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虎倉街の偽の射影たち  作者: 主道 学


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近所を見に行こう その4

「おにいちゃん。何か変よ? 避難勧告もないし……」

「あれ? そういや、なんで誰も外へ逃げてないんだ? 大きな地震だったのに! おーい、町民ーー! みんなまだ寝てるのかーーー?? 真っ暗だけど朝の7時ッスよーーー!!」


 俺は比水公園から近くの住宅街に走っていくと、すぐそこの民家のドアをドンドンと叩いてみた。


 パリッとした背広姿のおじさんが平然とでてきた。こちらを不思議そうに見つめている

「なんですか? あなたたち?」

「ええと、酷い地震だったので、大丈夫かなーと……避難勧告はでていませんが、まだ余震の可能性もあるかと……避難した方がいいかと思いました……」

「え、地震? そんな揺れはなかったな。おーい、裕子。今、地震なんて起きたか?」

 おじさんは後ろを向いて、多分この人の奥さんに地震のことを聞いたのだろう。

「え、地震? 何も起きてないわよーーー! きっと、小さい揺れだったのよ!」

 家の奥にいる奥さんも、平然とした声を返してきた。


「大丈夫だよ。何も起きていないよ」

「ええ?! あ、すいませんでした!」

「お騒がせしましたー!」


 俺と光は急いで踵を返すと、一旦家に戻ろうと光が言った。


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