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一度死んだ俺はおバカな能力で成り上がる  作者: 我ある故にこの世界あり。
7/8

街に入った、そして挑戦者。

この先の面白展開まであと少し、ゆっくり書いてるから全然先に進まないどころかノロノロだけど。戦闘シーン書くの好きなので楽しみだ。1番悩むとこだけどねー。ハハッ!(某ネズミキャラの声真似)

門前には人が並んでいて最後尾に並ぶ。

「俺らはこっちなんだよ、入り口で待ってるぞ」

そう言って同じ門にある小さな扉に向かっていった。


2人は門番に羊皮紙をみせた後、入っていった。

しばらく暇だったので他の人の街へ入る様子を眺めていると銀だったり黄色だったりするカードを見せていた。

少ししてから自分の番が来た。

「坊主、身分証カード持っているか?」

カードなんて持ってない場合はどうすればいいのかと今になって気づいた。どうしようか考えていると

「持ってないのか?なら、手の甲だせ。」

そう言われて手の甲を出すと白いカードを当てられた。

カードが光って、字が現れる。

「一時滞在用のカードだ、犯罪歴もないし大丈夫みたいだな。」

どうやら今ので犯罪歴なども見ることができるらしい。

「3日以上滞在する予定ならリベントの役所もしくは冒険者ギルドか商人ギルドで身分証作れ。このカードを渡せば身分にあった色に変わるだろう。宿や料理屋でも必要になるから常に持っておけよ。期日がすぎたり紛失したりすれば銀貨5枚だ。さぁ、行った行った。」

「ありがとうございます!」

感謝を伝えた後、門番に手で街に入れと催促されて、小走りで入る。

「おーい、こっちだ!」

2人は門のすぐ横で待っていて素通りしたようだ。

急ブレーキして2人の元に向かう。

「お待たせしました!」

「そんなに待ってねーから気にすんな。」

「ヨシト、カード持ってなかったのか。どこで登録するんだ?」

ローレスに即答で冒険者ギルドと答えた。


「よし、なら一緒に行くか。俺らも依頼の報告しないとだしな。」

ダリアスの提案は街に来たばかりの俺にとって冒険者ギルドに連れてってくれるのはありがたい。

と思っていたら目の前の大きな館にまで続いている大通りを100メートル歩いて左側に冒険者ギルドはあった。こちらの世界も左側通行らしい(?)


2人の後を追って中に入ると右手側は、酒場になっていて左手側は大きな掲示板になっていた。

報告がどんなものか気になって着いていく。

ゴブリン討伐の依頼だったようで羊皮紙と皮袋から緑の耳を提出していた。

「よし、じゃあヨシトの登録を頼む。」

「はぇ?ヨシトですか?」

受付嬢が辺りを見回すがいつまで経っても俺を見つけなかった。

「あー、そうか。よいしょっと。」

ダリアスがそう言うと急に俺を抱き上げた。

「こいつだ、こいつ。森の外でフォレストウルフの群れに襲われていたんだよ。」

「…。ハッ!失礼しました、冒険者登録ですねー、こちらの紙に名前と職業、スキルをお書きください。書類確認後、カードの更新がございますのでご準備を。」

そう言って受付嬢はどこかに行った。

それを見送って出された用紙に書いていく、えーと名前をヨシト、職業を無職っと。

「無職なのに魔法使えるのか?」

ローレスにこそっと聞かれた。あれ?職業ないと魔法も使えないのか……?これどう書くかでこれからが決まりそうだ。

「無職でも魔法は使えるぞ、相当なセンスが必要だけどな。」

途中でダリアスが話に混ざる。んーと、つまり?

「ということは、普通に使える魔法書いて問題ないのかな?」

「そうだな」

ダリアスの話で俺は使える魔法を書くことに決めた。

「なにをこそこそ話してるんですか?」

受付嬢がいつの間にか戻ってきていた。

「無職なので、スキル項目に魔法スキル書いても大丈夫なのかなと思いまして相談してました。」

「無職の方でも魔法使える方はごく稀ですが居ますのでお気になさらずです!むしろ使える方が今後成長が見込めますので!有名な方だと魔法士プルミエさんだとか冒険者ギルドでAランク、魔法士ギルドSランクの方ですね!この方、何がすごいって無職の時に5属性の魔法レベル1を全て使用していたということなんです!しかもそこからの成長もすごく……。ハッ。お目汚し大変失礼いたしました。書類とカード、受け取りました。2属性ですか、十分凄いですね。」受付嬢は、熱をこもった弾丸トークが恥ずかしかったのか顔を真っ赤にして、ささっと書類を確認して行ってしまった。

