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世界観and登場人物

世界観と登場人物を少し更新しました。


詳細は下部にかかれてあります。

〜世界観〜



 九州の南国にある鹿乃谷市。人口は四万人程度の小さな町。風光明媚で漁業と農業が主産業の町。観光宣伝はあまりなく、財政難に厳しい市政を迫られている。その厳しい経済状況に主人公は慎ましやかな生活にも影響を受けている。


 鹿乃谷市にある小さな商店街、此乃谷(ここのや)参道商店街。通称、此参(ここさん)


 商店街を抜けると此乃谷観音と呼ばれる観音様が町を見守るように、小山の頂きに鎮座している。名物は無いけれど、町の人たちは絶えることの無い温かさでいつも町を包みこみ、事故、事件件数がこの三ヶ月、一件も起きていないという記録を更新している。




〜此乃谷参道商店街〜

 ・此乃谷観音に続く参道沿いに並ぶ商店街。精肉、魚屋、青物屋、パン屋、工務店、雑貨店、服屋、弁当屋など、周辺住民の生活の品は一通り揃っている。週末は臨週に朝市が開かれることもあり、多くの人で賑わう。四月、八月、年末年始は、此乃谷観音での祭事に参道沿いは露店が百件近く並ぶ。



〜ひまわりのアパート〜

 ・主人公が暮らす築四十一年の木造アパート。隣室の生活音は筒抜け、風呂なし、トイレ共同。近所の子供たちの間では、幽霊が出る、夜な夜な霊がアパート周辺を徘徊しているなどと噂されているが、何故か空室はない。大家の所には未だに空き状況を確認する連絡が尽きることの無い、大家ですら不思議に思っているアパート。此乃谷駅より徒歩七分、商店街まで徒歩一分。此乃谷小・中学校まで徒歩七分の好立地。



〜此乃谷観音〜

 ・鹿乃谷市にある小さな山、標高四百二十七メートルの此乃谷山のほぼ山頂付近にある観音。参拝客、観光客の参拝の他にも地元の学生のデートスポットとしてもその景観には定評がある。夕陽が美しいと毎年多くの写真家が撮影に訪れる。観音は安産、恋愛成就、家内安全、無病息災など。毎週木曜日は観音寺の住職による読経、写経の講習会が開かれている。階段は八百段を超え、地元の大人たちは車で来る。地元の女子高生は足が太くなると階段を好んではいない。それでも、恋愛成就の定評に昇る。足が太くなろうとも。



〜此乃谷中央高校〜

 ・主人公たちが通う高校。男女の制服が三年に一度、文化祭でのデザインコンペで決まると言う生徒主体の行事が人気を博す公立高校。去年の修学旅行は世界的感染症により、国内に変更され、本年度は海外に戻る予定だが、何故か生徒たちは国内旅行を希望し、現在生徒会主催の署名活動が行われている。何かと教師たちの決定を生徒会が生徒を団結させて予定を変更させる、生徒の力が若干強い学校だ。やり手の生徒会長の仕業が主。


 

〜此乃谷駅〜

 ・JPR(日本鉄道)観音都市線、各駅停車が停車する駅。朝七時と夕方六時以降は満員電車に混雑を見せる。主な利用者は学生と会社員。昼間は静かな駅舎に野良猫が良く昼寝をしている。鹿乃谷市の中心地、陵ヶ峰までは普通で二十五分。下りと上りの、水神橋駅と戸野ヶ谷駅には快速電車が停車する。




 その他の地域は、登場する毎に新たに掲載されていきます。





 〜STARRING〜



 

 桜木 駿 ( さくらぎ しゅん )


 《身長:176cm 57kg 8月8日生 17歳》


  「これは、日課なんだよ。悲しいわけじゃないからなっ」



 ・物語主人公。


 ・中学三年の頃に、両親を交通事故で無くし、しばらくは放心状態に陥っていた。自殺未遂を起こしたこともある。腕にはその時の傷跡が今も残っているが、今は毎日を有意義に取り戻している。

