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俺がビキニアーマーでどうすんだ!?  作者: ダラリノコトダマ
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第一章 第9話 美少女たちがキャッキャウフフな結果・・・ その6

◇ ◆ ◇


「うわー、ニーニくんサイテー」

「死ねばいい・・・」


 ふ、普通だよ!

 みんなそうだよ!

 なぁ!?

 男子なめんなよ!?

 なめろよ!



「えーと、ま、だから・・・ちゃんと同い年くらいに興味があるというか・・・。

 け、健全かな?とおもうけど・・・」


 ロリ疑惑のフォローのためとはいえ、でっかい爆弾落としてくれましたね。かなみさん。

 いや気ぃ使ってくれて嬉しいんだけどさ。


 そこに、「あ、そういえば・・・」と瑠璃が割り込む。


 まだなにかあんのか? もうぶっこむんじゃねえよ。

 俺のライフはもう・・・。



「にぃにのパソコン借りた時・・・」


 俺 、 ビ ク ッ !


 いや大丈夫だ。

 俺のチョメチョメフォルダーはちゃんとパスをかけてあるし、フォルダー名も『家族社会学概論』とかだし。


「にぃにが見てたブラウザの検索履歴とかキャッシュ調べたら見てるエロサイトのジャンルはバラエティに富んでるけど、年齢に関しては基本、合法っぽかった・・」



 お ま え ガ キ が な に し と ん じ ゃ あ !



 おまえが違法だ! 中学生!

 クールビューティーのくせに俺のエロサイト追跡するな!

 はい!

 俺のライフゼロッ!



「そ・・・そうなんだ・・・」声のトーンが低くなったかなみ。

「あ、でも、すごく頻繁に検索してたっぽいセクシー女優見たら、○○○○って女優がお気に入りみたいで・・・。

 その人、かなみさんに似てましたね・・・」



 ヒィィイイイィィイイイッ!

 いやあああああ!



「へ・・・へぇ・・・いや、なんと言っていいか・・・ねぇ?」


 いや、もう、ほんと・・・カンベンしてくださいぃぃ・・・ねぇ?


「なるほど!

 にぃにくんは、その女優をかなみ先輩の

 『 代 替 品 』として『 愛 用 』してるんですね!

 そういうの、かなみ先輩的にどうですかぁ~?」


「う・・・。

 ・・・や。

 まぁ・・・。

 なんというか・・・。

 男の子って、そ、そういう・・・もの?」


「私なら気持ち悪いですけど」

「私もっ!!!」



 嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!

 もうやめろ―――――っ!

 やめてくれぇええ!

 精神の処刑だこれは!

 脱獄できないのに死刑執行中だ!



「あと、ゲームとか、野球とか、電子書籍とかのフォルダの中に一つだけ『家族社会学概論』ってパスのかかった謎なフォルダーがあって、そこに、いろいろ溜め込んでいました。

 パスは、にぃに部屋に貼ってるポスターの選手の名前を試しに入れてみたら一発でビンゴでした」



 ギャァアアアッ!

 世界の岩隈がまさかの逆転ホームランを被弾!

 パスワード→IWAKUMA


 

 嗚呼!

 もう死んでるのに!

 俺の精神もう死んでるのに!

 

 殺されてる!

 ザオリクかけられて、生き返らされて!

 もうなんども殺されてる!



「・・・ま、そのフォルダの中を見た限りでは、シチュエーションその他、ストライクゾーンはすごく広いと思いますけど。

 ロリモノは・・・なかったと、思います」


 そして茶をすする瑠璃。

 涙をすする俺。


 俺のロリ疑惑をフォローする為とはいえ、お前も巨大な爆弾を・・・。

 俺の最大の秘密を・・・。


 もう、こんなんだったら・・・


 ロ リ で よ か っ た よ っ !



「あ、あはは、まぁ、シンも・・・男の子、だしね?

 よく知らないけど、た、多分みんなそういうもんだよね?

 ま、ほら、ね? とりあえず、ロ、ロリコンでは、ないということで・・・」


 かなみもライフが減っている気がする。


「なお、ロリコンではないかもしれませんが変態なのは確実ですよ。

 フォルダ容量1テラいきそうでしたもん。

 あとは、それらすべてが『ロリやホモを隠すための偽装』だって線もありますけど」



 せっかくのフォローを台無しにすんじゃねぇ―――っ!

 ついでにホモ疑惑まで添加してんじゃねぇ―――っ!



「・・・・・・・」


 ウワァァァアアン!

 かなみがついに黙ったよぉー。


 踊り出るぞ!?

 これ以上はもう、なりふり構わず飛び出て、お前ら二人にダブルラリアットだぞ!?



 フ ル チ ン ビ ン タ だ ぞ っ !?




「あー・・・でも~、やっぱロリの気ありますよ」とナギちゃん。


 まだいうか。

 もうさすがにネタはつきただr・・・



「だ っ て 、 ニ ー ニ く ん


 わ た し に プ ロ ポ ー ズ 


 し ま し た よ ?」




「「 は ぁ っ ? 」」(瑠璃かなみハモリ)




 ・・・。

 ぶ ・・・。

 ぶ ぶ ・・・。

 ぶ ぶ ぶ ・・・。

 ぶ 、 ぶ っ こ ん で き た ぁ あ ああああああああ!




 その7へ・・・ぶっこ・・・。


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