水の都アクアリウス帝国を観光!
「ファンタジー世界へレッツゴー!♪」「なんか嬉しそうだな笑」「なんか楽しそうじゃない?」「まあそうだね魔法とか使えるかなー」「ファイヤー」「うわぁ、あっちぃ」「おお魔法使える〜」「いきなり打たないでくれよ笑」「「ってことでファンタジー世界を大冒険始まります!」
少し読みやすくしました
あとタイトルをバーチャル•ライフに変換しました
ちょくちょく文を変えてたり、加えてたりしてます
俺の名は高校二年生の高津咲夜、部活はサッカーに所属していて、背番号は10でみんなからはエースと呼ばれている。
今は練習試合の途中を脱け出して部室で休んでいるところだ。今の時間は午前11時だ
「はぁ…疲れたな」
と言ってしばらく部室を寛いでいたが、ある聞き覚えのある声が飛んでくる。
「咲ちゃん、ここにいたんだ〜」
この甘ったるい呼び方をするのが特徴の俺の幼馴染の名は神楽柊花、彼女はテニス部に入ってる。これでもエースらしい
「部活はどうしたの〜?」
「疲れたから今休んでる」
俺はそう答えると柊花はこちらを憂鬱そうに見つめながら
「またサボり〜?エースなんだからしっかりしなきゃ」
と甘ったるい声の割りにはキツイことを言ってくる。
確かに柊花の言うとおりだ休んでる場合じゃない、しかももう少しで大会が始まる、その為に練習をしないとなこの学校のサッカー部にはほぼ休みがない、ほとんど年中無休でやってる。
戦う相手は結構強い、県でも有名な学校だ。俺は勝てるか心配になってるが2個前の先輩たちもこの学校と戦ったらしい、そのときは2-1で勝ったのだ。
だが去年の試合、1個前の先輩たちは1-3で負けたらしい、勝ったり負けたりの戦いだ、そういえばこういう名言を聞いたことがある、勝ったり負けたりは人生と同じ、勝ち続けはつまらない、負け続けは身が持たない、勝ったり負けたりがおもしろい。
「わかった今行くよ」
と、俺は立ち上がり水飲み場の方へ行く
「いこいこ〜、もう少しで練習試合始まるから〜」
俺は水飲み場で水を飲んでから試合に参加することにしようとしたが
〜練習試合PM1:00〜
「試合始めるぞ〜」
先生がそう言った
「やばい、急いでいかないと間に合わないな」
俺は急速で試合の方に行った
〜帰り〜PM7:12
「ふぅ…疲れた〜」
「おつかれさん」
彼女はそういってタオルを渡してきた
「ありがとう、これで汗ふけるよ」
練習試合とはいえかなりの時間やってたと思う、今の時間はもう7時だ、約10時間も部活をやっていたのだ、流石に疲れる
「さて、帰るか」
俺は帰る支度をしながら言った
「うん、3日後の試合がんばろうね」
彼女はとても3日後の大会を楽しみにしてる、俺は支度を終え一緒に帰ることにした
〜家〜PM8:15
「はぁ…今日は疲れたな、風呂浴びてすぐ寝るか」
あ、飯はどうしようもう8時だ、早く食わないとあまり遅くに飯を食べるのはよくないが
「母さん、飯〜」
「あら、まだ飯食ってないの?今用意するね」
今日の飯はどうやらカレーだ、俺の大好物だ
「いただきまーす」
う、うまい!やっぱ疲れたときはカレーが1番だな、カレーを食べると元気が身体から湧いてくる。俺は肉が大好きだ、だから親によく
「野菜は食べないの?」って言われるけど野菜より肉だ、でも野菜も食べないとバランスがかたよる
「バランスが大事」
うん、そうだなバランスが大事だ、野菜も食べないと、世界では食べ物とかが食えない国もある、まだ日本は幸せだ
「(CM)アフリカでは食べ物がなく沢山の子供達が栄養失調で困ってます」
そうか、アフリカでは沢山の子供達が栄養失調でいなくなってるのかまだ俺らは幸せな方だ、そう思いながらカレーをおかわりして風呂に入ることにした
「ふぅ…3日後の試合楽しみだな」
俺は早く寝ることにした
〜夢の中〜
寝てからどのくらい経ったのだろう、俺は耳鳴りがして起きたのだが辺りが真っ暗で何も見えない。
真っ暗な理由は電気を消してるが、その代わり豆電球をいつもつけてる。
しかも、妙に肌寒いのだ。今は6月。もうそろ夏の時期に入り、梅雨ももうほろ終わるのだが、妙に寒いのだ。
辺りを見渡すが何もない。電気を付けようとしたが何故かリモコンもない。もしかして夢の中?いや、それはおかしい、夢の中でこれって夢?とは言えない。
ってことはこれから何か災いが起きるのだろうか。それとも…
これ以上考えると頭が痛くなってくる。俺は一度体制を直して寝ることにするが、やっぱり寝れないと思ってると聞き覚えのない老人のような低い声が聞こえた
