を後にして、山川に一気に詰め寄る。


 もはや質問を越えて、脅迫だ。下手に答えようものなら、刺されかねない気迫に、山川の顔がキュッと引き締まる。人前で聞くところが、冬美の女としての計算だ。


 山川は慎重に言葉を選びながら答えた。


 「そうだね。久君の言うタイプもそうかも知れない」


 口調まで改まってしまう。


 「『なかったことも歴史の一部』って言葉知ってるかな。そう言う意味で言えば、久君が言わなかったタイプも俺の好みかも知れないし、そうだとも言える」


 冬美は視線で、山川をチクチクと突き刺した。そんな的はずれなことではない。『答え』を言えと言っているのだ。


 冬美の視線に耐えかね、山川はためらいながら口を開いた。


 「うん、まぁ、そうだね。直接答えると言うのであれば、冬美ちゃんみたいなタイプは嫌いじゃない…、うん、いや、そうだな、どちらかと言えば…、うん、そう、好き…そう、好きだよ」


 「ふーん」


 冬美はいかにも気のない様な返事をしながらも、山川の『答え』に頷いて顔を上げた。


 そして許してあげるとでも言うように、久に話を振った。


 「久君の好みは…、分かっているけど一応聞いて上げる」


 「あぁっ、そうそう。久君、今日見たよ」


 この状況から逃げるにはいいチャンスと、山川は冬美の話に乗りかかった。


 「何だかデートっぽかったけど、あの子と付き合うことにしたの?パッと見だったけど可愛い子だったね。ショートカットで活発な感じの。あぁいう子、俺も嫌いじゃな…、う、うん。俺の好みとはちょっと違うけどね」


 冬美の瞬間の殺気に、山川は敏感に反応した。


 久はそれに気付いた風もなく、山川に顔を向け不思議そうに聞いた。


 「えっ。今日?どこで見たんですか?」


 「今日の昼だよ。駅前のちょっといい感じの喫茶店。俺もいたんだけど」


 「あぁ、あそこですか。何だ、デートじゃないですよ」


 久は笑って否定した。


 「みんなで集まって演技の稽古しようって、集まったんですけど、ぼくたちだけ時間が少し早かったんで近くの店でお昼ご飯食べただけですよ」


 「そうなのか。でも友達って雰囲気じゃなかったぞ」


 「そりゃ、山川さんの気のせいですよ」


 「私も見たわよ、優乃と」


 冬美は気分良く言った。


 山川がいい感じの喫茶店に一人で行くはずがない。行くとしたら自分の為しかない。冬美は満足だった。


 「えっ、お昼の有田さんとですか?」


 冬美とは反対に、「優乃と」の一言に、久は慌てたようにのめり込んで聞いてきた。


 冬美は首を振った。


 「ううん。二、三日前だけど、駅前で。同じクラスの清水さんと。デートじゃなければ買い物だった?」


 「えっ、違う子と?」


 久よりも早く、山川が驚いた。


 「まさか二股…、いや優乃ちゃん入れると三ー」


 「な、何言ってるんですか、山川さんっ。ぼくは一筋ですよ」


 さらに慌てて久は言った。


 「いいですか、清水さんとは、たまたま店で会って…そうそう、これ買った日です」


 そう言って久は、鞄からごそごそと何やらCD、ピンバッチなどを取り出した。


 「アニメショップで偶然会っただけです」


 「腕、組んでたじゃない。優乃、見てたわよ」


 冬美は非難するように言った。


 「二人、付き合ってるんだ、って言ってたし」


 「えっ、えぇーっ」


 久は頭を抱えた。優乃にまずいところを見られたと思ったのか、久は目をくるくると回した後、冬美に向かって、言葉を選びながら説明を始めた。


 「本当に?本気で?いや、違うんだ。あれは腕を組んでたんじゃなくて…、いや、組んでたんだけど。あの子が急に体調が悪くなって、腕借りてもいいかなって言うから。女の子から体調が悪いって言われて、助けない男はいないでしょ。偶然の事で、人助けなんだよ。付き合っているわけでも何でもないんだよ」


 二人の無言の視線に、久は顔を赤くして力説した。


 言い訳のように聞こえる久の言葉も、本当は真実なのだろう。『優乃が好き』。久のその気持ちに、嘘はないはずだ。そうでなければ『優乃が』と言う一言だけでこれだけうろたえるはずがない。


