第四話:真実
「私?私はシェリス・ファンデルあなたの真実を知るものよ」
(シェリス・ファンデル?真実?何だこいつ)
「なに言ってんだこいつって顔ね」
「まあ当たり前か、いきなり真実をするものとか言われても困るわよね」
「お前の言っている真実って何のことだ」
「フフフッやっぱり飛びついてきたわね」
「あなたの本当の名前はシオン・ファンデル私たちの国の王から生まれた子なのよ」
「は?俺がどっかの国の王の子?そんなSF的なことおこるはずが・・・」
「背中の羽」
(!!)
「てめぇ何で俺の背中の羽のこと知ってんだ」
「そりゃ王の子だもの」
「俺には三月孝也ってちゃんとした名前があんだ」
「それはあなたを拾った親がつけた名前でしょ」
「・・・・・」
「あなたは我が国の王が戦争で危険だからと時空の扉を開いてあなたを安全なこの国に送ったのよ」
「王はその戦争で命を落とし我が国は絶滅の危機にあるの」
「そんな話信じれるはずがないだろ」
「じゃあ昨日あったロウはどう説明するの」
「そうだ、あのロウってやろうなんなんだ何で俺を狙ってんだよ」
「それは簡単よあなたが王の子だから次期王になられる前に殺ろうとしたんでしょう」
「じゃあ今おきてる殺人事件はそのロウってやつのせいなのか」
「少なくともその仲間でしょうね」
「なら俺がそいつらぶっ潰す!!やつらはどこにいんだ」
「今のあんたが行った所でばらばらにされるだけよ」
「んじゃどうすりゃいいんだよ!!」
「そうねもう覚醒しているんだからあとは必要な武術を見につけないと」
「よしやってやら〜」
「奴は明後日の夜渋谷のセンチェリーホテル(私の部屋)に来るはずなの」
「何でお前の部屋なんだ?」
「私も生き残りだからね一応狙われてんのよ昨日狙われたってことはあさって準備整えて くるはずなの」
「わかったじゃあそれまでに少しでも強くなればいいんだな」
「ええ」
「わかったじゃあどうすればいい」
「今日はもう遅いわ帰ってゆっくり休みなさい」
「は?明後日なんだろ時間ねーじゃねーか」
「大丈夫よその辺は私に任せなさい」
「あなたは明日の修行に備えて今日は寝なさい」
「わかった明日だないつどこに行けばいい」
「そうね朝10時にここに集合でどう?」
「わかったじゃあ今日は帰っておとなしく寝るよ」
「じゃあね」
「ああ」