第一話 ジョーと嘉織
俺の名前は(如月ジョーきさらぎじょー)年齢は五才だ!
俺は今日もあるアパートの部屋の中を監視している!
【ジョー】「天井異常なし!床異常なし!」
もう少し傾けば窓の外がみえるんだが・・・・
俺はこの部屋で、ある女と同棲生活をおくっている。
俺の彼女は、21才の会社員!
容姿はそのへんの女より全然カワイイ!
スタイルも細身で出るとこ出ている!
自慢の彼女だ!
羨ましいだろ!
時計を見ると午後6時、そろそろ彼女が帰って来る!
みんなにも紹介しよう!
ガチャ・・・・・・バタン!
【彼女】「ただいま・・」
おっ!彼女が帰って来た!
彼女が真っ直ぐ俺の所にやって来た!
【彼女】「ジョーちゃんただいま!・・・チュ♡」
【ジョー】「おいおい、そんな大胆に来たら照れるじゃないか・・・」
【彼女】「ジョーちゃん聞いて!今日ね部長にセクハラされたんだよ~!」
【ジョー】「何!くそ~俺の彼女に何て事しやがんだ!俺がぶっ飛ばしてやる!」
【彼女】「それでね~、私その部長の足を思い切り踏んでやったんだ!」
【ジョー】「さすが俺の彼女!やるな~」
【彼女】「あ~あ、こんな時癒やしてくれる彼氏がいればな~」
【ジョー】「何言ってんだ!俺がいるじゃないか」
彼女はそれだけ言うと俺から離れて行った・・・
彼女の名前は(花田嘉織はなだかおり)感じはおっとりしていて少し天然だ!
今も俺の目の前で服を脱いでいる・・・
俺は彼氏だからもう見慣れた・・・
どうやらお風呂に入るらしい!
俺も一緒に入ってあげたいが、俺の体は毛むくじゃらで濡れると乾かすのがとても大変なんだ!
前に嘉織が俺の体を洗ってくれた時はなかなか乾かず結局次の日ベランダに天日干しにされてしまった!
あの日は暑かったな・・・
それ以来嘉織は、俺の体は汚れたら拭く程度にしている・・・
俺がいつもいる場所は窓際のテレビの上だ!
最近になって薄型になってきて、尻が落ちそうになるのが難点だ!
【嘉織】「あ~、いいお風呂だったあ!」
俺の前をバスタオル1枚羽織って歩いている!
【ジョー】「こら!嘉織、誰が見てるか分からないんだぞ、カーテンぐらい閉めなさい!」
その時嘉織が俺にタオルを持って近づいて来た!
【嘉織】「ジョーちゃんもキレイキレイしましょうねえ・・」
【ジョー】「やめろ!拭かなくていい!俺はそのままで・・あははははははは!」
嘉織が俺の体をタオルで拭き始めた!
【ジョー】「やめあははは!くすぐったひひははは!」
【嘉織】「さあ!これで綺麗になったあ!」
【ジョー】「はあはあはあ・・終わったか・・」
拭いてくれるのはいいんだがくすぐったくてかなわん!
嘉織が俺を抱えあげた!
【ジョー】「おっ!もう寝る時間か・・・」
俺と嘉織はいつも一緒に寝ている!
羨ましいだろ!
しかも俺の腕を枕にだ!
俺の身長は80㎝だが嘉織の枕にはぴったりだろう・・
【嘉織】「ジョーちゃん・・・おやすみなさあい・・」
【ジョー】「おやすみ・・嘉織、いい夢見ろよ」