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立春の日に思ったこと

作者: 薄雪草


『春告草』


春を告げるちいさな五枚の花びら

ちいさくて、可愛らしいかたち


冬の寒さのなかで

健気に咲いている


明日には雪も降るという

小雪に緋色は映えるけど


寒さに震えないように

傘でもかけてあげたい





『雪の降る朝』


雪の降る朝は

いつもより静か

空はあかるいような

灰白色


思うことは

とりとめもないこと

明日のこと


昔、はじまりのころ

同じような空気を感じて

同じような空を見上げていたことを

思い出す


そのときの漠然とした

未来への不安と、期待と

憧れに素直に一直線でいられた

貴重な時間



生きることは

蓄積だ


頑張ったことも、怠けてしまったことも

押し通した結果も、譲った結末も


いつか背負う荷物なら

楽しい記憶や誇らしい気持ち

優しい思い出をつめていたい



雪が降りそうな空から

ひとひらのメッセージ


毎日をたいせつに



夢見ることも、忘れないでくださいね


だって

だよねー









カーリング女子を観たからですが。

そだねー、でした。

間違い、間違い。

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