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ガルシア大陸戦記  作者: シグレイン
狂戦士レヴァンの誕生
57/107

狂戦士レヴァンの誕生 #3-27

超短いです


「すみませーん」

 王城で見回りをしている兵士の背中に向かって、ファルナが声をかけた。

「何だね。もう少しで私はパレードの警護につかなくてはいけな……」と振り返った兵士に向かって、レヴァンとドライが殴りかかる。やがて兵士が気絶すると攻撃を止め、その装備――甲冑やら剣やら――を拝借した。

「いやー、悪いな」と気絶した兵士に向かって、ドライが詫びる。

 同様に二回繰り返し装備を三つ手に入れると、三人とも装備した。

 レヴァンの作戦は、兵士のふりをしてヴァリウスの近く行こう、というものだった。確かに、これなら怪しまれない。しかし、ヘマをするととんでもない事になるのも事実。ハイリスクハイリターンだった。

「さてと。これでパレードに出られるね。すごく動きにくいけど」

「いざとなったら、脱げば良いだろ、こんなくそ装備」

「あのー、私は」

「ファルナさんは魔術専門だから、その格好で呪文を唱えれば良いんじゃない?」

「そうね」

 三人は、パレードでヴァリウスの乗る馬車を目指して歩き出した。


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