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七人の帝王(セブンス・エンペラー)  作者: 摩天楼 サクヤ
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プロローグ     新古今世界集  ~神と七帝~

 遥か昔...

 この人間界にまだたくさんの神がいた時代...

 この世界は神によって導かれた人間たちによってひどむごい争いで満ちあふれていた。

 元々(もともと)神々は世界を何十回でも滅ぼせるほど魔力を持っていたため、それを持て余し、退屈していた。なので一部の神々は自分達をまつり上げる人間達を使っていくさを始めたことが原因だ。

 原来げんらい人間とは、神にみちびかれ行動するものであるためか、これが神の道楽である事に誰も気づかなかった。

 だが、人間の元々(もともと)の総人口の半分になってしまい、さすがに神の名にけがれがしょうじると考えたのか、七柱ななにんの「ほのお」「みず」「かぜ」「」「かみなり」「ひかり」「やみ」のそれぞれをつかさどる神が話し合った。単純に戦を終わらせるのであれば神の力をもってすれば簡単であったのだろうが、そうなれば多くの死者が出てしまうため、話し合いはかなり長期にわたったが、それぞれの自然の摂理せつりつかさどる力をぶつけて相反そうはんさせて世界を二つにわける、という方法に決定した。

 しかし、その方法には二つ問題点があった。一つは二つの世界は干渉かんしょうできないこと、もう一つは七柱の神だけでは「世界を二つに分けること」ができないことである。

 前者は七柱が司る自然の摂理が二つの世界が分かれた後、干渉かんしょうすることができないため、人間界に自然の摂理せつりが崩壊してしまい、世界を保持することができなくなるからである。後者は七柱ななにんの力をぶつけ合うと無力化されるうえ、七柱の力は強すぎため被害甚大ひがいじんだいである。

 そのため、神の力を込めた神の分身たる神器じんぎを作り、人間に渡しその人間を人柱として「自然の摂理せつり」を動かすことにした。

 七柱の神はそれぞれ神器に耐えうる身体からだを持ち、神器を悪用しない心が澄んだ聡明な人柱(王の器)を探した。

 そして、何年かかかって七人の人柱が人と神のまう領域りょういき狭間はざまに集まった。

 七人はあまり状況を理解していなかったが七柱の話を聞き、心がんだ七人は少し考え込み、こころよ快諾かいだくした。

 すぐさま儀式に入った。儀式では神器を持った七人がそれぞれを選んだ神の前に立ち、いっせいに神器の力を解放かいほうしてそれぞれの神にぶつけた。七柱の神はそれに答えるように体の周りの魔力のオーラを強くして、お互いの魔力を相反そうはんした。

 すると、狭間はざまが徐々に開き始めお互いの世界が夜空の星々に包まれるように見えなくなった。

 神々は人間界から消え、七柱の力を込めた神器と七人の神器の人柱が人間界に残った・・・

 

 だが、人間界に戦火は消えなかった。

 あたりまえだ。たとえ神々という指導者が消えたとしても、人間同士の間にやったやられたのうらみの念が残っていては、戦が終わるはずもない。

 そのため、七人は自ら神に授かった神器を使い戦火をしずめ、これから二度と戦が起きないように七人それぞれが国を作り、お互い不可侵条約ふかしんじょうやくを結び七人がそれぞれの国の帝王ていおうとして、玉座ぎょくざに座った。

 

そして、世界に平和がおとずれた。


だが、数千年たった今....


 世界はまた戦乱にまぎれ、神器を持つ現帝王同士による戦いは天地を揺るがし、それらによって食料が減り、貧民街(スラム街)では飢餓や栄養失調により亡くなる人であふれた。

 

 世界は英雄ヒーローを求めている、世界を平和に導く英雄ヒーローを......






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