「相変わらずだなぁ、ミレーヌは。冒険者の話になるといつも、ああだ。」

そう言ってローレスは呆れた感じに立ち去ったミレーヌを目で追っていた。

それから10分ほどして戻ってくると顔色はさっきより赤みが落ち着いていた。

「これで登録完了です、初心者は灰色のカードになります。カードの色は灰色、水色、茶色、赤色、銀、金、黒になります。ランクに直すと先程の色順でE、D、C、B、A、S、SSです。」

そうして受付嬢の話は続き、

「EランクからDに上がるには森ウルフのリーダーを倒せてやっとDランクとなります。プラス、リーダー以下を20匹以上の群れを倒すことが出来ればD+と条件付きランクになります。」

「それなら問題ねぇな!なぁ、ローレス!」

「俺ら、このヨシトが群れを倒した現場を見ています。なので即日D+への昇格お願いします。」

「おい、こんな坊主が倒せるわけねぇだろ。」

隣の受付に居た筋骨隆々で見た目にそぐわない小さな杖をもった男が横槍を入れてきた。

「本当に見たんだから事実を言ったまでだ。」

ローレスが言い返した。すると大男は俺の方を見た。

「おい坊主、俺と戦え。リーダー倒せるなら俺と戦えるだけの技量はあるだろう?」

そうして大男は俺を睨みつける。

「またですか、ギルダさん。修練場行ってくださいねー、次ここで暴れたらCに降格ですよー。」

「チッ、模擬戦広場を予約してくれ。」

イラついたことを隠さずに言う大男。

「はーい、今日はこの後空いてるんで行ってくださいー。ヨシトさん、はい。登録済のカードです。」

どかどかと大男は受付窓口の横にある大扉に向かっていった。

戻ってきたカードは灰色だった。気になっていたことを聞いてみる。

「ダリアスさん、さっきの人はなんなんですか。」

「さん付けやめてくれ、むず痒い。あーギルダなー。Aに上がれなくてイライラしてるんだろ、俺らと一応は同期だぞ。あ、ちなみに俺らはAランクな。」

「なるほどー、ちょっと対抗意識もある?」

「まぁ巻き込んだ可能性はあるな、すまん。巻き込んだ詫びに事前に教えておくが、あの見た目で凄腕の魔術師だぞ。あいつ。」

「肉体戦闘得意なタイプじゃないんですね。」

「いや詠唱しながらボコボコ殴るやつだ。」

「まぁさすがに初心者冒険者相手に本気は出さないだろう、俺もローレスで構わんぞ、そこそこ出来るやつにならそう呼ばれる方がいい。あと俺らに敬語も要らん。」

そう言って、ローレスは俺の頭を撫でる。前世では17歳だった俺にとって恥ずかしいがその手は温かさに満ちていた。

受付嬢が話に入ってきた。

「珍しいですね、あなた方2人がそこまで人を認めるなんて。」

「こいつ、30頭近い群れとリーダー倒していたからな認めるしかないだろう。初めてで、ここまで出来るやつを俺は知らん。」

「それはすごいですね!!あ、そろそろ時間なので修練場の模擬戦広場向かってください!私も見に行きますので頑張ってくださいね!」そう言って、ミレーヌは俺にウインクしてきた……。見目麗しい女性にそんなことされたら心がもたない…。耳が熱くなり、ぼーっとしていると。

あんまりからかってやるなよーという言葉をミレーヌさんに言いながらダリアスに背中を押されて修練場に続く扉を跨ぐ。

どうやら扉の先は裏手に続く通路で、そこを抜けると小学校のグラウンド並の広さがあった。

しばらく眺めているとローレスに呼ばれた。

「こっちだ、ヨシト。」

呼ばれた方に行くと透明の壁があってその中で準備運動しているギルダがいた。

「おせぇぞ、坊主。さっさと入ってこい。」

入口なんてないぞ?どうすればいいんだ?

「あー結界初めて見るのか、そのまま通り抜けできるぞー。」

ダリアスに言われて入ると、中は修練場並の広さだった。

なにかしらの魔法が使われているのだろうな。

「おい、坊主早くそこに立て。」

ギルダが指を指した場所には青い円が存在していた。

そこに入ると、ギルダの対面側に青い板が現れた。

「坊主、俺は魔法しか使わねぇ。坊主は何でもありにしろ。いいな?」

「分かりました。」

俺を舐めているようで、ハンデをくれるみたいだった。

なめられ上等精神で、愚かな挑戦者を打ち砕く!なーんて思いつつ、なんでもありに設定して準備完了のボタンを押す。


そうしてカウントダウンが始まり、戦前の緊張感を感じながらその時間が経つのを眺めるのだった。

お読み下さりありがとうございます。下手くそな文章ですが、お許しください。。年1、2投稿になります。

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