表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

41/77

41話 レインズ軍対マルス・デリック軍

マルス達の軍勢は順調に進んでいく、西から南地方にすんなり入る事が出来た。南地方での貴族同士の結束が固いと聴いていだが、何の抵抗もなく入る事が出来た。その貴族領には領主貴族は居なくもぬけの殻であった。


マルス「デリック団長、貴族領の領主たちはどこか一か所に集まっているんですかね。」

デリ「だろうな、そうでなければこの貴族領でも抵抗があったはずだ。」

マルス「ですよね。この領地の治安維持にどのくらい兵を置きますか。」

デリ「それが狙いかもな。」

マルス「デリックさん、どういうことですか。」

デリ「いやな、各領地を周り治安維持に兵を置くだろう。うちで500、マルスの所で200と少しだろう。どう考えても10か所以上に一か所10人から多くて20人が限界だ。少し治安が悪かったり、問題が発生すれば100人単位で兵が減る。それを狙っているんじゃないかと思ってな。」

マルス「十分、ありえますね。貴族達がいないはその性かもしれませんね。」


デリット懸念は当たっていた。南の盟主、レインズ侯爵はマルス魔法騎士団を恐れていた。少数でも破壊力のある魔法をもつ集団だ。だが少数である為に広大な領地である。南はマルス達にとってその広さが致命傷になると考えたのだ。少ない人員をさらに少なくさせる事で自分たちの優位性を高めていく事に成功していた。

貴族達の領地もマルス達が、荒らすことは絶対しない事は知っている為に、一時領地を明け渡し、自分たちの勝利後に治安の安定した領地を取り戻す作戦であった。



マルス達はレインズ侯爵領にたどり着くまでに十数か所の領地に兵を残すことになっていた。現状兵力はデリック騎士団300とマルス魔法騎士団、150である。


そしてレインズ侯爵の誘導に乗る形で戦場に誘い込まれていた。


                     (レインズ軍)

                      本陣(200)

               500       500      500


               300       300       300                    

             200  200  200  200  200  200  200    

          200           奴隷兵1800          200

        200                              200

        200                              200

                   ( 敵迄800Mです )

 

                     兵士100+騎士50

               騎士50   騎士50  騎士50  騎士50   

             魔10  魔10  魔10  魔10  魔10  魔10                   

                        騎士50

                   ( マルス・デリック軍 )


マルス軍とレインズ軍は対峙したが、圧倒的な戦力差があった。レインズ軍はマルス達の事をよく研究している。兵が固まらな用に各貴族達に200の兵を持たせ配置している。少数ならば魔法を撃ち込まれて被害が少なくて済むからだ。


デリ「マルス、どう攻める。」

マルス「デリックさん、多分ですが敵陣系から言ってうちが敵に突撃したところを各200隊が包囲する作戦でしょう。魔法を放っても被害は200で済みますからね。」

デリ「嫌らしい作戦だが、有効だな。」

マルス「ですね。だけど魔法士たちは何十発も撃てることを知らないのでしょう。普通は大魔法1発又は2発を撃てば魔法使いは使い物になりません。ですがうちは違いますから問題ないです。」まぁ何十発も撃てるのは25人だけですけど。後の25人でも8発撃てますので、大丈夫でしょう。」


デリ「騎士たちも身体強化と魔法を使える問題ない。」


レインズ軍の魔法使いの騎士たちは本陣とその前面の騎士たちの集団だけであった。他は魔法は勿論、身体強化すら習得していない。


レイ「軍師、敵の様子は如何か?」

軍師「レインズ様、敵軍は我が陣形を看破しておりますが、問題になりません。敵軍は最大集団である、最初に戦闘になるのは奴隷兵です。奴隷兵と戦闘している間に包囲殲滅いたします。弓により全方向から矢が飛んできます。敵軍約500未満等、物の数ではありません。」

レイ「そうよな、我が軍は6000、敵は500以下それに4000の兵で500を囲み殲滅だな。負ける要素はないな。よしワシも前に出るぞ。敵が殲滅される様を見てみようではないか。」




マルス「全軍前進。」


マルスの号令によって全軍450は前進していく。歩いて一歩一歩前進する。敵軍はまだ動かない。

マルス軍は敵迄(奴隷兵)距離400になった。まだ前進していく。敵もまだ動かない。


魔法士「距離300」


マルス「魔法隊、最初は全隊で正面の敵約2000に3発撃ち込め、その後は1,2番隊は左翼の陣を各攻撃、4,5番隊は右翼の陣を各攻撃、中央へ攻撃。放てーーーーーっ。」



1番隊から5番隊の一斉連射、魔法は圧巻であった。奴隷兵1800は攻撃手段もなく。ただ撃たれ焼かれるしかなかった。大魔法3発で奴隷兵は壊滅した。大魔法を撃った後、兵士・騎士150が、正面的に向かって突撃する。

その後に各騎士隊50騎×4も続く。



マルス・デリック軍、150の突撃は奴隷兵の屍を乗り越えて、正面200に攻撃するが奴隷兵攻撃で少なくない被害が出ていたこともあり、一撃で瓦解した。そして奥300に突入していった。

敵軍も当初の予定、奴隷兵にて戦闘の予定であったが、多少狂っても問題なしとして各200はマルス達を包囲するために左右の隊が動き出す。


だが、マルス達は普通では無かった中央を突撃した150は平


レイ「何だ、あの連中は非常識だ。ありえない。」

軍師「・・・・・」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