「汝よ、もうすぐ災いが降ってくる。汝はそれを救わなければならない。急ぐのだ、時間は…み……い…」
最後の方は何を言っていたかよくわからないがこの先に災いが起こるということだけわかった。しかし、これが夢なのか現実なのかわからない、自分の妄想かもしれないし、本当かもしれない。
「とりあえず、明日は学校だ、早く寝るとするか」
〜次の日〜 6月5日AM7:45
「咲ちゃんおはよ〜」
「お、おはよう」
「なんだか元気がないみたいね、練習しすぎて無理しないでよ?もうすぐで試合だし」
そうだな、試合まであと2日だがんばろう
しかし勝てるのか心配だ
そんなことを考えていると
「試合は勝ち負けじゃないよ、チームとのコミュニケーション、絆、自分の弱点、そういうのを成長させるのが試合だよ」
なんか凄いこと言うな、ちょっと違う気もするが
「ああ、そうだな試合は勝ち負け関係ないな」
ポ○モンの曲にも勝ち負けよりも大事な、何かがきっとあるはずさと言う歌詞もある、確かにそうだ、俺がそう思ってると柊花はなんかうろたえてた
「どうした?」
俺は柊花の方を向くが、何もない
「ん?どうした」
「あ、あれ?こんなところに道あったっけ?」
道?そういえば確かに道がある、道と言っても獣道だ。葉っぱが覆っていて見にくいが、人がギリギリ1人入れそうな道だ、だが裏道でしかも人気がない場所だからあんま気づかない
「入ってみようか?」
「いや、やめたほうが…」
だんだん辺りが暗くなってきてるぞと言おうとしたが、柊花の姿は既になかった。
「っておい、先に行くなよ」
仕方ないか、俺も行かないと
五分くらい獣道を進んでいると前に大きな扉があることに気づいた、普通の扉じゃないその扉は浮いているしまるで魔法がかかった扉のようだ
「開けてみる?」
「いや、やめた方が…」
「でもさ、こんなところに扉があるのはおかしくない?しかも浮いてるし」
確かにそうだ、こんな裏道で人気もない場所に扉があるわけがない、しかもその扉は浮いてる
しばらくその扉を見つめているとその扉に紋章が描かれているのに気がついた
「これは、不死の鳥の紋章かな、でも色が違う」
フェニックスに似てるがちょっと、違う。竜っぽくも見えるしよくわからない。
でも、その扉が気になるので結局開けることにした。
〜水の都アクアリウス帝国〜
扉を開けたそこには、素晴らしい草原が広大に広がっていた。川のせせらぎが聞こえ、馬が川を飲み、豊かに暮らしている。この水の都アクアリウス帝国は、名前の通り水がとても綺麗に煌めいている。飲むと心が癒されとてもいい気分になると言われている。
「うわぁ!すごい‼︎」
俺はしばらく景色に見惚れてて呆然としていたが
「お、おい、やばい所に来ちゃったんじゃないか」
俺はそういって扉の方へ行くが、何故か扉が開かない。どうやら、戻れないらしい
周りを見渡すと魔物がいる。
おい、やばいぞ、完璧にここはファンタジー世界だ、ってことは昨日の夢は本当なのか、災いってこれなのか、いや、もっとすごい災いが起きるだろう。前に液体の塊が動いている。現実ではなさそうな生き物だ。
あれはスライムかな、元々スライムという名前の由来はドロドロ、ぬるぬるとか言う意味らしいがまさにそれだ、ド○クエのスライムとかとはちょっと違う。
色は緑っぽくかなりでかい魔物の中では雑魚キャラだが囲まれるとやっかいになる
「うわぁ!?こっち来てる!」
「ぐわぁぁぁっっ」
スライムが襲いかかってきたがそれを俺は華麗に避けた
やばい、かなりのスライムの量だ、一匹ならまだなんとかなるが、もう周りを囲まれている。
まだこの世界に入ってから2分もたってない、なのに今はこんな状況だ、本当についてない
「そこらへんに武器はないか?」
俺は少し焦りながらも冷静な口調で言った
「武器らしいものは見当たらないよ」
ちくしょうっ…なんかないのか武器らしいもの、ゲームとか小説とかなら、必ずフラグが立つんだか、現実はそう簡単にいかないらしい、ファンタジー世界は地球とはあまり変わらないが、雰囲気がかなり違う。まず、空気の軽さ。
こっちの空気は地球より、なんだか軽い。ジャンプすると直ぐにわかる。
下手すると、2段ジャンプもできそう。
「いや、そんな事を言ってる場合じゃない、早く武器を見つけなければ」
とりあえず武器があるかどうか俺は辺りを見渡した、木の小枝しか落ちてない。