  現在は縁戚の運営するアパートに暮らしながら、生活の補助で生計を立て、バイトを考えている。

  家事万能、成績普通、帰宅部、貧乏生活苦労者。ただし、貯金はある。






 姫宮 沙奈 ( ひめみや さな )



  「駿ちゃん、一緒にウチで暮らせば、お金かからないんだよ?」

  


《 身長:163cm B:89 W:64 H:87  乙女の秘密kg 6月4日生 19歳 》



 ・駿が生活するひまわりのアパートの大家の娘。駿とははとこの関係。中学三年で始めて顔を合わせて以来、落ち込んでいた駿に甲斐甲斐しく世話を焼く、母親の手伝いをしていた。

 駿より二歳年上で、現在は鹿乃谷大学一年在籍。現在では弟のように何かと駿を気に掛け、面倒を見ようとするが空回りし、最終的には駿に世話をしてもらうこともしばしば。

 商店街では顔が広く、買い物に出れば買うもの以上にサービス品が多いことを自慢にしている。だが、駿はそれをこっそり店に返品をしていることを言うことはなく、店主の奥さんたちの中では、その行動は暗黙の了解のように誰も何も言わない。






 此乃芽 ( このめ ) 愛称:こー。もしくはこーちゃん。


 

  「―――貴方は、私の運命の人です」


 《 身長156cm B:78 W:49 H:77 45kg ?月?日生 ?歳 》



 ・長雨の夜、銭湯から帰ってきた駿の前に現れた謎の少女。白無垢姿で、ハの字に駿の前に傅いていた。此乃芽曰く、自分は此乃谷観音の恩恵を受け、顕現した精霊だそう。昔の駿のことを知っていて、何故か部屋にある仏壇をいつも整然とさせ、線香を焚くのが日課。自在に姿を消したりが可能で、駿が学校に行っている間に家事をこなし、妻を気取るようになる。

 駿は幽霊だと恐れていたが、何とかしてその誤解を解こうと、毎晩駿の枕元で愛を囁いては、何故かそれが悪夢になってしまい、翌朝駿に追い出され、ドアの前で泣くことはもはや茶飯事。風呂が大好きで、銭湯に行く度に二時間は帰ってこない。





 友坂 悠 (ともさか はるか)



 「いよっ、この女……精霊誑しっ!」


《身長163cm B:ボン W:キュ H:ボン 馬乗りにはちょうどよ?kg サンタさえいなければ、お祝いを独り占めできたのに、日生 22歳》


 ・源氏名、ゆう。ホステス。スタイルには自信があり、日々垂れないようマッサージを欠かさない。仕事とプライベートは別人で、駿の隣室でよく部屋に転がり込んでくる。言葉通りに。アルコール依存な程に飲む事が好きで、ホステスも金ではなく、美味い酒が飲めるからと現在店ではNo.3。プライベートはダメダメ女。ひろみや駿の手助けなしだと、まず生活出来ない。たまにふらりと家出をしては、数日戻らないことがあるが、週末には必ず帰る帰巣本能の持ち主。駿には佐奈とはまた別に、姉貴ぶる。最近のマイブームはウォッカと塩で晩酌。





 七瀬 まこと (ななせ まこと)


 

 「おーっす。って、うおっ!? な、なんじゃこりゃあぁぁぁっ!?」


《身長:最近計ってねぇけど? B:え? 男だぜ? W:いや、だから男だって H:あのな? 俺は男だっつーの。 体重:明日風呂行ったら計ってくるよ。 2月29日 4歳 ←いやいや、16だよっ、高二だっての》


