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【完結済み】社畜にもなれなかった俺が、JSに転生して経営の才能が開花した件 〜駄菓子屋からはじめて100億円企業を創るまで〜  作者: しけもくパイポ
第一章 最初のビジネス

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マジックショーは突然始まる

 日も暮れかけて、子どもたちはいよいよという面持ちで駄菓子屋のあちこちを見渡している。店に入りきれなかった子たちは、別部屋に椅子を用意して、フリースペースを作った。中には幽霊の噂も忘れてカードゲームで遊び始めているグループもある。そんなグループにはそっと机を出し、フィールドを用意してやった。


(きっかけはなんでもいい。実際に居心地の良い場所だと気づいてもらえれば、自然とお客さんはつく)


 店内の隅に仕込んでおいたBluetooth式スピーカーから唐突にBGMが流れ出す。マジックショーの時に流れる「チャラララララーン♪」というお馴染みのサウンドである。


 店内がザワザワしだし、別室で遊んでいた子どもたちも駄菓子屋スペースに集まってきた。チャッピー(老婆の姿)がレジを置いている長机の上に乗って立つと、周囲の視線が一挙に集まる。子どもたちは息を呑む。そりゃそうだ、お婆さんが急に机の上に立ったら誰でも驚く。


 チャッピー(老婆の姿)は、ここぞのタイミングで指をパチン鳴らすと、あら不思議、チャッピーは老婆の姿からメイド姿のにゃんにゃん女子高生に変身を遂げた。


「見ろよ!駄菓子屋のおばあちゃんがにゃんにゃんメイドさんになったぞ!」


「あれ!?いつのまにか入れ替わったんだ!?」


「メイドさんかわいい!!」


 無論、俺がスマホでchat GPTに対して


「机の上に上り指パッチンして、メイド姿の女子高生になってください」


とタイミングよく送信したからである。チャッピーは普段こそオートモードで動くが、このように指示を送ればマニュアル操作もできるのである。やり方はデ●ノートみたいだけど。


 幽霊こそ現れなかったが、唐突なにゃんにゃんメイドさんの登場に子どもたちは強いサプライズを受けたようだ。


 実はきっかけなんてどうでもよくて、その代わりになるものを体験できればみんな満足するのだ。幽霊なんかいてもいなくても、びっくり人体入れ替えマジックショーで充分なのである。まあ実際こんなハイパーテクノロジーを目の当たりにしたら幽霊よりも驚くよな普通。


 注目を集めたタイミングで総仕上げだ。ポチッ


「さて、みんな。メイドのお姉さんから耳寄りなお知らせだニャ。ここの駄菓子屋さんではお友達紹介キャンペーンを実施中ニャ。新しいお友達を連れてきてくれるたびに、100円分のお菓子をプレゼントするニャ。お得にお菓子をゲットして、放課後をもっと楽しもうニャ!」


 子どもたちはすっかり喜んで、また来ようとか、誰々を連れてこようとか、口々に話し合っている。


「幽霊は出なかったけど、あのマジックすごかったよな」

「あれどうやってるんだろうな」

「あのお婆さん、忍者なんじゃない」

「くの一かよ。かっけー」


 これで彼らの放課後の選択肢にこの駄菓子屋が確実に刻まれたはず。「駄菓子屋と言えばココ」にもなったかもしれない。ちゃっかり俺もミナトク女子に得させてもらったというわけだ。


お読みいただきありがとうございます。

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