第十八話 優乃がんばる
第十八話 優乃がんばる
「寒くないかい」
「はい、少し。でも安さんこそ、肩に雨が当たってますよ」
「あぁ、これかい。これくらい大丈夫さ。それよりも優乃ちゃんが雨に濡れないかの方が心配さ」
「だってこの傘、安さんの傘ですから安さんが濡れることないですよ」
「いいんだよ。僕のこの傘は定員が二人。一人分は指定席で、いつも空けてあったんだから」
「安さん…」
「僕の傘に入っていいのは、君だけさ。こうすると寒くないだろ」
安さん、私の肩に手を回して、ぐっと自分の方に引き寄せるの。…いやんいやん。恥ずかしい。
優乃はさしていた傘を抱きしめ、いやいやと体を振った。突然赤くなって体を振る優乃の方が恥ずかしい。
今週の授業も終わりの金曜日。優乃はいつもの道を傘をさして帰っていた。
幸いにして優乃が安と相合い傘の妄想を繰り広げているうちに、雨はやんでいた。
我に返りどこまで来たのかと見回してみると、見知った粗大ゴミの捨て場所に金属パイプが束ねられて捨てられていた。
あれ、これって。
優乃は金属パイプをしげしげと見て考えた。
もしかしたら、使えるかも知れない。
妄想から離れた優乃の頭が、回転した。
優乃はパイプ束を持ってみた。しかし持って持てないことはないが、動けない。
そうだ!
優乃は急いで、で愛の荘に帰った。
で愛の荘に着くと部屋に入ってナイロンロープとはさみを持ち出し、続いて、で愛の荘の裏に回った。
あった。まだ動くかな。
優乃は大八車に駆け寄ると、取っ手をつかんだ。
うわっ。
取っ手には麻縄が巻き付けてはあるが、濡れていてベトベトし、ちくちくもした。優乃はもう一度部屋に戻って軍手をしてきた。
よーし、行くぞ。
これなら多少濡れても、さっきよりはマシだ。優乃はキイキイ、ガタガタ音がする大八車を引っ張って行った。
雨上がりのせいか人は少なく、おかげで奇異の目で見られることもなく優乃はさっきの場所に着いた。
勝手に持って行っても、誰も何も言わないよね。
優乃は自分を納得させると、粗大ゴミから重そうな金属パイプの束を、よいしょと言いながら大八車に引きずり載せた。
載せ終わるとナイロンロープで大八車ごとぐるぐるしばる。引っ越しの時、安や山川のやり方を見ていたおかげで苦労せずに出来た。
優乃は縛り終わるとガラガラと大八車を引っ張って戻っていった。
カンカン
ガシャン
カン
ガシャン
優乃は、で愛の荘に戻ると裏で金属パイプを組み立て始めた。さすがに捨てられていただけあって、全部が全部きれいにはまる訳ではなかった。それでも叩いたり強引にはめ込んだりして、夕方には何とか主要な部分は組み立てることが出来た。幸いにして、パイプは全部揃っていた。
問題はこの後なんだよね。
優乃は組み上がったパイプを前に、考え込んだ。パイプを持ってきたまではよかったが、その後を考えていなかった。肝心の所がないのだ。
そこにバイトから帰ってきた山川が、で愛の荘裏にいた優乃を目ざとく見つけて声をかけてきた。
「あれ、優乃ちゃん。そんな所で何やってるの」
「あっ、山川さん。今日これ見つけてきたんですよ。使えるかなって思って…」
優乃は山川に説明した。山川は優乃の考えに頷いた。
「いいね、それ。優乃ちゃんナイスアイデア。これだけ揃ってるんだから、あとはそこさえあればいいんだろ。今晩安さんと相談して作ってみようよ」
その夜。三人は安の部屋に集まった。
「どうしたらいいですかね、安さん」
優乃の説明が終わった後、山川は安に聞いた。
「それなら木か何かで作ったらダメか。合板の大きい板ならホームセンターで売ってるだろ」
「腐りませんか?」
「そうか…、じゃペンキ塗ったらどうだ」
「ペンキですか、んー、何とか行けそうですね」
