【閑話】カーライル王国について
コメントでカーライル王国の立ち位置が不明というのがありましたので、軽く…。
本編とは関係ありませんし、話にも出てくるかも疑わしいような設定なので、興味がおありの方はお読み下さい。
カーライル王国のある大陸は現在三つ巴の状態となっています。
北の雷帝国(ロシア帝国のイメージです)、東のギウス国(モンゴル帝国のような騎馬民族の多い大国です)、西のディンブーラ皇国(プロイセン皇国をイメージ)が、膠着状態といいますか、先の大戦のダメージからまだ回復しきっていない為、事実上の休戦状態になっています。
雷帝国とディンブーラ皇国は対ギウス国の同盟を結んでいます。
サルタニア国、カーライル国、ハウミーニア国は元々ギウス国の属国として酷い扱いを受けており、自分たちの味方についてくれるなら、属国扱いはせず、同盟国として扱う、と持ちかけたディンブーラ皇国と手を組んでます。
当時のディンブーラ皇国が優れた国だったかといえば、雷帝国よりマシだろう程度のものだったのですが、そうしてでも属国扱いから抜けたかったのですね。
とはいえ、皇国内ではこの3国を属国として侮る貴族はいます。
境界を守ってもらうという意味で、かつての皇族たちはこの3国を不当に扱うことはしていなかったのですが、現女帝と、その娘の皇女はそうは思っておらず、皇国が守ってやってるのにそれも分からない田舎国と侮っている為、あのような干渉を平気で行います。
女帝と皇女の教育係が駄目貴族だったのが大きいです。
カーライル王国自体は特に特色のある国ではありません。
境界にあった為に戦争のダメージが大きく、復興に時間がかかっている間に、自国内の商人の横暴を許してしまっているような状態だったので。
真っ当な考えの皇国貴族は、カーライル王国を刺激して、雷帝国やギウス国に鞍替えされては困るという意識はありますが、助けて女帝の不興を買いたくもない、といったところでしょうね。
そういうこともあり、ルシアンが皇都にいた際に、皇女がちょっかいを出したのを公爵令嬢たちがフォローしていたのは、そういう背景もありますし、単純に皇女が嫌いだからというのもあります。
女帝と皇女が頭おかしいのは、まぎれもない事実です。
以上、閑話でした。




