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聖少女暴君  作者: うお座の運命に忠実な男
余命一年のヒロイン編 エピローグ
152/153

最終話 またねって言ってよ

 タイトル『聖少女暴君』その人である姫川さんが学校を去ったところでこの物語は終わります。わたしこと鳴海千尋もストーリーテラーの役目を終えるときがやってきました。


 折笠さんは女子大生として毎日を楽しんでいます。村雨さんは在学中に小説家としての実績を積み、卒業後にプロデビューしました。


 黒咲ノアちゃんはマイペースで学園生活を楽しんでいます。光の使徒として裏の顔を持ちながら……。わたしはeスポーツ部のキャプテンとして大活躍するのですが、それはまたべつの話。


 護国寺先生が誰と結婚したのか気になっている読者さまもいることと存じます。それはわたしです。


 どうしてそうなったか時系列に沿って説明すると、高校を卒業した村雨さんと護国寺先生は同棲をはじめました。


 ところが、彼が外着と部屋着を着替えないことに村雨さんは幻滅。さらに彼のPCに成人男性向けアダルトコンテンツのブックマークと購入履歴を発見した村雨さんは激怒。


 一ヶ月で破局しました。村雨さんは幻想に恋をしていたのです。女性不信になった護国寺先生を慰めつづけたわたしと心の距離が近くなりゴールインしました。


 村雨さんはこの件をきっかけに官能小説家として覚醒。女子校を舞台に性が乱れ咲く作品を世に生みだしつづけています。


 いちどだけ書店で覗いてみたが、モデルが誰なのか一目瞭然でわたしには読めませんでした。彼女はいま出版社の担当に恋をしているそうです。どうして立場が上の人を好きになってしまうのか……。


 わたしはいまとても幸せです。いま彼の子どもがお腹にいます。

挿絵(By みてみん)


 姫川さんと出会ってから毎日が奇跡のジェットコースターのようでしたが、最後に新しい命を宿すという奇跡が起きました。


『聖少女暴君』の物語をふたたび紡ぐときもあるでしょう。皆さん、さようなら。いえ、彼女ならこう言うでしょう。


Скажи(スカジ) мне(ムネェ), увидимся(ウヴィディムシャ) снова(スノヴァ)」(またねって言ってよ)

挿絵(By みてみん)




『聖少女暴君』エンディングテーマ


 この世界に愛を求めたとき

 辛辣な答えがかえってきて

 蒼い海に自分を沈めるの


 凍りついたマイ・ハート

 頑なな心を溶かしてくれた人

 あなたがいるから

 本当のわたしになれた


 まっくらな部屋に灯りをともしてくれた

 あなたがいるから

 いまを生きられるの


 探しても見つからなかった宝物

 きみの横顔が教えてくれる


 ずっと知りたかった真実解(トゥルーアンサー)

 きみの横顔が教えてくれる


 あたりまえの奇跡を抱きしめて

 明日を生きるひとかけらの勇気 握りしめて


『アクアマリンの真実解』作詞・作曲 二ノ宮恋と姫川天音 歌唱 姫川天音



聖少女暴君 完


※このあと登場人物による座談会がございます。




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