 閏年生まれ。口調は男なのだが、髪を伸ばしているせいか、顔つきはまるで女。声も女。女子からも肌の保ち方など聞かれるほどに見た目は女だが、遺伝によるもので何もしていないと、本人談。下級生男子からの告白は、週一の割合。主に金曜が多い。駿の暮らすアパートに、寮がない高校のため、下宿と言う形で生活している。ナニがついているのが未だに何かの間違いだと、駿もたまに見惚れる美しさを持つ、駿の親友。






 綾瀬 奈津美


 「桜木さん、憑かれてますね。肩でもおモミしましょうか―――?」


《身長:152cm B:75 W:46 H:78 41kg 1月16日生 16歳》


 ・駿とは同学年で、実家は此乃谷観音のある此乃谷観音寺。巫女ではないが、手伝いで祭事の時は舞を踊らされる。物静かで心優しく、商店街店主の親父たちの心のオアシスとされている。佐奈とは去年は生徒会で先輩後輩だった。ちなみに現生徒会書記。それ以前に幼馴染として仲は良い。霊感があり、よく不穏なことを言うこともあるが、除霊も出来、たまに依頼者が来ては相手にしている。此乃芽が駿のところに現れてから、何かと駿の相談を受けていて、クラスメイトではないが、交流を深めている。言っていることが噛み合わないことも多く、その誤解を解こうともしない面倒臭がり屋な一面もある。身体の小ささは仕様だと言っている。






 柚木 健悟 (ゆずき けんご)


 《身長:178cm 64kg 11月23日生 25歳》


 「もちろん、愛しているよ。……って、誰にも言わないでくれよっ!」



 ・ひまわりのアパートの駿の隣に暮らす若夫婦の旦那。何かとクールを装う。実は愛妻家であるが、本人はそのことを隠しているつもりだが、いつも顔にはっきり出ている為、駿にいつもからかわれている、陵ヶ峰にある会社で働くサラリーマン。夫婦で昨年入居してきたが、駿にとっては、何故のこの不便なアパートに越してきたのか、未だに分からない、風呂仲間でもある。何かと駿に助言をするが、相談を持ちかけるのは、いつも健悟から。






 柚木 ひろみ (ゆずき ひろみ)



 「あらあら、これでウチと同じ夫婦ね?」


《身長:162cm B:ひ・み・つ! W:何のことかしら? H:今、頑張ってるの! 3月27日生 二十歳までしか数えられなかった歳》


 ・健悟の妻。健悟とは高校の同級生。つまり25か26歳。物腰柔らかで料理上手。たまに駿に夕飯のおかずを差し入れしてくれる。家事と旦那が好きな専業主婦。 お菓子と噂話も大好きで、ダイエットをしているらしいが、効果はお菓子と相殺で変化はない。猫を飼いたいと思っているが、健悟が猫アレルギーで日々悩んでいるようで悩んではいない。何しろ、アパート周辺、駅、此乃谷観音には野良猫が沢山いるため、それで満足している。駿の家に此乃芽が現れて以来、何故か主婦仲間となり、此乃とタイムセールを手分けしている。意外とおちゃめ。





 


 結城 みぃな  (ゆうき みぃな)


 「……駿、あんた女の子のあたしに振り向かないっておかしいんじゃないの?」


《身長:158cm B:78 W:57 H:76 9月27日生 16歳》

 

 ・駿、まこととは昔なじみ。沙奈、悠とも知り合い。此乃谷中央高校で生徒会長を勤める。お茶目で気さくな性格から、友人も多く、生徒会長として人気も定着している。だが、語りだすと熱くなる癖があり、時には一人で語りだしたら数十分は、他人に口出させる暇を与えないくらいによく喋る。面倒見はよく、駿とまことの生活事情を知っていて、色々と気に掛けることもあるが、日常生活においては駿とまことは沙奈やひろみに色々と助けられている為、なかなか行動に移せないことを、実はちょっと悩みにしている。快活で明るく前向き思考のせいで、思わず言葉と同時に手が出ることもしばしば。

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