山川は頭の中で完成図を想像してみた。重くなるような気はしたが、出来なくはなさそうだ。
優乃は、ぱっといい物を思い出した。
「あの今、思いついたんですけど、デコボコしてる波形のプラスチックのようなビニールの板ってあるじゃないですか、青色の。あれってどうですか」
「それだ」
二人は目を輝かせて、優乃を見た。
翌、土曜日。
昨日の打ち合わせ通り、安と山川が電車に乗って町のホームセンターに朝一番に買い出しに出かけた。
昼近くなって、安と山川がホームセンターの軽トラックを運転して戻ってきた。荷台には昨日の夜、優乃が言っていた波形のビニールの板が丸められて載っている。
二人はそれと一緒に、他の固定金具なども下ろした。
「安さん、車すぐ返しに行きます?」
「いや、後で追加で買わなきゃいけない物も出てくるかも知れないから、時間いっぱいまでここに置いておこう」
「そうですね。また電車で行くことないですからね」
安が優乃を呼びに行き、三人揃うと打ち合わせ通りに作り始めた。
元々細かな計画も設計図もない。ただ何となくこんな感じでと始めたものだ。あぁでもない、こうでもないと三人は工夫した。
「ねぇ、何やってるの」
二階の廊下窓から雪が顔を出した。
安は手を止めて、振り返って答えた。
「おぅ、雪か。優乃ちゃんがいいもの拾ってきてくれてさ、それで今、ここの所作ってる所」
安は指さしてみせた。
「ふーん。ねぇ、そう言うのって上に石、置くといいんじゃないの吹き飛び防止に。江戸時代とかそんな感じでしょ」
「石か、うーん、いや無理だろ」
雪の考えに一端考え込んだ安だが、首を振った。
「安さん、石と言えば、これ組み上がった時の足の重しに使ったらどうです」
山川がひらめいた。
「そうか、それいいな」
安は頷いた。
「でもどっか近くに、そんな都合のいい石なんてあるか?」
「坂の下の、で愛の荘はどうです」
優乃が言った。
「あそこか、何かなさそうな、ありそうな感じがするな。ちょっと行ってくるか」
安は山川を誘って軽トラックに乗った。
二人が行った後、優乃がカンカンしていると矢守が出てきた。寝起きなのかTシャツにジャージである。
「ねぇ、朝から何してるの」
「もうお昼ですよ、矢守さん」
あきれながら優乃が答えた。
「私にとっては朝なの。ねぇこんな大きいので、何作ってるの」
雪と同じような質問に、優乃は安と同じように説明した。
「ふーん、でもこれって畳一枚半ぐらいの長さあるでしょ。よくやるわね。ねぇ、これって組み立てた後、石で固定するつもり?ペグの方がいいわよ」
矢守も何か思いついたようだ。
しかし専門用語を言われても分からない。優乃は聞いてみた。
「ペグって何です?」
「ペグってほら、テントの固定に使う金具よ。地面に突き刺す奴」
「それいいですね。矢守さん買ってきて下さいよ。えーと、直径はこれぐらいです。長めでしっかり刺さるののがいいですね」
「えーそんなっ、太くて固いのがいいなんて、優乃ちゃんったらヤラシイ」
「太くて固いなんて一言も言ってませんよっ、矢守さん」
「ごめんごめん、冗談よ。いいわ丁度出かける用事もあったし、何か面白そうだから買ってくるわ」
矢守はそう言うと、部屋に戻り着替えて出て行った。
それから程なくして、安と山川が帰ってきた。
「お待たせ」
山川が助手席側から降りてきた。続いて安も降りる。
「ありましたか」
優乃は二人に聞いてみた。
「うん、まぁ。あったような、なかったような」
安は頭をかいた。
「とりあえずこれ下ろして、車返しに行かなきゃ。山、頼む」
安と山川は軽トラックの荷台に乗ると、奥の方に塊を投げ下ろしていった。
全部下ろし終わると、安は山川に言った。
