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虎倉街の偽の射影たち  作者: 主道 学


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学校へ行ってみよう その12

 その時、俺の頭に何かが直撃した。


「痛て?!」

 

 上を向くと、案の定……無数の傘が空から降って来ていた。


「光。ヘルメットだ!」

「ほい!」


 俺と光はヘルメットを被って、元来たところの会館へと慌てて引き返す。

 妹の身体に当たりそうな傘を素手や肘、体当たりで弾いて走っていると、傘が大振りになりだした……。


「痛ってーーーーー!! なんだってんだーーー!!」


 素手、頭突き、足蹴りなどで傘を打ち返しながら叫ぶ。

 町民は皆、とっくのとうにヘルメットを被って会館の屋根のある場所へ避難していた。 


「おーい! 早くこっちへ!」

 見ると、最初この影の世界で地震があった時に、避難を勧めた。あの住宅街のおじさんと裕子というおばさんがこっちへ来いと手を振っていた。


「ありがとうございます! 痛ってーーー!!」

「ありがとうございます! おにいちゃーーん! 大丈夫ーーーー!!」


 俺と光は傘の降る広場を全速力で突っ走った。

 ようやく会館の屋根の下へと入ると、ゴンゴンと傘が空から降ってきている音がした。この影の世界って? 


 ああー、痛かった! 何か変だぞ? いや、あ! そうか! 多分、表の世界と影の世界は何か逆なのかも知れない。だけど……これじゃあ……。


 わかんないや。


 明日、何が表の世界と逆になっているのか調べてみよう!


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