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天竜族の里

草の匂いがする。

気持ちの良い風が吹いている。


どうやら草の絨毯の上に寝転がっているようで、感触が気持ちいい。


寝ていたのか?

気を失っていた?


良く覚えていなかったが、今はそんな事どうでもよい。

このまま横になってゆっくり眠っていたかった。


そういえば最近、独りでゆっくりする事などなかったな。

暫く、今の状況を堪能していた。


だがそんな時間は長くは続かなかった。

僕を揺さぶりながら起こす声が聞こえてきた。


「翔殿、翔殿、起きなさい」


聞こえない振りをして、暫く眠っていようかとも思ったが、ふと、ここは何処だろうか?

疑問が湧いてきた。

そもそも周りの状況を確認していないのに安全だと言い切れるのか?


やはり起きるしかなさそうなので、僕は渋々目を開けた。


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