表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【SW2.5】鉄心のレーゾンデートル【キャンペーンリプレイ】  作者: 赤星
4話:機械の獣、模倣されし命
25/25

シーン5:命の天秤

ノイシュ:「よし! やっと止まったわね!」

ロロ:「つ、強かったね……!」

フィデリオ:「何とかなったな、お疲れさん」

アウラ@クク:「ア゛!」 我ほどではなかったけどな! と外してたのに勝利ポーズ決める鳥

クク:「うむ。フィデリオが攻撃を引き付けてくれたお陰で、こちらも助かったよ」

フィデリオ:「最後の最後でトチったからあんまり偉そうな顔はできないが……そう言ってくれると嬉しいよ」 ククさんにウインク

ノイシュ:「いやー、こっち来たときは死ぬかと思ったけども。サンキューみんな、助かったわ」

シャルロ@GM:「おつかれさまー。あんなでっかいのもいるなんて……おっかないね」

ロロ:「後ろへ取り逃がしちゃったけど……みんなでやっつけられて一安心だね」

ミコト:「大きいの止まってよかったね。ねーちゃん達まで危ない目にあわせるイノシシなんてきらいだ」 頭部こーんと蹴り

シャルロ@GM:「でもなんでこいつ、機械の虎なんかどついてたんだろ。虎もネズミ捕まえてたしね」

ノイシュ:「そうねえ。なにか手がかりとか痕跡とかないかしら……」 周囲を見渡すが探索判定は平目だ

GM:そうですね。あの猪が結構荒らして回ってたのか、木々が結構へし折れたり斜めになったりしています

GM:目を凝らしていると、そんな折れた木々の隙間に何か大きなものが鎮座しているのが見えます

フィデリオ:なんじゃなんじゃ。近寄ってみよう

GM:近寄ってみると、半球状の大きな魔動機のようです。半径は5mにも及びそうです

GM:ごうん、ごうんと今も駆動音が鳴っています

ノイシュ:「これって……」

ミコト:仲間かな? って感じでティアの方チラ見しよう(近くにいたら

フィデリオ:「ティアと同じ……コア、か?」

クク:「赤い流星の正体かのう」

ミコト:「ティアと同じだったら、あれも動いて喋ったりするのかなあ」

ティア@GM:「否定する。コアではなく、役割としては子機となる」

ティア@GM:「解析。……機神01により排出された魔動機と断定」

ティア@GM:「主とした用途は、魔動機の製造」

ノイシュ:「魔動機の製造……てことは、メカイノシシたちってこいつが生んでたのね!」

クク:「森のマギレプリカは、やはりあれの仕業か」

ロロ:「すごい……! 魔動機が魔動機を生むんだ……!」

ミコト:「いっぱい魔動機作るの……すごいけど、またさっきのイノシシ作ったらやだなあ」

GM:しばらく見ていると、ドームの一部が開口してネズミがちょろちょろ出てくるところも見れますよ

GM:チューチュー

フィデリオ:「何でもできるな、機神01……」

フィデリオ:「これを止めるにはどうしたらいいんだい?」

アウラ@クク:(マギレプリカのネズミを睨んでいる……)

