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関西弁妻の言い訳と朝帰り

■合流した直後


旦那への説明

「最初から“友達としてやで”って念押ししといたから安心してや」

男友達への言い訳

「今日はほんまに友達として来ただけやからな?変なこと考えんといてや」



■お酒を飲む前


旦那への説明

「乾杯ぐらい普通やろ?やましい気持ちなんかゼロや」

男友達への言い訳

「乾杯はええけど、それ以上は期待せんといてや」



■一軒目で席が近い


旦那への説明

「お店が狭かったんやもん。隣座るしかなかったんや」

男友達への言い訳

「近いって?ここしか空いてへんやん、しゃあないやろ」



■冗談交じりにボディタッチされる


旦那への説明

「軽いノリやし、“やめときや”って言うたから大丈夫や」

男友達への言い訳

「ちょ、やめてって!冗談やったら許すけど、それ以上はあかんで」



■一軒目終わり際


旦那への説明

「帰ろう思たけど“もうちょっとだけ”って言われて…ついな」

男友達への言い訳

「ほんまはここで帰るつもりやけど……今日は特別に少しだけやで」



■一軒目の終わりに手を繋がれる


旦那への説明

「びっくりしたけど、振り払うほどちゃう思て……“あかんで”とは言うたんや」

男友達への言い訳

「ちょ、あかんて……でも歩きにくいし、ちょっとだけな」



■二軒目に向かう途中で肩を抱かれる


旦那への説明

「人通りもあったし、すぐ離れるやろ思て強くは拒まんかった」

男友達への言い訳

「ほんまやめて言うてるやろ……でも人多いし、まぁ少しだけな」



■二軒目入る前


旦那への説明

「危ないとは思たけど、明るいとこやし大丈夫やろって」

男友達への言い訳

「ほんまはあかんねんけど……人多いし、まぁええか」



■二軒目で酔って寄りかかる


旦那への説明

「フラついただけで、甘えたんちゃうで」

男友達への言い訳

「ちょっと酔っただけや。寄りかかるのは一瞬やで」



■終電を確認する時


旦那への説明

「ちゃんと時計見て、“そろそろ帰らな”って言うてたんや」

男友達への言い訳

「もう帰らなあかんなぁ……でもあと少しだけな」



■駅まで歩く途中で腕を回される


旦那への説明

「強く拒んだら雰囲気悪なるし……口では“あかんで”言うといた」

男友達への言い訳

「やめて言うたやろ……でもちょっとだけやで」



■終電を逃した時


旦那への説明

「終電逃すなんて思てへんかった!タクシー高いし、仕方なく休もうって」

男友達への言い訳

「ホンマはあかんねんけど……もうしゃあないし、ちょっと休ませてや」



■タクシーを呼ぶかどうかで揉める


旦那への説明

「帰ろうとはしたけど“タクシーは無駄や”って言われて……」

男友達への言い訳

「タクシーで帰るんが一番やけどなぁ……でも高いし……うーん、ちょっと考えさせて」



■ホテルを打診される


旦那への説明

「“行かへん”って断ったんやで?でも強く言うたら空気悪なるやん」

男友達への言い訳

「ホテルなんて絶対あかんよ?……でも休むだけやったら」



■ホテルの前に立つ


旦那への説明

「最後まで“浮気はせぇへん”って言い張ってたから!ほんまに扉の前まで行っただけ」

男友達への言い訳

「ここまで来てもあかん言うたやろ……でもちょっとだけなら……」



■ホテルでの翌朝(旦那への説明)


「ほんまに、ほんまに何もなかったんよ。酔ってすぐ寝てもうて……気づいたら朝やったんや。

あんたに心配かけてもうてごめんな。怒られて当然やのに、許してくれてありがとうな。

もう二度とあんなことはせぇへんから」


(旦那は呆れながらも「寝ただけなら……」と渋々受け入れ、妻は胸をなで下ろす)



■帰宅後に男友達へLINE


「昨日はほんまにギリギリやったなぁ。なんとか旦那は騙せたわ。

次は絶対ホテルなんか行かへん。今度こそ、ほんまに飲むだけやからな?」


(スタンプは照れ笑い系で送信)


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