学校へ行ってみよう その7
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フカフカッ、フカフカッ、フカフカッ……。
「うーん……」
チュン、チュン、チュチュン……。
「ほひいちゃん! ほひいちゃん! 起きて!!」
微睡みから目が覚めると、光がパンを頬張りながら、俺を起こしていた。だいぶ意識が覚醒してきた。それにしても、昨日の夕食は豪勢だったな。キャビアなんて初めて見たし、食べたっけ。
「おっはよー……うん?」
そういえば、昨日は光が別々の部屋は嫌だといい。結局、同室で寝ることになった。天蓋付きのベッドがおあつらえ向きに二つあったので、そこで即爆睡したんだった。
正直、疲れていた。
まだ、この世界での現実感がまったくない。
辺りを見回しても……。
頬を抓っても……。
この部屋にも、至る所に置かれた高級そうな壺に、黄色い花が活けてある。それと、この部屋はとても大きくて、片隅に見たこともない大型テレビがある。
その大型テレビには、また天気予報が流れていた。
「今日は世界各地で……の祭りが……ありますね。いやはや、ここは影の世界ですからね。仕方がないんですよねえ。では、皆さん毎月の避難訓練を忘れずに。それでは今日の天気です。……今日は時々、雨が降るでしょう。あ、それとお昼ごろから傘が降りだすようですね。お昼頃から帰宅する方は、十分に気をつけて帰りましょう」
小春という気象予報士はやはり平然としていた。
「うぎっ! 傘ーーー!! 雨の間違いだろう!!」
「おにいちゃーーん! それより遅刻だよーーー!」
部屋の中央の柱時計を見ると、午前9時!!
「恵さんは、どうしたーー!!」
「ほえ、だって今日は日曜だから学校は休みだって……」
「……」