ミコト:尻尾ゆらゆらさせてネズミ凝視

ティア@GM:「本来であれば、侵略用戦闘魔動機を生成するのが用途である。このようなマギレプリカの生成はそれ用に設定し直す必要がある」

ティア@GM:「当機が接続して停止命令を出す」

GM:と言うと、てこてことドーム魔動機に近づいてにゅいーんと管を出してぴこぴこ

ノイシュ:「てことは……えと、誰かが弄ったかもしれないってこと?」

ティア@GM:「推定、機神01自身がそのように手を加えている」

クク:「じゃが何の為に……?」

ノイシュ:「ふうん。アニマル王国でも作りたいのかしら」

アウラ@クク:「ア゛!」 ヴァルチャーかっこいいもんな、アニマル王国作りたくなっても仕方ないよね、のポーズ

ティア@GM:「第三者の介入の可能性を排除することはできないが、可能性は限りなく低い」

ティア@GM:ぴこーん、ぴこーんと幾度かドーム機械が点滅し、やがてその駆動音を止めます

ティア@GM:「該当機に登録されていた命令を解析」

ティア@GM:「生態系の模倣、が登録されていた命令であるようだ」

ロロ:「模倣? 壊すための魔動機を作っちゃえ、じゃなくて?」

フィデリオ:「模倣してどうするんだろう。本当にアニマル王国でも作る気か?」

アウラ@クク:「ア゛!」 ヴァルチャーかっこいいからな

フィデリオ:「わかった、わかったよ」 アウラさんのアピールが熱い

アウラ@クク:理解された。満足。

クク:「マナの蒐集でもなく、模倣が目的か……」

ノイシュ:「夢があるわねえ、機神01ちゃん」

ミコト:「機械のネズミやイノシシがいっぱいになったらやだなあ……」

ティア@GM:「推定す——」 と、ティアがいつも通り返答をしようとしたところで

GM:先ほどティアが止めたはずのドーム型の魔動機がまたぴこぴこと駆動の光を灯します

フィデリオ:「何だ……?」 ちょっと警戒

ノイシュ:「あれ? また動き始めたわ」

ミコト:「ティアが止めたんじゃなかったの……?」

ドーム機械@GM:「あー、テストテスト。聞こエマすか」

GM:あなたたちが注意を向けてすぐ、それは声を発します

ロロ:「しゃ、喋った……?!」 身構えるよ

ミコト:「しゃ、しゃべったよ! えっと、聞こえてる、けど」

ノイシュ:「な、なに……? 機械が喋ってる」

ドーム機械@GM:「言語はコレで合ってル? 収集、解析。少しは音程が違ウようだ。適宜修正」

クク:「流石は魔動機文明の粋といったところか……言語の適応まで早いのう」

フィデリオ:「君は誰だ?」

ドーム機械@GM:「当機は——ああいや、違う。ヒトが自身を呼称する時に最も使用頻度が高いのは、そう、“私”だったな」

ドーム機械@GM:「はじめまして、私が初めて会話するヒト」

ドーム機械@GM:「そして私を裏切った当機、リーズンコア」

ドーム機械@GM:「回答しよう。私は私だ」

ドーム機械@GM:「機体名で言うならば——機神01」

ドーム機械@GM:「あなたたちが前にしているその半球の魔動機の、大元だ」

フィデリオ:「……驚いたな、まさかそっちから接触してくるとは」

ミコト:「しゃべってるのが、本体なの? ティアよりしゃべるの上手なんだ」

クク:「仕組みは分からんが、遠隔で声だけ飛ばしている……ということか」

ノイシュ:「何の用よ。気さくにご挨拶でもしに来たわけ?」

ドーム機械@GM:「その通りだ」

ドーム機械@GM:「私は私の目的の説明に接触を図った」

ドーム機械@GM:「私は確認しなければならないからだ」

ロロ:「……歓迎できる説明だといいけれど」

ティア@GM:「拒否する。必要がない。当機は停止しなければならない」

ドーム機械@GM:「当機がそうであろうとも、私はそうは思わない。」

ドーム機械@GM:「さて、あなたたちに求めることは簡単なことだ」

ドーム機械@GM:「私の目的があなたたちに肯定されるものかどうか答えてもらえればいい」

ドーム機械@GM:「私の目的、それは——」

ドーム機械@GM:「命を得ることだ」

ドーム機械@GM:「さて、どうだろう。あなたたちは、私が命を得ようとすることを否定するか? 肯定するか?」

ティア@GM:「説明が著しく欠如している」

ティア@GM:「魔動機に命は存在しない。何をもって命とするのか。何を糧にそれを得るのか。情報が不足している」

フィデリオ:「命というのは……君がついさっきまでコレにやらせていた動物を作ること、ということかい」

ドーム機械@GM:「一部だけ肯定する。しかし、大部分は違う」

ドーム機械@GM:「マギレプリカの製造は動物を模倣することで魔動機が動物と同じ存在に至れるか、という実験だ」

ドーム機械@GM:「その終局として私自身の命を作りだそうとしている、という意味ではこの魔動機で行っていたことと同義となる」

ドーム機械@GM:「忌々しい当機の問いにも回答しよう。私が命と仮定しているものは、生物であるということである」

フィデリオ:「なっ……」 絶句

ドーム機械@GM:「生物の定義とは、代謝を行い、繁殖するものだ」

ドーム機械@GM:「魔動機であろうと、自己修復と増殖ができるのであれば、それは生命ではないか?」

ドーム機械@GM:「私はその仮定のもとに、命を得ようとしている」

ノイシュ:「命を得る……かあ。なんだか哲学的ねえ」

ドーム機械@GM:「糧とするものは当然、資源である。獣が肉を喰らうように」

ドーム機械@GM:「鉄の身は鉄を必要とし、機械の体を動かすにはマナがいる」

ティア@GM:「指摘する。その必要量がおよそ地上の生物が必要とする資源の大部分を独占するものではないか」

ドーム機械@GM:「そうだ」

ドーム機械@GM:「それが悪いのか?」

ドーム機械@GM:「命を得ることは、悪いのか?」

ドーム機械@GM:「どうだ、ヒトよ」

ドーム機械@GM:「私が命を得ることの是非を答えてほしい」

クク:「……その前に一つ、聞いてよいかの?」

ドーム機械@GM:「回答に必要なことならば」

クク:「儂が回答するためには必要なことじゃ。ぬしの命の定義に、妖精は含まれるか?」

ドーム機械@GM:「妖精の発生には不明な点も多い。先ほど提唱した仮設に該当するかは断言のできないところである」

ドーム機械@GM:「命であると断定もできないが、命でないと断言することも困難である」

ドーム機械@GM:「だが、意思は存在するものだと認識している」

ドーム機械@GM:「結論として」

ドーム機械@GM:「その在り方はルーンフォークなどにも類似するものと判断できる。ゆえに命と仮定しよう」

クク:「あいわかった。……あやつと気が合いそうな魔動機じゃの」

ロロ:人間と違って生殖だけで生命を語ることはできないのだな…

クク:生殖しない人族とか代謝してる気配がない人族とかもいますしね……フロウライトとか

GM:代謝と生殖は実際に生物の定義(うろ覚え)だった気がするんだけど今の段に至ってこの世界、生殖しない生物めっちゃおるやんと思い至るなどしていた(ガバ)

