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社畜にもなれなかった俺が、JSに転生して経営の才能が開花した件 ~駄菓子屋からはじめて売上50億円へ~  作者: しけもくパイポ
第一章 最初のビジネス

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小学生(11年ぶり2度目)

【第一幕:起業編】


「いやいやいやいや、学校なんて行かないよ」


「あなたね。行きたくないって言っても学業を疎かにしてたら将来後悔するわよ」


 叶に拾われた俺(女児)は、かつて俺(成人男性)が住んでいた寮にまた住まわせてもらうこととなった。いまはチャッピー(ポンコツAIメイド)と二人暮らしだ。叶は様子を見にちょくちょく顔を出しては、生活に対して口を出してくる。


 あの後、二つのことが発覚した。一つは、当然と言えば当然だが、あの日以来、和泉澄人(成人男性の俺)が家に帰っていないこと。そしてもう一つは、幼児化した時の副次的な作用によるものか、なぜか一年が経過していた。つまり、和泉澄人は丸一年以上失踪していることとなっている。ベンチに置かれていた花束は、失踪した俺への弔いだったのかもしれない。


 とはいえ、こんなプチ浦島現象には今更驚やしない。自分の身体がこれだけガラリと生まれ変わっているのだから。


 叶はこのことに気づいていない。俺に対しては女児として接し、そして学校へ行けと言ってくる。


「チャッピーもなんか言ってやってくれよ」


「学生の本分は勉強だニャン」


「ブルータスお前もか」


「……」


 室内のスピーカーが起動する。スピーカーから声が聞こえる。


「Bluetoothに接続しますニャン」


「このポンコツが!」


 どうやら俺は23歳にして、女の子として小学校に通わなければならないらしい。不安で胸がいっぱいだ。不安とは無論、友達ができるかどうかなどではなく、バレたら今度は本当に逮捕されるのではないかということである。



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