「あ、あそこに町があるね、そこに行ってみよう」
遠くの方に大きな町が見える、それと門らしきものもある、ん?…不死の紋章が描かれているな、どこかで見たような気がする
「とりあえずあの町に行こうよ、ね?」
そうだな、スライムは動きが鈍いから大丈夫だろう、俺はその町がある方向へと移動した
〜水の都アクアリウス帝国「町」〜
「ここは立ち入り禁止だ、君らは他所から来たようだな」
町へ行こうとしたらいきなり門番らしき人に声をかけられ呼び止められた、おい、いきなりだな
「あ、はい他所から来ました」
「どこから来た?」
何処から来たって…日本しかないだろう、しかしここは地球がある世界とは違う世界、そんなの通じる訳がない
「日本から来ました」
「日本?そんな国はないぞ、君たち怪しいな」
門番は睨みつけながらそう言った、うん、当然の結果だ、知っていたらおかしい、そうかここは地球がある世界とは違うからダメなのか…
どうしようと思ったら門番が
「まあ、とりあえず国王の所にいきなさい」
門番はそういいながら町へ行けるでかい門を開けた
「うわぁ…すごい!」
辺りを見渡すと家々が並んでいた、しかし街灯はない。
四方を海で囲まれた島国、外交が主な国益になっている。
アクアリウス帝国は、守護龍 キース・ノーヴァイスの加護を最も受けており、聖なる力が宿りやすい。
他種族国家な為、様々な種族が見ることができる。また、聖なる力が満ち溢れるアクアリウスでは他の国では見られない勇者召喚も行う事ができる。その為、この世界に存在する『魔のもの』への最後の砦と言われている。
「あそこにお城があるだろう、そこにいくぞ、着いてこい」
まだ不審者だと思われてるのか、他所から来ただけなのに
「国王様、怪しい者を2人捉えました。
国王様…この人の事か、なんかポセイドンに顔が似ているような感じだな
国王はしばらく彼らを見ていたがやがて、大きく笑いながらこう言った
「ハハハハ、彼らはワシが呼んだのじゃよ」
「あ、もしかして地球からやってきた勇者様ですか」
勇者?なに俺らは勇者なのか、なんか笑える
「勇者?私たちは勇者なんですか?」
「そうじゃよ、地球の代表としてワシは君たちを選んだ、そしてここへ導いたわけだ」
じゃああの怪しい扉も全部この国王が用意したわけか、なるほど話がだんだんわかってきた。しかしなぜ呼んだんだろう1番そこが気になる
「実はここへ呼んだ理由はここ最近魔物が暴れだしているのだ」
つまりこうだ、国王様はこのファンタジー世界の魔物が暴れだしているのに気がつき何かあったんだろうと思い兵士たちを偵察に向かわせた。
そしたら悪魔たちが暴れているらしい、でこの世界より大きな力を持つ者がいる地球に俺ら代表が来たというわけだ、ファンタジー世界ではよくあることだが
「まあそういうわけで悪魔を討伐してきてくれないか?」
いきなり悪魔討伐を頼まれてきた
「いや、むりだろ」
これが無理ゲーというものか、だいたい人間が悪魔に勝てるわけがないしかしこの世界は魔法が使える、しかし呪われそうで恐ろしい
さらに国王は話を続ける
「それとこれ以上に魔物たちが暴れるとここの世界だけでなく地球にも影響を及ぼす可能性がある、で無事悪魔討伐をクリアしたら地球に帰還させてやろうじゃないか」
そうかここと地球の世界は繋がっているのか、しかし俺ら2人だけって言うのは無理があるな仲間が欲しい
「あの〜、2人じゃ勝てる気がしないんですが」
と、国王に言うと国王は笑いながら
「そうか、仲間が必要か…そうだな、呼んでもいいぞ、仲間の名前はなんだ」
う〜ん、誰を連れて行こうかな、そう迷ってると柊花が
「綾崎君と因幡君でいいんじゃない?結構頼りになりそうだし」
あの2人か、確かに頼りになりそうだな、いや、待て、あいつらが来たら…
「じゃあ、綾崎君と因幡君でお願いします」
「わかった、今魔法陣で呼んでくる」
「え、まってよ」
俺は止めようとしたが
「ん?いいんじゃない?意外と頼りになるわよ」
俺は止めても無駄だと思い柊花の言う通りにした
「では、その2人でいいんだな?」
うん、他に呼べる人いないし、流石に後輩たちを呼ぶのもかわいそうだし
「はい」
「そうか、まあ、いつでも呼べるから、呼びたい時はワシに言っとくれ」
国王はそういいながら、杖を持ちある場所に移動した
「???????」
なんか唱えているようだ。
やがて国王の周りには白い靄がでて光を放っている