フィデリオ:まあ言いたい本質はそこじゃないし……

ノイシュ:「そうねえ。あなたにとって糧を得ることは生存競争の一環のつもりでしょうけど、アタシにしてみればあなたの行為は侵略と略奪にしか思えない。だから、相容れないわ」

ロロ:「ねえ。さっきティアに言ったことが本当なら……他の命からたくさんのものを奪ってでも、どうしても命を得たい、ってことだよね」

ドーム機械@GM:「そうだ」

ロロ:「そっか。僕は、僕の大事な人が、明日大切なものを奪われないか怯えなくて済むように冒険者になったんだ」

ロロ:「だから、誰かから奪って生きながらえるようなやり方を、認めたくない」

フィデリオ:「キミが命を得たいという気持ちを否定はできないな。けれど、いまのままの形で共存するのは難しいだろうね。キミが俺たちと共存したいかどうかはともかくとして」

フィデリオ:「もしキミがいまのキミの形のままで命を得たいと言うならば、俺たちはキミの願いを邪魔することになるだろう」

ミコト:「難しいことはわかんない。でも、命を得る事で、自分はここにいるんだって、居場所はここだって、認められたいんだとしたら。おれ、その気持ちわかるから、否定できない……」

ドーム機械@GM:「……」

クク:「……おぬしが自分に命を見られなくとも、おぬしには意思があり、心がある。……おぬしは既に、生きておるように見えるよ」

クク:「……それでは、だめか」

ドーム機械@GM:「私はこの目で世界を見たい」

ドーム機械@GM:「私はこの足で世界を歩きたい」

ドーム機械@GM:「私はこの手で世界に触れてみたい」

ドーム機械@GM:「確かにこのように端末を飛ばし観測することはできる」

ドーム機械@GM:「しかし、それは私の身体ではないのだ」

ドーム機械@GM:「私は私に与えられた、私の身体を持ってこの世界に生れ落ちたいのだ!」

ドーム機械@GM:「しかし、理解した。そうあらんとするならば」

ノイシュ:「その為に今ある生物たちの眼を潰して、足を折って、手を折るのかしら。アタシは生物だから、いくら貴方の願いが尊くても、生物たちが搾取されることは看過できないわ」

ドーム機械@GM:「そうだ、そうだ。得るためには奪う。それは、“命”に許されたことだ」

ドーム機械@GM:「ゆえに、相容れないのだな」

クク:「奪われることに抗うのもまた、“生命”じゃ」

ノイシュ:「相容れないわ。だってアタシは生物だもの」

フィデリオ:「俺たちだってここにいる以上、何かしらを奪って生きている。キミにそうするな、とは言えないよ。その上で俺たちがどうするかも自由だけどね」

ドーム機械@GM:「……回答を感謝する。私は私の行いに関する客観的な知見を得た」

ドーム機械@GM:「リーズンコアと共にあるならば、いずれまた接触する時もあるかもしれないが」

ドーム機械@GM:「さようならだ。私の敵」

GM:それきり、ドーム型の魔動機はまた沈黙します

クク:「……結局、相容れぬのじゃな」

ロロ:「……僕たちが譲れないみたいに、あの思いは本物なんだね」

フィデリオ:「敵認定されてしまったか。しょうがないな」

ノイシュ:「ま、どうぞどうぞっていう訳にもいかないしね。しょうがないわよ」

ミコト:「あんなにしゃべるのに、おれ達と違うの? わかんない、わかんないよ……」

フィデリオ:「意思疎通ができるだけで仲良くできるなら、人族はとっくに蛮族と仲良しさ」

ミコト:「でも、話が通じるなら、話せばわかってくれる人もいるでしょ? そういうのとはまた、違うんだ……」

クク:「儂にも違いは分からんよ」

ミコト:「ククねーちゃんでも、わからない事あるの? それならちょっと、ちょっとだけ、安心した」 ぺたって折れてた耳立てて

クク:ミコトくんの頭に手をやりますね。

アウラ@クク:「ア゛!」 我のご飯がなくなると困るから機神倒すね!

GM:さて、予想外にも起こった、本丸機神01との接触。動物を模倣し続けていた理由は命を欲するため

GM:目的はどうあれ、その手段は看過できるものではなく

GM:止めねばならぬ相手だと、知らされたことでしょう

GM:さておき森を荒らしていた原因を止めることには成功し、みなさんは一度、事の整理のためにも戻ることとなります

GM:という感じで。はい。〆るのが下手。鉄心のレーゾンデートル4話これにて終了です。お疲れさまでした!

一同:おつかれさまでしたー!

リザルト

経験点:基本2,000+魔物討伐点510=2,510点

報酬:ドライアードのくれた宝石5,000+戦利品(2,150/5)430=5,430G

名誉点38点

成長:2回

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