 冬美はそんな必死の久を見て、ふっと思った。


 人を好きになるって何だろ。


 冬美は少しだけ、久を助けて上げてもいいかなと言う気持ちが湧いた。


 「ちょっと困ったな。いや、あの冬美ちゃん、何とか事の真相、優乃ちゃんに話して欲しいんだけど。あ、これ、本当は安さんに上げようと思っていたけど、冬美ちゃんに上げるから」


 久はそう言うと、さっき取り出した物を冬美に渡した。


 「何、これ?」


 明らかに冬美の趣味ではない戦隊シリーズのCD、ピンバッチだ。


 「フラレンジャーですよ」


 久は胸を張った。


 「まだそんなの見てるの?」


 冬美はあきれた。


 「テレビ局の理不尽な打ち切りに呼応するように、フラレンジャーグッズも安売りしていたんだ」


 久の魂が一瞬熱く燃え上がったが、すぐに


 「いや、それよりも今は、優乃ちゃんの誤解を解かないと」


と、真顔に戻った。


 「冬美ちゃん、何とか優乃ちゃんの誤解を…」


 ♪♪♪…


 「はい、田辺です」


 久の電話が鳴って話の腰を折ったが、久は軽やかな声で応じた。


 「あー、瀬戸さん、久しぶり。うん、元気だよ。今?今、丁度知り合いのトコに行く途中だけど…。映画?嬉しいな、誘ってくれるんだ。明日?うん、大丈夫。あとでかけ直してもいいかな。ありがと。じゃまた後で」


 デートでも約束するような会話に、山川が聞いた。


 「瀬戸さんって?」


 「同じ学校の子ですよ。何か弟と行く筈の映画だったそうですけど、弟が行けなくなったから、ぼくどうかなって。ま、身代わりです。暇そうに思われてたんですね」


 久は屈託なく笑った。


 鈍いというか、まっすぐと言うか、好意を持っている子がこれだけいるのに、本人には優乃しか見えていないのだ。


 冬美には理解し難いことだが、久はそうなのだ。だからこそ冬美は久に、ちょっぴりの期待があった。


 「ホント、バカよね」


 冬美はぼそりとつぶやいたが、視線を落とした。


 私は、ちゃんと好きなのかな。


 冬美が自問しているところに、また久の電話が鳴った。


 「もしもし田辺です。あ、清水さんっ」


 ニコニコして話す久。


 それが冬美の胸の奥に、特大の稲妻を走らせた。


 「バッカじゃないのっ!」


 冬美は吐き捨てると、振り返りもせずにさっさと歩き出した。


 山川があわてて追いつき、


 「いいのか?置いていって」


と、聞いた。


 「無視よ、無視」


 冬美は怒りを込めて言った。


 キョトンとしていた久だが、電話を切ると走って冬美を追いかけた。


 「冬美ちゃん、ごめん。電話が鳴るなんて思わなくて」


 冬美に追いつくと、見当違いのことを謝った。


 「いや、でも清水さんからこの前のお礼で、一緒にアニメショップの巡礼する事になってたんだよ」


 気持ちは真っ直ぐでも、やっている事は曲がりっぱなしだ。


 「久君っ。どれだけ女の子に手を出せば気がすむのよっ」


 「えぇーっ!手なんて出してないよーっ」



 久がいかに言葉を尽くそうとも、冬美が優乃の誤解を解くことはもちろん、なかった。



★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★



次回予告



 夏の暑さは、妄想を連れてくるのか


 安と山川が帰ってきていないのは何故?


 まさか行方不明


 安と山川は一緒?それとも別々?


 優乃、矢守が繰り広げる妄想の世界に


 雪が冷静な突っ込み



 「ばっ、バカッ。今時、んな事するかっ」



 「しまったわ。襲いに行けばよかった」



 「安さん、大丈夫ですか?」



 「あんた、みんなの事、考えてるの」



 「愛は両思いの事を言うんです」



 安さん。黙って出て行くと叱られるなんて、ここ実家みたいですね


 参るよ…な、山



 次回第三十八話 行方



 「これだけ特別?」

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