再び近所を見に行こう その7
郵便箱から取り出してみると、また白い封筒で縦50cm横30cmと大きさも同じだった。
「よし、開けてみよう」
封筒を開けると、中身はバイキングの招待券や色々なお食事券がたくさんと出てきた。
うぎっ!
なんて平和な!!
「こんにちはー。影洋くん。今日も元気だねえ」
「うぎっ!?」
「こんにちはー。向井さん」
妹の光は、いつも通りの挨拶している。
「今日もいい天気で」
「ほい。太陽もサンサンですよね」
我が妹と近所の向井さんの会話に……頭が混乱して全部ついていけない!?
なん? 向井さんがなんでいるんですか?
そういえば、空を見上げると今まで意識していなかったが太陽が昇っていた。
辺りはサンサンとした日光で照らされている。
ここは、お・も・て……の世界なのか?
「これから学校かい?」
「ほい! おにいちゃん。学校行こう!」
「……うん」
かくして、書統学校まで俺たちは走った。
朝日に照らされた校門まで林道の登り坂を走っていると、公平が俺たちと同じく校門目指して突っ走っていた。うぎっ! 公平の奴! 不良に戻ってる!
昔風のツッパリカットの公平は唾を吐きながら走っていた。
うん!
あ、あそこに見えるのは!!
真っ白な陶器のような。それでいて真珠のような透き通る肌の持ち主……そして、黒の長髪のなんとおしとやかな! 俺の大好きな恵さんだ!!
ウッキ――――――!!
ラッキーーー!!
「ほにいちゃん? ここって、裏の世界じゃないよね」
「……今頃、気が付いたか我が妹よ……多分、表の世界だと思うぞ」




