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詩集<君に届け!>

レイニーデイズ

作者: papiko

足元に広がる水たまり

ぽたぽたと跳ねて

波紋がひろがる


気分が沈む日

雨など降らなければいいのに

そんな風に思う自分が嫌い


霧のように頬を撫でていく

春雨だから濡れて帰ろう


なんとなく穏やかな日

雨ともいえぬ霧雨の中

波立たない気持ちが少し好き


泡立つように広がる暗雲

いきなり落ちてきた雨

土砂降りになる


ちょっぴり気分がいいの

濡れても構わないくらい

あなたと二人で

一つの傘の中


レイニーデイズ

気持ち一つで

かわる雨


憂鬱になったり

穏やかになったり

幸せになったり


レイニーデイズ

誰のために降り続くのかしら


きっと誰のためでもなくて

それでも人の心を映すように

誰かの代わりに泣くように


子供のように笑う

逝く人のために泣く

恋人のために喜ぶ


レイニーデイズ

心を乱されて

心を癒されて


雨に翻弄される日々



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― 新着の感想 ―
[良い点] 読ませて頂きました(*≧∀≦*)すごく読みやすくて内容も良くて気に入りました♪
2015/04/15 17:03 退会済み
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