二話 獣人だ
これは僕と神王の暇つぶし…なのだ!
神王は今崖の上にいる。しかしその神王を前話までの神王と同一視出来るか?否できない。なぜなら彼の種族は今、
「獣人だ」
ピンと立った三角のもふもふな耳に、腰の辺りから生えてるフサフサな尻尾。それは獣人と言われる種族の特徴だった。
「下界に来たら獣人になっていた僕はどうすればいいのか、取り敢えずステータスだ。[ステータス]」
ステータス
アルフィス
年齢:12
種族:獣人(白狐)
性別:♂(♀化可能)
職業:無職
Lv.1
HP 測定不能
MP 測定不能
攻撃力 表示を諦めたよ
防御力 表示を諦めたよ
魔効力 表示を諦めたよ
魔防力 表示を諦めたよ
俊敏力 表示を諦めたよ
器用 表示を諦めたよ
知力 表示を諦めたよ
魅力 誰もが君の虜さ
適正属性 全適性
スキル
全スキル所持
固有スキル
全固有スキル所持
神スキル
全神スキル所持
(スキル以外よくわからん。まずはなぜ名前があるの?神はノーネームしかいないよ?…あっ神じゃないからか。下界の生物は名前を決めないといけないのかァ、大変だねぇ…それで僕は白狐になったのね?びゃっこなら白虎の方が良かったけど、まっいっか。性別はどっちもってことでいいかな?変換可能みたいだし。Lvはいいとして、このLvと釣り合わないステータスはなんなんだ。表示を諦めたよ、って…頑張れよ…頑張って表示してくれよ。でスキルはいつも通りね。それはいっか別に。気にすることではないな。ふう、粗方確認し終えたから…寝るか)
神王は創造スキルで屋敷を作り出し、寝室に行って眠りについた。冒険しろやゴラ。
これは僕と神王の暇つぶし…なのだ!(既視感)