2人の冒険者と世界のこと。
久々の投稿。
自己満の小説ですが読んでくれたら嬉しいかもしれない(?)
『戦闘の終了を確認、経験値及び報酬を測定中……。』
俺は怪我なく無事に初めての戦闘を終えたようだ。
この世界の戦闘はシステム管理になるのか?
転生前に読んでいた小説の世界と同じ仕様になっているな。
そう考え込んでいると遠くから声がした。
「おーい、坊主!!大丈夫か!」
いかにもな感じで冒険者らしき人が走って近くまできた。
「怪我はないか?大きな爆発音が聞こえたから来たんだが。」
「はい!大丈夫です!」
「坊主これは坊主が?」
「俺がしました」と答えようとした瞬間に遠くから声が聞こえた。
「おーい、なんか見つけたかー?」
その声に目の前の冒険者が後ろに振り返って手を振った。
うん、しばらくしてなんか冒険者らしき人が増えた。
『測定終了、群れの討伐が確認できたため500経験値配布及び群れのリーダーの討伐を確認。リーダーの討伐報酬として、スキルーーーにファイヤーボール、ウォーターボール、サンドボール、ファイヤーランス、ウインドランスを追加。』
どうやら報酬の測定が終わったようだ。
さっき攻撃に使った技(?)がスキルの一部として追加されたのか。色々と形を作ることが出来れば色んなことが出来るのかもしれないな。
「坊主!おい、坊主!!」
おっと、つい考えごとに集中していた。ここは獣の歩く危険地帯、ついそれも忘れて集中してしまったみたいだ。
「はい、坊主です。さっきの問いですけど、僕がしました。」
後にきた人が俺に「さっき?」と聞き返す。すると最初にきた冒険者が説明を始めた。
ちなみに、最初の冒険者がきた時にはフォレストウルフはほとんどが光となって消え始めていた。
「さっきな、ウルフの群れが全滅してたんだよ。来た時には消え始めていたがな。」
「あそこに落ちてる大きめな魔石、リーダーじゃないか?」
「そうだな。リーダーぽい大きさのもいたな。倒せる強さがあるなら心配ないな、坊主も大丈夫だよな?」
その問いかけに助力を得るなら今だと感じた。
「実は村の慣習で旅に出たんですけど近道しようとして森を通ったら道に迷っちゃって…。」
「冒険者じゃないならしない方がいいぞ。まぁ仕方ないからが街まで連れてってやるよ!」
お言葉に甘えることにした。ちゃんと魔石は拾った、それなりの値段で取引されてるらしい。
森から出てすぐの道を会話しながら歩いていた。
2人は冒険者で、最初に来たのがダリアス、後からきた1人がローレスと名乗った。さすがにこちらも名前を言わない訳にはいかないと思い、ヨシトと名乗っておいた。さすがにハイデリッヒまで名乗るのはまずい気がして黙っておいた。
「なぁヨシト、あの10匹近い群れどうやって倒したんだ?人にステータスを聞くのはマナー違反なんだが、どうしても気になってよ。」
「祖父から魔法を習いました。数百年前まで元貴族だったようで今でも魔法を代々継承し続けている感じです。まぁ今では昔ほどの出力は出ないようですが、僕は先祖返りで没落寸前の先祖の魔法を継いだみたいですね。それでも出力は落ちてるみたいですけど。」
ここにきた時に脳内にこの設定がインプットされていたようだ。
「そうかー。マナー違反の詫びに、俺らのスキル教えてやるよ。」
ローレスがそう言うと、俺も?!とダリアスがびっくりしていた。
「いいじゃないか、知った以上言わないのは礼儀に欠けるぞ。」
それを聞いて納得したダリアスが、スキルを教えてくれた。
どうも盗賊で短刀スキルLv7らしい。うっかりLv7は凄いと言うと、ダリアスは名人と言われるくらいだなーと鼻高々にしていた。ちなみに、ローレスは剣士Lv6ということらしかった。まぁうっかりってのはそうさせただけなんだが。これは交渉スキルの効果だ。
さらに村でしか生活してこなかったから1人前までしか知らないと言うと、スキルレベルによるランクを教えてくれた。
見習いから始まって、駆け出し、1人前、玄人、名人、達人、超人、伝説、神となる。
よくよく聞くと、神という存在になったものは今の世界に一人もいないらしい。じゃあなんでこうして伝えられているのかと言えば、古代文明では居たらしい。
生粋の農民だと1人前までにしかならず、スキルLvは5までしか上がらないようだ。職業によってスキル上限が決まり村人は村人、農民は農民、戦闘職は戦闘職という区分らしい。ちなみに戦闘職のスキル上限は10、つまり伝説ランク。このランクを神にするには、神の加護が必要となるらしく戦闘職なら闘神の加護が必要。だが今では神が顕現しなくなり不可能らしい。
スキルが神となった場合、表記は剣士Lv神となりいわゆる剣神と言われる存在となって崇められる。魔法士という職もありスキル上限は10となっている。戦闘関連の職は一律に10が上限。農民や村人は上限が5ということらしい。非戦闘職は基本的に5が上限と思っていいようだ。
「教会の司祭が職業授与の年に急に亡くなって無職なんだよね。」
「あるあるだな、辺境にくるの大体じじいの司祭だからなー。」
「大きな街に行くのにお金も時間もかかるから。うちの村、裕福じゃなかったし、それの為だけに行けなかったよ。村を出る時に街には授与のために絶対に寄れと言われたよ。」
そうやってローレス話しながら歩いていると、ダリアスが街がそろそろ見える頃だと教えてくれた。色々と教えてくれたダリアスとローレスに交渉スキルそれなりに有能だなと考えていた。
しばらくして街というか、高い壁が見えてきた。
2人は目配せをした。
ようこそ!リベント街へ!!
暇つぶしの久々投稿。さて、戦闘が終わってしばらくはリベント街編が続きます。スキルが不明なヨシトはどうやって生活していくのか、そこで出会う人、強き者の知恵。彼は冒険者となるかまでは決めていません!次がどうなっているか、読んでみてからのお楽しみですね笑