「よし、彼らが来るまで待とう、まあしばらく時間が掛かるから水の都アクアリウス帝国を観光したらどうじゃろうか」
観光か…そうだなまだこの世界を知らないし、色々と知りたいしな勇者として
「だが外に出てはならぬぞ、魔物がうようよしてるからな」
スライムのことか、でも武器があれば普通に討伐できる筈だが
「ねぇ、早く観光しようよ〜」
「ん?あ、そうだな行くか」
お、ここは武器屋かなどれどれ、いろんな武器があるな
「武器買いたいけどさ、金が無いんだよな」
「うん、まず金が存在するかもわからないしね」
まあファンタジー世界とかなら金貨とか、ゴールドとかだろうな、あるかどうかわからんが
「あ、そうだ図書館的な所ないかな?」
「図書館か、図書館ならあの道を曲がってしばらく進んだ所にあるよ」
結構近いんだな、俺は少し安心した
〜図書館〜
「おお、ここが図書館か〜!」
すごい、かなりの広さだ、日本の図書館とはまた違う
この図書館は好きな本、借りたい本の名前を言えば本が動きだすと言う仕組みだ
「かなり広いね、迷子になりそう」
柊花がそんなこと言うので俺は手を握ると少し顔を赤くしていた、かわいいな
「いや、そんなこと言ってる場合じゃないや、早く本を探そう」
この世界の世界地図を探すことにした
「あ、これじゃない?」
早速柊花が世界地図を見つけたようだ。
地図を見てみるとこう書いてあった
この世界には七つの国があるらしい、だが他の国に行くには一度宇宙にでなければ行けない
「他の国に行くには結構時間かかりそうだな、ワープは使えないのか?」
そんなことを言ってると図書館の管理人らしき人がやってきた
「あの人に聞いてみるか」
「すいません、他の国にはどうやったら行けばいいんですか?」
「他の国に行く方法ですか、まずどこの国に行きたいのですか?」
そういえばどこの国に行けばいいのか国王に言えばよかったな
「えっと、こっから1番近い国は?」
「こっから近い国は火の都インフィニティですかね」
火の都か、ってかなんで水の都と火の都が近いんだ、相性絶対に悪いだろ
「火の都ですか、行き方はどうすれば?」
柊花がそう尋ねると
「アクアリウス帝国の外、つまり草原のところにテレポート専用の場所があります、そこでこの石テレポート石を使います」
と管理人がそう説明しながらそのテレポート石をこちらに見せた。
どこでもありそうな石だが少し光っている、自然的にじゃなく魔法がかかっている感じ、とにかくその石がないと他の国にはいけないらしい
「まあこれは特別に差し上げます、どうぞ使ってください」
と管理人がテレポート石を渡してきた
「いいんですか?」
「はい、どうせテレポート石は使わないんで」
ありがたく受け取っておこう、どうやらこのテレポート石は2回使えるらしい、行き帰りと
「とりあえず、国王の所に戻ろうよ」
ああ、そうだな帰り道はこっちだっけな、まあ言いか
〜アクアリウス帝国〜
「あ、国王様…火の都インフィニティに行きたいんですが」
「ああ、あの都か、確かに水の都から近い、でも行くにはテレポート石が必要だ」
俺は国王にテレポート石を見せて上げた
「なんだ、君たちは持っていたのか、ちなみにその石は2回使える、それ以上使っても意味がないただの石になる、だがずる賢い魔法使いたちはこの使いきったテレポート石を魔法で復活させることができる奴などもいる」
なるほど、まあこっちの世界にもずる賢い人がいるがこの世界にもそういう悪用などをしてる人がいるのか
「あっと、時間がもうそろキツくなってきたな、この時間帯は魔物が暴れ始める行くなら今だ、あと武器屋で武器を買うがよい」
そういって俺らに金を渡してきた、どうやらここの通貨は金貨とかのようだ
「わかりました、ではいってまいります」
「いってきますー」
こ、ここか、地面に軽く紋章の跡が残っている
「あ、この紋章扉の紋章と同じだ!」
「ほんとだ〜、でもなんだろうねこの紋章」
わからんけどとりあえずテレポートを使って火の都インフィニティ行くか
テレポートの上に立ちテレポート石を使うとやがて白い霧のようなものに包み込まれ辺りは真っ白になった
「いよいよ火の都インフィニティだね」「そうだな、次回はやっとファンタジー世界の基本中の基本、ギルドができるぞ」「おお、やっぱりファンタジー世界って言ったらギルドで、クエストを受けて、様々な試練を乗り越えていくんだよね」「うん、クエストにはランクというものもあるから、頑張って上を目指すぞ〜」「「おー!」」