第九話 自己紹介
俺達は牧場の中に入った!
中に入ると土産物が並んでいる店が両側にある。
【嘉織】「わあ!土産物だあ」
嘉織は土産物にはしゃいでいる。
【嘉織】「ジョーちゃん!見て見てえ~」
嘉織が俺に熊のぬいぐるみを見せて来た!
俺はこれを見てどうすればいい!
【ジョー】「初めまして、俺は如月ジョーだ!」
取り合えず自己紹介してみた。
熊のぬいぐるみは何も答えない・・・
【嘉織】「ジョーちゃんこれはあ? 」
嘉織が今度は豚のぬいぐるみを見せて来た!
だから俺にどうしろとゆうんだ!
嘉織は土産物屋から動かない!
俺がテレビで見た時は、中に入ると馬や牛や色んな動物がいる筈だが・・・
ここに居れば俺は強制自己紹介を何度も繰り返えさなくてはならない!
そう言ってる間にも俺の前に
ぬいぐるみがやって来る!
【ジョー】「あ、どうも初めまして・・・」
嘉織・・・・頼むからもうやめてくれ!
その時藤田が俺達の前に現れた!
【藤田】「はあ・はあ・・・やあ!奇遇だね」
お前走ってきて奇遇は無いだろ・・・
【嘉織】「あれ?藤田君、横山君と一緒だったんじゃなかったのお?」
【藤田】「ふふふ・・・僕を侮っちゃいけないよ、横山さんがトイレに入った瞬間に逃げて来たのさ!」
気取って言う事じゃないだろ!
【嘉織】「ふ~ん・・・」
嘉織・・・聞いといてふ~んは無いだろ。
【藤田】「良かったら一緒に行かない?」
その時藤田の後ろから横山の声が聞こえた・・・
【横山】「ふ~じ~た~!」
藤田は一瞬ビクッとして、そ~っと後ろを向いた。
【横山】「お前人がトイレに入った隙に逃げやがって~」
【藤田】「あわわわわ・・・」
【嘉織】「横山君?」
嘉織は不思議そうな顔をして横山を見る。
【横山】「あ、嘉織ちゃんゴメンね~」
藤田はまた横山に引きずられて行く!
【横山】「さあ早くしないと友加里を見失っちまう!」
【藤田】「先輩一人で見張ってくださいよ~、僕は関係ありませ~ん!」
【横山】「お前世話になってる先輩にたいして言う事かよ!いいから行くぞ」
二人は見えなくなった・・・
横山は友加里の事が好きなのか・・・・
何なんだよ!この会社は?
隣のカフェを見ると・・・・
和美と女2が二人で1つのジュースをストローで飲んでいる・・・・・決定だな!
店の時計を見ると・・・あと10分しかない!
嘉織は早霧牧場は土産物しか無いと思っているのか?
俺の前に牛のぬいぐるみが来た!
【ジョー】「あ、どうも・・・じゃないだろおおお!」
そして案の定時間がきて、俺達はバスの中に帰って行った。
嘉織の手にはしっかり友加里が買って来たソフトクリームが握られていた・・・・