「それじゃあ、山すまん。軽トラの戻し頼むわ」
「はい。分かりました」
山川は返事をすると、軽トラに乗って出て行った。
安は山川を見送ると振り返って言った。
「それじゃあ、お昼ご飯にしようか」
安の手には今、山川から受け取ったコンビニの袋があった。
いつものアレだ。
優乃は安に分からないぐらい、小さくため息をついた。
「それであっちの、で愛の荘はどうなってたんです」
優乃は牛乳を片手に、スナックパンを食べながら安に聞いた。さっきはため息が出たが、食べ出してみるとこれはこれで美味しい気がしてきた。定番なだけに舌も慣れてきているのかも知れない。
「工事現場の柵がしてあったんだけどね、まだ何もしてなかったよ。建て直す気があるのかないのか分からないな」
安も優乃と同じ昼食を食べながら言った。
「へー。最近行ってなかったから知りませんでした。でも柵がしてあったのにどうやって石、取ってきたんですか」
安は事も無げに答えた。
「柵、取って中に入っただけだよ」
「えーっ、そんな事していいんですか」
「いいも悪いも、やっぱり悪いんじゃないのかな。いや、だけどさ工事現場の柵はあっても誰もいなかったし、元住人だからいいかなって思って、堂々とやってきたよ。それでいい石がなかったから花壇の周りのコンクリート取ってきた。薪みたいな形になってるやつ」
そう言って安は目で指し示してみせた。
それなら、と優乃は思いついた。
「安さん、足固定するやつ何ですけど、矢守さんが買いに行ってくれてるんですよ」
「矢守が?何を買いに行ってるの?」
「えーっと、パグ?ピグ?あ、ペグってやつです。だから持ってきてもらった薪形のコンクリートのブロック、私使っていいですか?」
「そうかペグで固定か。矢守考えたな。その方がいいね。優乃ちゃん、持ってきたの好きに使っていいよ」
優乃はペコリと頭を下げた。
「ありがとうございます。それじゃあ後で大八車にあれ積むんで、表に運ぶの手伝って下さい」
安はにっこり笑って頷いた。
昼食を終えて、二人が薪形のコンクリートブロックを大八車に載せている所に山川が帰ってきた。
「お待たせしましたー」
何と一緒に冬美までついてきている。
「ホームセンターから帰る時に、偶然駅で会って」
「ホントに二人とも何かやってるのね」
冬美は挨拶もせずに山川に言った。まるで山川が嘘をついていたような言い方だ。山川が軽く無視をすると、冬美は二人に挨拶をした。
「優乃、遊びにきたよ。安さん、こんにちは」
安は挨拶代わりに軽く頷いた。
「今日来てくれるなら言ってくれればいいのに」
優乃は大八車の柄を押さえながら言った。
「ごめんね。今日暇になっちゃって、急に来たくなったの。私も手伝っていい?」
冬美は優乃に言った。
「じゃあ、これ表に運ぶから優乃ちゃんと冬美ちゃん、一緒にやって。こっちは僕と山でやるから」
安は大八車にコンクリートブロックを積み終わると、優乃と変わりながら言った。
コンクリートブロックを下ろすのは、帰ってきた山川に手伝ってもらった。
優乃と冬美は大八車にシャベルを載せて、引っ張って出て行った。
「山、冬美ちゃんいいのか?あんな服着て、汚れても知らないぞ」
安は片目で優乃たちを見送りながら言った。
山川も知らない振りを決め込む。
「まぁいいんじゃないですか。本人から手伝うって言ったことだし」
「あ、いいか。それよりもこれ、さっさとやろうか」
「そうですね。でもこうやってみんなで何か作るっていいですね」
山川は嬉しそうに言った。安も同じ気持ちみたいだった。
「あぁ、優乃ちゃんいい物拾ってきてくれたよ。こうやって工夫しながら何か作るって面白いな」
日が傾き始めた頃、矢守が帰ってきた。
