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虎倉街の偽の射影たち  作者: 主道 学


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学校へ行ってみよう その10

「待て――!! 俺の影ーーーー!」

  

 自分で言っているのもなんだが……変か?

 確かに変だろうけど、命が関わっているんだ。俺は自分の影を一直線に追いかける。

 

 影は会館の広場から、そのまま比水公園を通り過ぎ。近くの住宅街の暗闇に紛れるよう姿を消してしまった。


「俺の影―――! どこ行ったーーーー!!」

 

 あ、そういえば、おじいちゃんとおばあちゃんはどうしたのだろう?

 うぎっ! まさかこの影の世界では隠居生活するために田舎に行ったのではなくて、影に殺されてしまったっていうのか?


 ますます、影を追う俺の足に力がみなぎる。

「待て―――!!」

 それに、実家が消えたのは?

 わからないところが多いな?

 

 誰か頼むから教えてくれ!


 いや!

 

 ここは感覚を研ぎ澄ませ……。


 いた!!

 

 俺は全速力で走って影を追い詰めた。

 ここは丁度、住宅街のT字路の左方向の行き止まりだ。

 影の後ろには空き巣が並ぶ。


 もともと、そこは表の世界でも空き巣だったんだ。

 

「ふん!」

 俺の影は鼻で笑うと、構えた。

 武術で勝負しようとしているんだ。


「はん!!」


 勿論、俺も構えた。今まで誰にも使ってはいけないといわれている武術。おばあちゃんから直伝された。その名も心影流だ。

 

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