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千の詩  作者: 織田一菜
8/13

コワレタセカイ

眼鏡を外して見えるリアル

誰もがどこかで傷つく

誰もが空を飛ぼうともがく

誰もが誰かを踏み付けていく

誰もがシタイを見ないフリ

誰もが他人をバカにする

何かを手に入れたと思ったら

すぐに手から零れ落ちる

どこかぶっ壊れたままのセカイを

心痛めたシタイ達が上から覗き込む


不平不満だらけのセカイを

堕落した天使達が羨ましがる

得た物は手から零れ落ちるのは

留めようとしないだけ

セカイが壊れてるように見えるのは

自分が壊れてるだけ

いつだって誰だってただ光探して

生きているのは変わらないハズ


誰もが自分を肯定する

誰もが他人になすりつける

誰もが夢を見ることが出来ない

誰もが人のせいにする

真実なんて現れない

みつからない

そんな世界にどっぷり浸かった

馬鹿野郎共には

気付かないこと

「幸福は人の不幸の上に成り立つ」


痛みと苦痛だらけのセカイを

裸足で走る子供達が羨ましがる

夢が見れないのは

見ようと努力しないだけ

真実が見つからないのは

見つけようとしないだけ

常に満足するセカイなんて

ありはしないハズなのに


全てを失ったなんて

被害者ぶった奴らが

善人の足枷となってゆく

奪われたのはただ一つ

奪われたのはマトモな心


終わらない悲しみを嘆くのは

自分が終わってからでいい

終わってからじゃないと

悲しいかどうか分からない



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