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千の詩  作者: 織田一菜
12/13

暴風

狂った豪雨が君の涙隠す

壊れた暴風が君の気持ち吹き飛ばす

隣で君は泣いてた

最後まで意地張って後悔したから

今にも崩れ落ちそうなくせに

情けないとこ見せたくないから

元気演じてるだけでしょ

全部知ってるんだ

君の気持ち、痛み、全部


見ないであげるから、泣いちゃえばいいよ

抱きしめてあげるからその涙止まるまで

次のステップに続くまで


君は急に歩調速くなった

砕け散って粉々になった鋼の鎖

直せないの分かってるのに

自分で壊したの知ってるのに

まだ夢見てるわけじゃないのに

もう限界なんだって気付いてるよ

だから全部吐き出してよ

君の口から聞きたいんだ


君が怖がりなことも

君が弱虫なことも

君が淋しがり屋なことも

全部知ってるから

全部さらけ出してよ

僕が受け止めてあげるよ

君が立ち直るまでずっと




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