狂戦士レヴァンの誕生 #3-13
戦闘シーンがうまく書けません(泣)
実は当初の予定とはだいぶ変わって進んでます。
作者も先が見えません。
ですが、拙作を読んでいただけると幸いです(毎度毎度ですが、感想や文章評価もあるとうれしいですね。誤字脱字の指摘でもなんでも良いので)
ヴァリウスが中庭に入ってみると、それは先ほど上から眺めていた光景とは、うって変わっていた。
「ヴァリウス、いきなり走らないでよ~」
追いついたレヴァンも、その様子を見て二の句が継げない。
「おまえら走るの速……」
二人にだいぶ遅れて着いたドライも、二人同様動けない。
そこには、アルとガントが倒れていた。たった一人の手によって。
ヴァリウスが二人に向かって歩き出す。
「大丈夫かい」と倒れているアルたちにヴァリウスが声をかけると、
「大丈夫だ。それよりも先生を呼んだ方が良い。彼女は……」
そこまでガントが答えたが、ガントはそこで力尽きてしまい意識を失ってしまった。アルはというと、すでに気絶しているようだ。
ガントの言葉が気になり、ヴァリウスはエキドナを見た。
エキドナは、まるで、意識を乗っ取られ、誰かに操られているかのような虚ろな目をしている。その足取りも千鳥足といった感じで、はっきり言えばどうしてアルとガントが倒されたか皆目見当もつかなかった。
「エキドナさん、あなたはどうされたのです」
「……」
まだ知り合って日も浅いが、彼女はもっとハキハキしていたはずだ。これは本当に意識を乗っ取られているかもしれないぞ、とヴァリウスが思ったのも束の間。
エキドナの右足が、文字通り目に留まらぬ速さで、ヴァリウスの腹めがけて伸びた。
想定外の速さに目を丸くするヴァリウス。エキドナの一撃を受けるのは必至と思われていたが、そこで、「ミシェイル!」と叫ぶ声がし、ドライがヴァリウスを突き飛ばし、彼の身代わりとなる。
「ドライ!」
ヴァリウスが叫んだ時には、ドライは何十メートルも先に飛ばされ、そのまま動かなくなっていた。そんなドライをチラッと見たのち、ヴァリウスに再び攻撃しようとしたエキドナを、レヴァンの声が止めた。
「エキドナさん、落ち着こうよ」
「……黙れ」
エキドナが怒鳴った。しかし、レヴァンは怯む事無く彼女の方へ歩いて行った。
「レヴァン、ここは僕に任せて君は……」と言いかけて、ヴァリウスもエキドナの手に落ちてしまう。
そして、残ったのはレヴァンとエキドナの二人だけとなった。




