↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仮面の学び舎  作者: 浦瀬
萩山編
PR
7/8

心の底から安心できない

一くんから聞いた。【青蒼穹】のことを。

そんな重要なことを私に言ってもいいのかと思った。

一くんは私を信頼している。実際私は青蒼穹やらと関わりはないし、初めて名前を知った。森河くんと夜宵くんも関わっているらしい。何も、誰にも言ってるわけじゃない。本当に信頼、信用してる人に言うらしい。

信頼なんかしてほしくないし、秘密事もしたくないけど、一くんが勝手に言ったんだ。私は言う相手いないし、ある意味いいのかもだけど。

「瀬戸さん。学校行くよ。」

「うん。」


―――――――――――――――――


11月半ば。

未だに青蒼穹の手がかりは掴めそうにない。

警察の八神さんと黒羽さんに放課後や休日に訓練を付けさせてもらってる。青蒼穹は行方不明者を増幅させる犯罪組織で、殺人にも手を染めているらしい。警察全体の目標は【青蒼穹を消滅すること】で、いずれ戦うこともあると思い、訓練を付けられている。

神宮寺くんはよく瀬戸さんを連れてくる。

瀬戸さんは、案外優しい子で、学校で見る瀬戸さんとは雰囲気が違った。


――――――――――――――――――

「ほら、また神宮寺くんと一緒いる」

「瀬戸って神宮寺くんのこと好きなのかな?」

「ぶりっ子が調子乗らないで欲しいよね」

「神宮寺くんにはあんなぶりっ子似合わないよ」


恐らく一くんの事が好きな女の妬み声。

私は一くんは好き。でもそれは人として好きなだけ。

彼が私に告白しても、私は断る。私を彼女にしてもいいことはないから。ぶりっ子を演じる理由は嫌われたいだけ。自己中心的な理由だ。


「あ、夜宵くんと森河くん……と、」

「初めまして!一くん!瀬戸さん!蒼輝紡です!」

初対面の彼の顔は笑顔だった。けど…神宮寺くんみたいに安心出来る訳ではない。心の底から安心できない顔。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。