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虎倉街の偽の射影たち  作者: 主道 学


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心影山へ行こう その3

「……」


 辺りは真っ暗なのでよくわからないが、目を凝らして見ると、たんに山の端に集まっていた大岩が崩れたようにも見える。地面には砕けた岩まであった。


「あ、そうか! これ……地震のせいじゃないか?!」


 そういえば、ここ影の世界へ来た時に大きな地震があった。

 近所は無事だったけど、たぶん心影山では地震が起きていたんだ。

 心影山って一体?

 

 そして、この山のどこに影斬りの刃があるんだ?

 

 おじいちゃんとおばあちゃんは、どうしてこの山に登ったんだ?


 影斬りの刃って一体なんだろう?

 影斬りっているからには、なんか影に対しての強力な武器なんだよな?

 

「おにいちゃん! あっちに光るものがあるよ」

「うん?」


 さて、探すか?

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