「優乃ちゃんただいま。あら冬美ちゃんも一緒なんだ。こんにちは」
表の方で、優乃と冬美の二人と軽く挨拶をし合った後、矢守は裏に回ってきた。
「ねぇー、どうなった」
矢守の問いかけに安が手を止めずに答えた。
「もうすぐ終わりだ。ほとんど完成。渡し木に割と時間がかかって、遅くなったけどな」
「矢守、ペグ買ってきたんだって」
山川も手を休めずに聞いた。
「うん。これ組み立てるんでしょ。だったら石で固定するよりも、ペグで固定した方が確実だと思って」
「だったらロープも使って、ホントにテントみたいにした方がいいんじゃない」
雪が、で愛の荘から出てきて言った。
「それも手か。この際何でもやるか。山、ロープってあったか」
雪の思いつきに、安は頷いた。
「ありますよ。後で持ってきますね。安さん、こっち終わりました」
「お、いいタイミングだな。こっちも終わりだ。よし組み上げるか。雪すまん、表に優乃ちゃんと冬美ちゃんがいる筈だから、呼んできてくれ。矢守はこっち手伝って、そっち側頼む」
雪が二人を呼んでくる間に、山川はロープを取りに部屋に行って戻ってきた。
「ロープ、先にここに結んでおきますね」
山川は長さを測って、両端にロープを結びつけた。
「うわーすごいっ。私が思ってたより、よく出来てますよ」
優乃は見るなり声を上げた。
「へーそうかな。何か変よ。変って言うより貧乏くさい」
冬美は冷たい。
「冬美ちゃん、で愛の荘がこうだよ。これが立派だと浮くじゃない。むしろこの方が、調和がとれていると感じて欲しいね」
山川は冬美に言った。もちろん怒ってる調子ではない。山川は続けた。
「そもそも現代人は全体の調和を重んじる事が極めて少なくなった。内装やガーデニング、ダムや都市計画もう何でもだ。その物さえ立派なら景観はどうでもいいって感じだ。建物だけでも枚挙にいとまがないくらいだ。そもそも景観法なんて法律が必要になっただけでもおかしい。調和を考えない人が多くなったって言ってるようなものだ。昔の日本人はいかにその建物が、その地域、自然と調和するか考えて作ったものさ。たとえば奈良の室生寺なんて…」
「あ、山すまん。足取ってくれ」
「みんな、手伝って」
安と雪がほとんど同時に声を出した。
「え、あ、はい」
二人から話の腰を折られて、山川は目を白黒させた。
「それじゃあここで寝かせて組み立てて、みんなで持ち上げて立ち上げようか」
安が優乃と冬美を手伝いながら言った。矢守も雪も協力して組み立てた。
全員で「せいのっ」のかけ声と共に立ち上げる。安と山川が二階からロープを引っ張り、優乃、冬美、雪、矢守が下で押し上げる。ちょっとばかり男二人の負担が大きかったが、何とか立ち上げる事が出来た。
「山、このロープナイスだったよ。お陰で思ったより楽に立ち上げられた。そうじゃなかったら下で組み上げなきゃ、ダメだったと思うよ」
安は階段を下りながら言った。
「いや、ロープって案は元々、雪先生のアイデアでしたからね。たまたま今のにも使えただけですよ」
山川は謙遜してみせた。
二人が下りてみると、矢守がいつものクセを披露していた。
「いやーん、こんなに固くて長いの入れちゃうの?ここ濡れてないから入れにくいわ」
ペグを片手に苦労している。
「ねぇそれって、金槌とかで叩いて入れるんじゃない?」
雪があきれている。
「もう分かってるって。ちょこっとやりたかっただけじゃない」
矢守は残念そうだ。
みんなでわいわい言いながら、四本の足にペグを打ち付け、ロープにもペグを繋げて地面に打ち込んだ。
まがい物のキャンプテントに見えなくもない。
「出来たー」
誰からともなく拍手が出た。
