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ユウキ・ノ・カケラ  作者: ハキ
第1部
33/67

第31話『静かな戦場──第2チームの動き』

──別の戦場。


 


煙と瓦礫の中を、

三つの影が駆け抜けていた。


 


 


◆ ◆ ◆


 


 


「……はぁ、はぁ……くそ、しつけぇな!」


 


タケルが乱暴に息を吐きながら、

背後を振り返り、周囲を燃やす。


 


そのおかげか追ってくる気配は──ない。


 


 


「シュン、バリアは?」


 


「──大丈夫、張ってる……でも、あんまり長く持たない……!」


 


小柄な少年──蒼生シュンが、

額に汗を滲ませながら必死に応えた。


 


バリアを周囲に展開し、

万が一の攻撃から仲間たちを守っている。


 


 


「情報、整理完了」


 


静かに言ったのは西堂セイ。


 


冷静にタブレット型の端末を操作しながら、

状況を素早く把握していく。


 


 


◆ ◆ ◆


 


 


「敵勢力、紅眼と黒環、戦闘は継続中。ただし、第2戦場での交戦は縮小傾向」


 


「俺らがガツンとかましてやったからな!」


 


タケルが豪快に笑ったが、

全身の傷と服の破れが、その激しさを物語っていた。


 


 


◆ ◆ ◆


 


 


「今からターゲット側へ合流する」


 


セイが淡々と告げる。


 


その言葉に、

タケルは頷きながら拳を握り締めた。


 


 


「ユウトたちも向こうでやってんだ。俺らも早く合流して、力貸してやんねえとな!」


 


「うん……!」


 


「了解」


 


 


三人の視線が、一つに重なる。


 


 


◆ ◆ ◆


 


 


そして。


 


タケルを先頭に、

シュンがバリアを維持し、

セイが情報を整理しながら──


 


三人は瓦礫の中を突き進み、

ターゲット、そして仲間たちとの合流を目指していた。

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