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僕たちにはいつも壁がある  作者: 磯辺裕
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プロローグ

初めまして、磯辺裕です。今回が初めての作品なので至らぬ所が多々あるとは思いますがどうかお付き合いください。今回はプロローグなので、登場人物の名前などは一切書いていませんのでご了承ください。

人は生まれる前、もしくはその後に何かしらの壁が立ちはだかっている。例えば、生まれる瞬間は母親も大変だが生まれる本人も外に出るために頑張らなくてはならない。そして、外に出ても何かしらの事故によりこの世を去ってしまうということも珍しくはない。 僕も生まれた時にへその緒を首に巻きつけていたためにもう少しで死んでしまうというところまできていたというのだからたまったもんではない。まあ、こうして今元気に過ごしているのだから結果オーライである。だけど、いつの日だったかな、母さんの知り合いの人の子は生まれた時に僕と同じような状況で亡くなってしまったらしい。壁は誰にでも等しく立ちはだかってくる。だけど、それを乗り越えられる人もいれば乗り越えられない人もいる。そして、乗り越えられるだけの力を持っていても不運にもそれができないという人もいる。本人のせいでそうなったわけでもないのに、結局損するのはその本人だ。そういった壁は事前に知りさえすれば対処はできるかもしれない。でも、壁はいつだって誰もが予想しない時に訪れる。大規模な災害や事故という壁は誰もが予想しないまま訪れるから被害者が出てしまう。そして、今年中学2年生になった僕にも壁が立ちはだかってきた。その壁は周りから見れば些細なものかもしれないが僕にとっては生まれてから14年のうちに遭遇したことのないような壁だった。もちろん、僕は抵抗した。しかし、その壁を作った元凶である人にはこう言い放たれてしまった。

「君に選択肢をあげよう、ハイかYesだ」。

なんだろう、前半の言葉には希望があるのに後半の言葉には絶望しかない。そう思いながら、ただただ僕は今の状況が夢なら良かったのにと思っていた。そんな雨の日の出来事だった。

いかがだったでしょうか?今回はプロローグということもあり、登場人物は出ませんでしたが次回から徐々に出していこうと思います。次のお話は時期は未定ですがなるべく早く出したいと思います。これからも宜しくお願いします!

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