表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

神秘戦隊ミスティジャー(1)


 悪の魔王デモモルゴスは地球を狙っていた!しかし、現代を生きる魔術師たちがデモモルゴスの侵略を阻まんとしていた!


 とある屋敷。屋敷の主、森谷貞夫はいつもの朝を迎えていた。

「ご主人様、おはようございます」

「……おはよう。美咲、凪咲」

 主人の朝を見届ける二人のメイドを見て、貞夫は挨拶を静かに返した。

「朝ごはんの準備はもうできていますよ」

「教えてくれてありがとう」

 貞夫は軽く伸びをすると自分の部屋を出てリビングルームに向かった。

 ある日突然、貞夫の前にメイドが押しかけてきて同居することになった。なんでも貞夫はデモモルゴスと対立する魔術師の血を引いているらしい。貞夫は未だに半信半疑だが現実にデモモルゴスは存在するのは間違いはなかった。

「ご主人様……お待ちしておりました。ご飯が冷めないうちに食べてくださいね」

「……わかったよ。雪音」

 美咲と凪咲より年上のメイド、雪音が朝食を用意していた。

 貞夫は自分の席に座り、朝食を食べた。

「全く実感がわかないけど……いつもの日常になったな」

 貞夫は日常が変質してしまったことを強く感じた。


◆◆◆◆◆


「地球侵略は中々進まぬ!」

 魔王城ダークパレス、その玉座に座りし魔王、デモモルゴスは怒りに打ち震えていた!

「何もかもミスティジャーの仕業だ!許さん!」

 デモモルゴスの怒りがダークパレスを震わせた!

「デ、デモモルゴス様、ミスティジャーを倒す策略を用意しました!」

 震えた声でデモモルゴスに策略を語る魔界軍師、シャドウバーン!

「本当にミスティジャーを倒せるんだろうな!」

「わ、私の策略でミスティジャーを倒してみせましょう!」

 次の瞬間、ダークパレスに落雷が発生した!


◆◆◆◆◆


 デモモルゴスが陰謀を企んでいることを知らずに日常を過ごす森谷貞夫たち!

「今日は休日だからどこかに遊びに行こうか」

 貞夫はどこかに遠出することを提案した!

「いいですね。遊園地にでも行きましょう」

 雪音は遊園地に行きたいと言った!

「雪音姉さま、いいですね!」

「私も遊園地に行きたい!」

 双子の美咲と凪咲も遊園地に行くことを同意した!

「じゃあ、みんなで遊園地に行こうか」

 こうして森谷家のみんなは遊園地に行くことになった!


◆◆◆◆◆


 雪音の運転する車で遊園地にやってきた貞夫たち。

「遊園地は賑やかだね」

 貞夫は遊園地の第一印象を述べた!

「ご主人様見て見て……これが勇者ルチア像だよ」

 凪咲は遊園地のマスコットの勇者ルチア像を見てはしゃいでいた!

「すごい……勇者像のディテールがいい」

 貞夫も勇者ルチア像に感動を覚えていた!

 3人は仲良く遊園地で遊び始めた!


 遊園地で一際目立つランドマークのお城の尖塔、そこにシャドウバーンが密かに立っていた。認識が阻害されているので誰もシャドウバーンの存在に気づいていない!

「フフフフフ……のんきに人々が遊んでいますね。これからこの遊園地が恐怖の舞台になることも知らずに」

 シャドウバーンは懐から邪悪なカプセルを取り出した!

「行きなさい……邪魔人サスカッチ」

 シャドウバーンは不気味に呟くとカプセルを開け放った!

 カプセルの中から飛び出していく邪魔人!

「ミスティジャー……目にものを見せてあげましょう」

 シャドウバーンは不敵に微笑んだ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