一章〔11〕熱せられた痛み
体の焼け焦げる感覚。痛い。熱い。それでもまだ意識がある。できることなら意識を手放してこの苦しみから解放されたい。
「お゙い゙、生きてるなら最後に答えろ。お゙前は誰なんだ?」
声を振り絞り相手の質問に答える。
「俺は、明星朝日だ。すまんが、アースじゃない」
「そゔか…… 俺の見た感じだとお゙前は完全にアースなんだ。見た目がな。だが、戦い゙方、喋り方が否定してくる。アケボシ、俺は、お゙前達を正直殺したくなかった」
消えゆく意識の中聞こえる声に耳を澄ます。俺がアースという人物と見た目がほぼ同じ。俺は転生というものを勘違いしてたのかもしれない。
《マグナ》
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「死んだな」そこにあ゙る親友の遺体を前に独り言を呟く。確実に死んでい゙る。しかし、星の力がどこにも出てこない゙。冥王が死んだときも似たよゔな事があ゙ったらしい゙。星が星を殺すと力は消失するという解釈をしてい゙るが俺はそれに違和感を覚えてい゙る。
〈ドゴッン〉
天井が崩れる。もうそろそろ崩壊するだろう。
「埋めてやるか」
死体を埋めながら思い゙をはせる。アースとは長い゙時間を過ごした。前生まれた時も復活してからも。だからこそ記憶を失って暴れるとは思え゙ない゙。あ゙れはアケボシと名乗った。精神を乗っ取った奴がいる。親友の体を使って俺を殺そゔとしてきた。絶対に許さない゙。
まだあ゙い゙つのスキルがどゔい゙ゔ能力か分からない゙。まだ生きてる可能性もあ゙る。精神が本体なら恐らく他の生物の中に精神を移して生きてるだろゔ。親友の遺体を埋め墓に親友の使ってい゙た剣を突き刺す。
「せめて、最後くらい綺麗な死に方をさせてやりたかったよ。俺はあ゙い゙つを許さない゙。もしまだ生きてるのなら、俺が確実に燃やし尽くしてやる。ゆっくりと眠れ。また復活したら会お゙ゔな」
《テレポート》
ここはずっと変わらない゙な。久しぶりの家で少し落ち着く。戦い゙にお゙い゙て仲間が死ぬことは良くある事だ。だが、アースが死んだのは見たことがなかった。
「フォボス、ダイモス、今蘇らすからな」
炎に魂を込める。ここから一カ月は動けない。生物を生み出すのはかなり力と集中力を使ゔ。昔程の戦力を作るには一年はかかるだろう。逃がした妹も殺しておきたい。先程はラヴィルとの戦いで力を使いすぎたせいで殺す余裕がなかった。それに、アースが戻ってくる可能性を信じたかった。
俺の魂の炎はまだ消えていない。
ここまでがこの物語のチュートリアル的な物です。次回から本格的にメインキャラ達が出てきます。今後もよろしくお願いします!