優乃が拾ってきたパイプ束は、学校などで使う救急テントのあのパイプだった。その屋根の広い二面部分だけにカバーの代わりに、青い透明の波形ビニールトタン板が取り付けられている。足はペグ打ち付けられ、テントのようにロープも張ってしっかりと固定されている。少々の風にもびくともしないだろう。立派な洗濯機の屋根の出来上がりだ。
「前から欲しかったんですよ。雨が直接、洗濯機にかかるのはどうかなって思ってたんで」
優乃はしみじみとしている。
「そこまでは気がつかなかったわね」
雪も感心した。
「それにしても、よく出来てるじゃない」
矢守も、驚いているようだ。
「安さん」
山川が提案した。
「どうでしょう。みんな揃ってるし夕飯バーベキューにしませんか。道具は持ってきますから」
安が答えるまでもなく、みんなは口々に賛成した。
「あのコンクリートブロック、そのまま花壇にしたんだね」
安は肉を食べながら優乃に言った。
「表に花壇欲しいなぁって思ってたんで、丁度よかったです」
「今回は優乃ちゃんのアイデア、両方とも大成功じゃない」
矢守はひたすらビールを飲みながら、大げさにほめた。
「いや、俺としてはですね、大八車を使って、旧で愛の荘に侵入し、いや、旧と言えばこっちになるんですが、まあ、気分は旧です。その花壇の花ばかりか土まで取ってきたことが、驚きですよ。それから冬美ちゃんも手伝ったって、言うのがですね…」
「何よ、私が手伝うのが悪いって言うの」
珍しく最初からビールを飲んで赤くなってる山川に、冬美が突っ込む。
「そうじゃなくて、その可愛い服を、汚すこともためらわず、友達のためにに労を惜しまない。その姿勢が、素敵だと感動しているんです。友と言えば中国の詩人に、友を送る詩を書いた人がいましてね、いや、たくさんいるんですけど。その中で、えーと、李白だったかな杜甫、いや王維がですね、あ、王維と言えば…」
山川のビールにはウォッカでも仕込まれていたようだ。いつもと調子が違って、まわりが早い。
「とにかく今日のバーベキューは、優乃ちゃんありがとうの会ってことね。今までよりここ、ずっと素敵になったじゃない」
雪は野菜中心に食べつつ、やはり大げさに優乃をほめた。
「そうだな。それじゃあ、あらためて乾杯しよう」
安が優乃の手を取って立ち上がった。グラスを持ってみんなもそれに続く。
「で愛の荘と優乃ちゃん、その仲間に。そして優乃ちゃん、で愛の荘を素敵にしてくれてありがとう。かんぱーい」
安は優乃に「ありがとう」と言いながら、優乃のグラスに乾杯した。みんなも乾杯し合う。
優乃は「そんなことないです。みなさんのお陰です」と、面映ゆそうに頭をかいた。安の肩が優乃に触れる。安がいつもより側に来てくれている気がした。
坂の下の、で愛の荘の花壇をそっくり持ってきて、花も植え直してある。これまでの出会いの荘にぽっと明かりがついたようだった。
で愛の荘ではバーベキューが、楽しそうに続いていた。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
次回予告
おい、矢守。それウォッカだろ。俺のに入れたな
あらん、ばれちゃった?ビール、美味しかったでしょ
こんなに、回るのは、おかしい思ったんだ。いかん、目が回ってきた
お酒と肉の上には倒れないでね
おまえ、ビールの次は、肉食べる気だな
山川は今のうちに休憩しておいてね。後片付けお願いするから
いかん、ホントに、回ってきた。後、頼、む…
バタ
よい子のみんな、矢守がお送りする次回予告よ
次回は安さんがあの子とあんな事しちゃうんだって
しかも別のあの子からは、積極的にアタックされちゃうのよ
もう安さんったら、私には何もしてくれないのに
ずるいんだから
次回第十九話 お祭り
矢守、肉なくなったぞ




